「鳥になってよかった」 さき

10月10日

〇お父さんのお誕生日会

 10月14日はお父さんのお誕生日。先駆けて、少し早めの贈り物をみんなと演奏と劇で披露しました。
 私は『バード・セット・フリー』のチームです。初めに曲を聞いたとき、正直このファッションショーのテーマとこの曲が結びつかなくて、メンバー困惑、私も困惑という状態でした。それでも、なんとか生みの苦しみを経て、ようやくざっくりとした全体像がわかり、少しずつ希望が見えてきました。

 かにちゃんチームで、一番力をかけたのが、羽と鳥の被り物です。
 得に、両腕の羽は、自由自在に曲げ伸ばしができ、マジックテープで調節ができるという機能性に優れた作品です。これは、かにちゃん、みかちゃん、さくらちゃんがワイヤーの骨組みに、1枚1枚グルーガンで張ってくれました。最後の最後まで、美しく見せるために細部にわたり改良を重ね、美しく仕上がって、本当にみんなの力がすごいなと感じました。

 鳥の被り物は、張り子で作ったもとは新聞紙でできたものです。まっちゃんたちと、不織布の羽をグラデーションに塗ったり、綿をつけたりと制作するのがとても楽しかったです。かぶると暖かくて、ちょうどコンサートの時期の冬にはぴったりな、いかした鳥の被り物は、未来に残るものになったのではないかと思いました。

 こうして鳥が完成し、全員で鳥になったステージに立った時、お父さんの満面の笑みを見ると、「ああ、鳥になってよかった。」と思いました。それだけで幸せでした。
 私は、羽も衣装も自分では装着できなくて、みんなに手伝ってもらってばかりだったけど、その分、表現者となって、みんなの集大成の羽をつけて、思い切りはばたけたことが何よりありがたかったです。

 そして、最後のお父さんのライブ。私は、お父さんの『ヒーロー』が大好きです。みんなで歌うと、「ここにいるのが仲間なんだな」思えて、心から安心します。私にとってのヒーローはお父さんであり、ヒロインはお母さんです。

 今まで作り上げてきた過程、チームのみんなと過ごした時間は自分にとっても大きな財産となりました。何より、お父さんのお誕生日会を演奏や、演技で表現できる場は、ここにしかない、ここでしかできないと思います。アナログでいい、私たちにしかできない表現がここに詰まっています。見てくれる人がいるからこそ、できる表現であり、改めて人と人との間に幸せがあることを感じさせてくれました。
 
 今日は一日本当にありがとうございました。