10月4日(月)「桃の肥料入れ完了! & 夏植えカボチャの収穫」

10月4日のなのはな

 肥料の準備をして桃畑へ向かうと、大きな7年生の木の下で草刈りをしてくれているみんながいました。
 あんなちゃんから、桃をななほちゃんと任せて頂いたけれど、わたしとななほちゃんの桃でない、みんなに助けてもらって、みんなの桃で良いのだと、仲間の存在がとても心強く感じました。

 あんなちゃんが確立してくれた、なのはなの桃づくり。
 今回の肥料入れも、あんなちゃんが立ててくれた施肥設計を基に進んでいます。
 来年も、なのはなの樹熟し白桃ならではの美味しい実ができるよう、なのはな全体で力を合わせて手入れを行なっています。

 

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 収穫後に行なう桃の追肥は、草刈り、草除け、元肥入れ、耕耘、寄せ土と、小さな工程がいくつもある作業で、今までなら、大人数で3,4日ほどで終わらせられるように予定を組んでいるそうなのですが、今は畑が忙しく、人数の都合でも、桃の肥料入れに人を集中させることは難しいので、少しずつ着実に進めていこうと、まえちゃん、やよいちゃんが話をしてくれました。

 9月24日から始まった肥料入れ。
 4人で半日の時間をとって進めましたが、準備不足、プランの悪さからあまりいい作業にはなりませんでした。桃畑は全部で8枚あるのに、このままでは終わらないと焦り、困りました。

 その日の午後、まえちゃんがブロッコリーの作業の終わりに、新桃畑の肥料入れを終わらせてくれました。わたしが軽トラの荷台付近で配合肥料を作っている間に、みんながもみ殻や牛肥などをまえちゃんの指示に従ってどんどん撒いていきました。
 気が付けば20分ほどで肥料入れが終わっていて、驚きました。
 どれほど頭でプランを立てても、準備の足りなさは勿論、今まで確実にポイントを押さえた作業を重ねてきた、まえちゃんの足元にも及ばないと痛感しました。

 

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 その日から、まえちゃんが肥料入れを進めてくれました。
 わたしは事前に、翌日の肥料入れに使う肥料の量を、まえちゃんに紙で渡し、当日は、お仕事組さんや学校組さんが手伝ってくださって、みんなが収穫と嫁入りをしている早朝作業の時間に進めてきました。

 そして今日、午後の半日で、すべての桃畑の肥料入れを終えることができました。
 今日は、樹の周囲の草刈りと草除け部隊、肥料部隊A、肥料部隊Bの3つの部隊に分かれて進んでいきました。
 肥料の準備をして池上桃畑へ向かうと、ゆりかちゃんたちがすでに草刈りを始めてくれていて、りんねちゃんとのえちゃんが草を除けてくれていました。
 
 草を除けてからでないと肥料は撒けないので、熊手を持って、わたしたちも草除け部隊に参戦しました。
 草を除けていると、地際で美しく草が刈られていることに気が付き、美しい畑で肥料を撒けることが、とてもありがたいなぁと、そしてゆりかちゃんふみちゃん、まみちゃんの桃を思う気持ちがとても嬉しかったです。
 草を除けて、かにちゃんと、もみ殻とオリジナルの配合肥料を撒いていきました。

 

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 管理機がかけられる木の根元から1~1.5メートルほど離れたところに肥料を撒いていると、道路のほうで軽トラの音がしました。振り返ると、もう一つの肥料部隊である、どれみちゃんとななほちゃんが笑顔で車から降りてきて、颯爽と、肥料が入った袋をそれぞれの木に配っていきました。
 
 草を刈っているみんな、草を除けているみんな、肥料をまく私たち。
 1枚の畑に、どんどん仲間が集まって、それぞれの作業が一つに繋がっていきます。
 仲間が増えるほどに全体の力が何倍にも増え、一人ひとりの力も何倍にも増えて、そうやって今日をもって、元肥入れが無事に完了しました。

 桃を任せてもらっているのは、ななほちゃんと私だけれど、桃部会のみんなもいて、お父さんお母さんもいて、たくさんの家族がいます。
 いつもお互いさまで、どんな時も助けてくれる仲間がいます。
 大変な時も、困った時も、一人で抱え込まず、みんなに助けていただいて、みんなで桃を守っていけるように、心がけていきたいです。

