
9月29日のなのはな
石の下畑全面に植わっている、ピーマンの手入れをしました!
もう9月も終わりなのですが、ピーマンはまだまだ現役で、たくさんの実をつけています。11月ごろまで元気でいてもらえるようにと、今日は、昨日に引き続き、やよいちゃん中心に大人数のみんなと、畝の上の中耕、化成肥料の追肥、液肥やりと3つの手入れを行ないました。
まずは、畝の上の中耕。三角ホ―を使って、株間と畝肩の土をほぐしていきます。目的は、ピーマンの根が栄養や水を吸収しやすくするためです。土がカチカチになってしまっていたところも、中耕していくと見た目からも根が張りやすい土壌になっているのが分かって、ピーマンも「ありがとう!」と喜んでいるようでした。
中耕の後は、化成肥料の追肥。いつものように株間だけに撒く方法や、株元にドーナツ状に撒くやり方ではなく、今回は畝全体に花咲か爺さんの気分になってパラパラとやっていきました。こうすることで畝のどこに水をやっても化成肥料が土に染みこみ、ピーマンの根が吸収できるようにということでした。
そして、最後は液肥やり。アミノ酸の粉をタンクの水に溶かし、1000倍の希釈倍率でたっぷりと500リットル、全株にやりました。中耕したての土がどんどん水を吸いこんでいっていたようで、中耕自体はピーマンにとって少しダメージだったかなとは思うのですが、水と養分をたっぷりと吸収して早く勢いづいてくれたらいいなと思います。
3つの盛りだくさんの手入れが終わった後は、やよいちゃんが、「畑全体を綺麗にしたいです!」と言ってくれて、中耕をして少し畝間にこぼれてしまった土を畝の上に上げてならしたり、枯れ枝やスズランテープの回収などもしたりしました。手を箒のようにして畝間を綺麗にしていくと畑のお掃除をしているみたいで気持ちもすっきりとしたし、最後畑全体を見渡すとピカピカになっていて、これならピーマンも心地よく過ごせるかなと思って嬉しかったです。
ピーマンの株にももうひと頑張りしてもらって、今回の手入れが効果を発揮してくれたらいいなと思います。
ピーマンの手入れが一通り終わり、残りの時間には下町川上畑のニンジンの草取りも進めることができました。ニンジンは、本葉が出始めた小さい時の草取りがかなり重要なので、今日少しの時間ではあったけれど大人数のみんなと進めることができ、全畝の草取りを終わらせることができて嬉しかったです。
ニンジンは今、ちょうど本葉2,3枚で、双葉の間からクシュッとした形の本葉が顔を出しているのがとても可愛らしいです。草取りをした後、畝の上に小さなニンジンの芽が整然と並んでいる光景を見ると心が穏やかな気持ちになりました。これからの成長も楽しみです。
(えみ)
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午後の作業の時間、あけみちゃんと一緒に、エゴマを干すための場所作りをしました。
「予定では明日にエゴマの収穫をするんだー!!」
と、あけみちゃんが笑顔で話してくれたとき、先日エゴマの畑を通りかかったときに私もエゴマが熟れてきている様子を見たことを思い出しました。あけみちゃんは今年、エゴマをずっと担当していて、よく見回りに行っている姿を見たり、手入れの話も聞かせてもらったりしていたので、あけみちゃんと一緒にエゴマの干し場作りができてとても嬉しかったです。
今年は昨年よりもエゴマの収量が多いかもしれないため、昨年のようにブルーシートの上に置いて干すだけではなく、軒下に吊してある竹の干し竿にもエゴマを干す予定です。これなら決められた面積で効率良く干せて、すごく良いアイディアだなと思いました。

まず最初に、2人で協力して体育館周りの物の整理をしたり、干し竿の修繕などを進めました。1人だったら重くて持ち運べない物も2人でなら運ぶことができて、あけみちゃんと一緒に「せーのっ!」と声を掛け合いながら作業していると、よくお父さんが話してくれる、「人と人との間にしか幸せはない」という言葉を思い出し、そのことを実感してすごく心が暖かくなりました。体育館の周りの軒下や階段の部分も綺麗に片づけて、そこにブルーシートを敷いたのですが、エゴマがブルーシートからこぼれないよう、隙間のないように気をつけて、手間を惜しまずにしっかりと敷くことができて嬉しかったです。
収穫したエゴマを干す期間は10日間ほどなのですが、その期間、エゴマが雨に濡れたりしないように場所作りをきっちりすることができて、これでエゴマを収穫する準備万端で嬉しいなと思います。
今年もエゴマが豊作でありますように。
(よしみ)
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