「イチジク」 りんね

9月26日

 今朝は、嬉しいことがありました。
 ゆいちゃんと一緒にイチジクの収穫をする中、梅林手前畑でダイカンドラの種が発芽しているのを見つけました。
 ほうれん草の芽によく似た、細い双葉が、ぴょこぴょこともみ殻の隙間から覗いていました。
 種まきをしたときは、これで本当に発芽してくれるだろうか、と心配だったので、本当に嬉しかったです。
 また、種まきのときに、つきちゃんと一緒に、排水対策の深い溝も切ったのですが、うまく機能してくれているようでした。梅林手前畑の実をつけている2本は、ほぼ全てお嫁にいけるくらい、いい実がついています。

 古畑の1本も、9月前半は腐り実が多かったのですが、今はほとんど腐り実が無くなりました。お尻の部分が新鮮なまま、しっかりと大きくなって熟れるようになりました。そして1個100グラムくらいの、大玉できれいな実をつけるようになってくれました。
 みつきちゃんやまなかちゃんたちにも協力してもらって、腐り実は徹底的に取り除き続けて、晴天が続くようになったためだと思います。毎日きれいに収穫していると、スズメバチも来なくなりました。
 来年は7月中の夏季剪定で間引きをして、日当たりをよくすることで、さらに着色の良い、高品質の実がとれるようになると思います。
 とても嬉しかったです。

 イチジクの作業で一番大変なのは、『収穫』ということが、どの資料にも載っていました。今年は、そのことが身に染みて感じられました。
 毎日次々と実が熟れていく中、実が傷んでしまうのも早いです。葉っぱが大きいため、見逃しやすいのですが、少しでも見逃してしまうと、すぐに実は腐り、コバエやスズメバチを呼び寄せてしまいます。
 とにかく毎日、見逃しゼロで収穫し続けることが、気持ちよくいい実を取るために必要でした。
 河原の大木も、一度よしえちゃんと一緒に、スズメバチをかいくぐって全ての腐り実を取り除きました。よしえちゃんが、全く嫌な顔をせずに、ひたすら真摯に、取るべき実は全て取ろう、という気持ちで一緒に行ってくれたことが、とてもありがたかったです。
 それからは、毎日きれいな状態で1本から1キログラム前後の実を収穫できるようになりました。

 木が大きくて枝が混んでいると、収穫はちょっと大変です。
 収穫の作業性を良くするために、イチジク農家では一文字仕立てがメジャーになっているのもわかると思いました。でも、三本仕立てや今の状態でも、収穫がやりやすい状態にすることはできると思います。
 梅林手前畑の木は、1本の主枝から均等に枝を伸ばしているため、非常に収穫がしやすいです。プール下の木も、来年は梅林のように仕立てていきたいと思います。

 なのはなで収穫の仕組みを作っていただいて、みつきちゃんやまなかちゃん、ゆいちゃん、よしえちゃんたちが一生懸命収穫に入ってくれて、毎日、いい風にイチジクの嫁入りができていることが、本当にありがたくて、嬉しいです。
 みんなが「イチジクが好き」と思ってくれて、大変だけれど、収穫も楽しいと思っていてくれることも、嬉しいです。
 来年は一層、イチジクの収穫も嫁入りも、やりやすく、いい実が採れるように、考えていきたいです。