9月30日(木)「エゴマの収穫 ――古吉野なのはなが、爽やかな香りでいっぱいに」

9月30日のなのはな

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 エゴマの収穫の季節がやってきました。今年、エゴマは夕の子畑で育てました。
 収穫時期を迎えたエゴマは、袋のような莢の中にエゴマの実が詰まっていて、揺らすとシャラシャラと鈴のような音が鳴ります。
 今にもはじけてしまいそうなエゴマを収穫するのは少し難易度も高いのですが、みんなと一緒に丁寧にかつ、スピード感を持ってエゴマの収穫をしました。

 先ほど、エゴマを育てたと書いたのですが、実は今年のエゴマは植え付けもしていなければ、追肥や水やりもあまり手をかけずに育ちました。
 そう、自生エゴマなのです。去年も同じ畑でエゴマを育てたのですが、そのときに落ちたエゴマの種が、いつの間にか芽を出し、大きくなり、花を咲かせて実をつけました。
 摘芯や草取りのほかは、誰の手も借りずにすくすくと大きくなったエゴマは、草丈が2メートルを超え、畑一面を埋め尽くしています。

 

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〈収穫期になり茶色くなったエゴマの莢〉

  

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〈莢のなかには白いエゴマの粒が見えます〉

  

 そんなエゴマの収穫は少し緊張したのですが、事前にあけみちゃんが役割分担や作業の流れを説明してくれて、迷わず動くことができました。

 エゴマの収穫は一見、繊細なように見えて大胆な所も多いのが魅力の1つです。何と、エゴマは草刈り機で刈っていきます。あけみちゃんが草刈り機でひたすら、エゴマを刈っていくと、顔をあげる度に、視界が開けていきました。また、草刈り機の補助として、なつみちゃんが竹の棒を使い刈り取られたエゴマを倒していくと、ノンストップでエゴマが刈り続けられていき、こんな方法があったのかと驚くほどでした。

 刈り取られたエゴマを、何人かの人が持ち運びしやすいくらいの束を作っていき、それを追いかけて結んでいく人。私とゆりかちゃんは結ばれたエゴマの束を軽トラックへ運び、古吉野へ運び、干し部隊の人へバトンを繋ぐようにエゴマを運んでいきました。

 

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 ゆりかちゃんと一緒に、どうしたら早く運びができるのか、どうしたらエゴマにとっても私たちにとっても優しい作業ができるのか、頭を使って先を予測しながら作業をしていく時間が面白かったです。
 自分のこととして作業をしていると、よりその作業の楽しさが際立つように自分の中に入っていき、やればやる程に、その作業が好きになってきます。

 エゴマを運ぶときは、ブルーシートをかけて運んでいたのですが、そのブルーシートのかけ方もほんの少し、工夫するだけで、移動するときの安定感が高まったり、下ろす時にワンアクションでできたりと効率が上がりました。
 緑色の迷路のようだった自生エゴマ畑は見る見るうちに、フカフカとした土のじゅうたんに変わり、その光景を見たときは心の底から喜びを感じました。

 

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 誰に自慢する訳でもなく、心の奥で何かが拍手をしながら喜んでいるような、そんな達成感をみんなと一緒に感じられて嬉しかったです。
 エゴマは軽トラックに山盛りに積んで運んだのですが、全部で12往復分の量がありました。

 収穫したエゴマからは爽やかな香りが広がっています。ぎっしりと実が詰まったエゴマはとても可愛くて、また干して乾燥したら、脱穀や選別などをするのも楽しみです。

(ななほ)

 

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〈体育館の軒先にエゴマを干しました。風にのって、室内へもエゴマの良い香りが届きます〉

 

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 みつきちゃん、まなかちゃんと3人で、新ハウスに植わっている冬キャベツの手入れを行ないました。
 冬キャベツは草丈15~20センチ、本葉9枚前後に成長しています。1回目の追肥と同時に、細々とした手入れも行ないました。

 

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 まずは害虫とりをしました。虫食いの穴も大きくなってしまっていた葉の一枚一枚を入念に見て、声を掛け合いながら、1匹残らず逃さないという気持ちでとりました。
 生長点は無事なものの、被害が小さくはなかったので、もっと早く、虫潰しをこまめに行なうべきだったと思い、キャベツや、一緒に作業をしてくれたみんなには、申し訳なかったです。

 害虫とりと平行して、土寄せも行ないました。株の軸にきゅっと土を寄せて、キャベツがまっすぐ立てるように、していきました。土寄せをすることで、どっしりとこれからのキャベツの成長を支えられると感じ、嬉しかったです。

 追肥では、1株につき片手で半握りの硫安を撒いてから、両手山盛り1杯の牛肥を、株周りに撒いていきました。
 硫安で、速効的に窒素を補給し、牛肥で、これからの栄養分を長く補えるように、肥料を施しました。
 町川牧場さんからやってきた牛肥は、さらさらとしていて、微かにチーズのように香ばしい牛肥です。1株1株に、たっぷりとふかふかの牛肥を撒けると、キャベツも喜んでくれるのではないかと思いました。

 

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 最後は、みつきちゃんが、肥料が土に染みこむよう、水やりをしてくれました。
 ネットかけでも、害虫が入ってこないよう、隙間なくしっかりとネットを土でとめました。

 今回の手入れから、キャベツが安定して、大きく育っていってくれたらいいなと思います。またこれからも、美しく、甘いキャベツが収穫できるように、ちゃんとキャベツを見て、報告相談を行ない、素早く適切な手入れを行えるようにしていきたいです。

(りんね)

 

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 畑では、ホウレンソウやダイコンの水やりなどのほかに、桃畑の追肥に向けた草刈りや、桃の枝吊りも行ないました。
 また、夜には、『ディス・イズ・ミー』のダンス練習をしました。11月7日に開催される、勝央町文化祭への映像出演のため、収録に向けた練習や準備を進めています。