10月14日(木)「ホウレンソウ、白菜の成長と追肥 & 小豆の収穫、順調に」

10月14日のなのはな

 秋冬野菜と言えば……何が思い浮かぶでしょう? わたしは真っ先に、葉物野菜が浮かんできます。夏にはあまり見かけない葉物。夏は夏でナスやピーマンが美味しい! と思うけれど、少しずつ冬が近づいてくると、自然と身体も緑色の葉物野菜を求めているような気がします。冬の寒い時期の熱々のお鍋やお味噌汁には欠かせない、そんな冬の定番の葉物野菜たちが順調に成長しています!

 今季、第1鉄塔畑が葉物畑になります。全44畝あるうち、約25畝がホウレンソウ、10畝がコマツナ、9畝で水菜を育てる予定です。それぞれ野菜ごとに種まき時期を1~2週間ほどずらしていて、弾数を分けて植え付けています。
 現在はホウレンソウが第3弾まで、コマツナが2弾、水菜が2弾まで植わりました。畑に行くたび、広がる景色に少しずつ緑色の面積が増えていくのを感じると嬉しくなります。

 

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 そのなかでもホウレンソウは、冬の主力野菜として力を入れています。前年度より株数を増やし、全6弾まであります。
 しかし悔しいことに、1,2弾は種まき後の発芽率が奮いませんでした。何が原因なのか? その答えは土質と水の量に行きつきました。第1鉄塔畑は土が粘土質で、すぐに土が固まってしまいます。そのため、芽が出ようとしたときに、土が固くて芽が出られなかったのです。試行錯誤の末、種を培土でサンドして蒔くことで、その原因を打破することができました。さらに水やりの頻度を朝夕の2回たっぷりと与えることで、先日に蒔いた第3弾は発芽率がほぼ100パーセントにまで届くことができました。

 畝に沿って、ビシッと並ぶホウレンソウの芽を眺めているだけで、まるで自分まで肯定されているような気がします。野菜を育てることは、わたしたちが野菜に何かを与えているだけではなく、こんなふうにわたしたち自身が野菜に気持ちを育ててもらっていると感じることもあり、だから野菜と向き合うことに大きなやりがいがあるのだと思います。

 1、2弾の発芽率は完全ではありませんでしたが、それでも芽が出たものは、日に日に大きくなっています。ホウレンソウの芽は双葉が縦長で、幼いときは全然ホウレンソウの見た目には程遠いのに、いつの間にか遠くから見ても、「ホウレンソウだ!」とわかるくらいに葉をピンと広げ、伸び伸びとしているから不思議です。

 

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〈下町川畑で、ダイコンのネキリムシ対策も行ないました〉

 

 今日は成長の勢いをさらに助けられるように、鶏糞を施しました。1回目の追肥です。株周りに円状に鶏糞を施し、軽く中耕をしてから土寄せをしました。
 手入れと同時に、1,2弾のネットを回収し、3弾に移し替えました。つきちゃんと協力体制でネット掛けを進め、隣の畝ではまおちゃんが根気強く、草取りを進めてくれていました。限られた時間のなかで、3人で協力し合って、ホウレンソウが育ちやすいように畑を美しくしていけた時間が気持ちよかったです。

 続いての葉物は、白菜。午後からは、まちちゃんたちと、夕の子畑に植わっている白菜4弾の手入れを進めました。畑に着くと、目を疑いました。第1弾が、なんと草丈30センチほどまでに大きくなっていたからです! ネットを持ち上げんばかりの勢いで、なかには結球が始まっている株もありました。みんなで畝立て選手権をしたことや、植え付けをしたのがついこの間だったかのような気がして、白菜の生育の速さに驚きました。もうじき、白菜縛りの作業も始まるのかなと思うと、この日はまだ暑かったけれど、冬の寒さが確実に近づいていることを感じました。

 

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 4弾は植え付けから約2週間ほどで、害虫被害が出ているとのことで、みんなで害虫チェックと敷き草対策をし、牛肥も施しました。まちちゃんの指揮で作業は流れるように進み、少人数でしたが畑中に声掛けが飛び交い、活気がありました。みんなの勢いのなかで畑を駆け回っていると、身体が自由になったような力でいっぱいになりました。

 野菜の生育を願いながら、目の前の1株1株に肥料を与えたり、手入れをして、周りをきれいにしていると、本当に野菜たちも喜んでいるように思えました。今、自分たちが行なったことが、必ず野菜にとってもプラスの効果に繋がるのだと信じると、全てに意味があるように感じて、良い作業がしたいと思いました。

 

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 追肥をしながら、(1回目の追肥日を覚えておかないとな……)と思い、今日の日付を思い出したら、絶対に忘れないと思いました。10月14日。そう、お父さんの誕生日です。お父さんの誕生日に1回目の追肥を施した、第1,2弾のホウレンソウと第4弾の白菜。絶対に絶対に美味しいホウレンソウと白菜になるでしょう。
 
(るりこ)

 

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 私たちの大好きなお父さんのお誕生日。お父さんの晴れ男パワーもあってか、青空の広がる良いお天気の1日で、畑作業が捗りました。

 午前中は、小豆の収穫を進めました。みんなで心を込めて手入れをしたおかげで、たくさん莢をつけてくれた小豆たち。今年の小豆は、熟れるのがとても早いように思います。10月の今の時点で、株の8割くらいの莢は、もうカラカラに乾いていて、大収穫となっています。

 

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 大人数で、長い畝に並んで入り、夢中で乾いた小豆の莢をもぎとって、米袋に入れていきます。時間を意識してスピーディーに進めるため、私はみんなにタイムコールをする役割を担っていました。保育園前の広い畑では、遠く離れたところで作業している人には、聞き取りづらくなってしまうかな、と思っていたのですが、「今、10時15分でーーす!」などと、タイムコールをすると、遠くから、みんなが大きく「はーい!!」と返事をしてくれて、それがとても嬉しかったです。

 

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 また、作業をしている中で、みんなが、より早く収穫できるよう、株の全体を見ながら進んで行く方法を提案してくれたり、1畝を何人で行なうのがベストかを一緒に考えてくれたりして、それもとても嬉しかったです。より良い作業をするために、力を惜しまず協力してくれる仲間がたくさんいる私は、本当に幸せだなぁと思うし、私も、みんなと、良い作業、良い生き方をしていく人であり続けたい、と改めて思いました。
 午後の最後の1時間も小豆の収穫を進められて、4枚ある小豆畑も、一巡目の収穫は、残り僅かとなりました。最後まで、スピーディーに且つ、丁寧に、みんなと作業を進められるよう、明日も精一杯頑張ります。
 
(せいこ)