 近日中に管理機かけが始まって、間には防除、その後は寄せ土、下草の種まきなど、桃にとってのお正月である秋は、畑の整備などで、なんだかんだ落ち着かないかもしれないのですが、上手に連携を取って、みんなで美味しい桃を来年も収穫できるように、見守っていきたいです。

(なつみ)

 

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 今、なのはなでは、冬野菜の種まきが続々と始まっています。今回は、小松菜です。

「種まきで一番大事なのは、気持ち」
 と、やよいちゃんが教えてくれました。
 1粒に思いを込めて、シビアにすることが、発芽につながるのだと思い、背筋が正されました。初めに培土を置こうとしたとき、ゴロゴロした土をのけることや、培土の量などの細かい部分が緩くなっていて、やよいちゃんから正しいやりかたを教えてもらい、その言葉から種蒔きに対する厳しさを感じて、はっと気づきました。これでは発芽しないんだと。

 

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 よし、もっと慎重にやろう! そう、思い直して種まきに取り掛かりました。
 ピンセットで、1箇所の培土の上に、種を1センチ間を開けて2粒ずつまきます。粒はわずか1ミリと小さく、ブルーのコーティングがとてもきれいでした。この小さな粒から小松菜が出てくるのかと思うと、よりいっそう緊張が高まってきます。

 

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 始まってからというもの、あたりは何の物音も聴こえず、ただ聞こえてくるのは鳥と虫の鳴き声と、遠いところから聞こえるエンジン音。種まきは、とても繊細な作業です。そのことが、この整然とした静かな空間から感じ取れます。種まきをしているときは、息をするのも忘れているくらいでした。

 こうして、4条まきの2畝半がまき終わりました。その上から、サンドするようにまた培土をかぶせ、最後にもみ殻燻炭をかけます。もうすっかり日が暮れはじめ、応援の人が続々とかけつけてくれていました。無事、水やりと不織布がけまでみんなと終えられて、達成感があってうれしかったです。

 

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 これからしばらくは、毎日、朝夕2回の水やりをして、発芽してくれるといいなと思います。

(さき)

 

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 朝晩は少し肌寒くなって来ているのですが、なのはなの畑では、ピーマンや、ゴーヤ、ナス、空心菜など、まだまだ夏野菜がたくさん収穫できています。

 そんな中、数日前から、夏植えカボチャの収穫も始まりました。このカボチャは、盛男おじいちゃんから頂いた苗から育てたもので、8月に地這いキュウリを定植する際に、一緒に6株定植しました。
 
 株数が少ない分、一つひとつのカボチャの苗にすごく愛着が湧いて、私は、苗のときから、このカボチャの成長を見に行くのが、毎日の楽しみになっていました。

 

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〈収穫した、夏植えカボチャです〉

 

 定植されたばかりのころに、日照り続きで、真夏の暑さで弱ってしまったときに、「復活してください!」と祈りながら、寒冷紗の上から水やりをしたり、摘心は、自分だけじゃ不安で、えみちゃんに確認してもらいながら、子づるを2本残したり、雌花が中々咲いて来ないことに焦れったい気持ちになったり、やっと咲いた雌花に喜んで、朝早くにえりさちゃんと人工授粉しに行ったり。たくさんの温かい思い出を、頭に浮かべながら、収穫しています。
 
 このカボチャは「ほっこり133」という品種で、粉質で甘みの強い味だそうです。これから、3週間ほど追熟させてからが、美味しく食べられるみたいで、また今月末くらいに、みんなと頂けるのが楽しみだし、苗をくださった盛男おじいちゃんにも、プレゼントしたいです。
 
(せいこ)

 

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 午後に永禮さんがダンプカーで駆けつけてくださり、籾殻運びをしました!
 土壌改良や、種まき、籾殻くん炭づくりなど、なのはなの畑に欠かせない籾殻。ライスセンターで頂いた籾殻を積み込み、肥料倉庫や、崖崩れハウス前に降ろしていきました。
 永禮さんがこれまで運んでくださった籾殻は、今、夕の子桃畑や、池上のブドウ畑にも山になっており、果樹の土作りに使っていきます。

 

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〈肥料倉庫にもたくさんの籾殻を入れることができました〉

 

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