「表現する景色」 ほし

9月24日 

 

〇楽器練習について

 先日の楽器練習が、とても楽しくて、その時の事になります。
 始めは、いつものように、ロングトーンやタンギング、リップスラーの基礎練習から始めました。
 リップスラーも、唇の使い方が慣れなくて、苦戦していたけれど、回数を重ねるごとに、スムーズに音が出るようになってきました。
 また、ゆりかちゃんが、1人1台、チューナーが当たるようにしてくれて、音のピッチを合わせるのも、感覚的に自分の中に音が入ってきたかのように、合うようになってきました。
 まるで、トロンボーンと、息があっていくようで、自分がトロンボーンの一部に、トロンボーンが自分の一部になっていくようで、嬉しいな、と思いました。
 トロンボーンの先輩の、ゆりかちゃんや、さやねちゃん、えつこちゃんの音をよく聞いて、その音に近づけるように、頑張っていきます。

 曲の練習では、新しく、楽譜の2ページ目に入りました。演奏する『ルーマニア民族舞曲』は、旅人の曲です。2ページ目の途中からは、少し、曲の調子が変わります。
 そのとき、ゆりかちゃんが、伝えてくれたイメージで、次のような事を連想しました。
 これまでの楽譜は、険しい道を歩いている旅人の情景だけれど、曲の調子が変わってからは、その旅人の、若いころの旅を志したきっかけの出来事は、なんだろうと、考えました。

 えつこちゃんが、以前、クリスマス会の時に、渡してくれた、その曲に込める気持ちを思い出しました。
 ある旅人がいて、特に勇敢なわけでもなく、どちらかというと臆病で、普通な人が難なく出来ることが、私には、難しく感じてしまう。
 もう頑張れない、と思うときもあるけれど、自分にしかない使命がある気がしてならない。
 私が、その道を諦めてしまうと、後に続く人がいなくなる。そのために旅を続ける。

というような内容でした。

 

 それを思うと、身に力が入りました。
 何回か、みんなでその楽譜の部分を合わせて、みんなと1つの音を奏でていて、自分もその一部となったようで、その瞬間が、愛おしいな、と感じました。
 みんなで、同じ方向を目指せることが、本当に、嬉しいことだな、と思いました。
 演奏するごとに、曲に対するイメージ、心の中に描くストーリーが見えてきて、一緒にその方向を目指す仲間の存在を感じて、この演奏する曲が好きになって、愛情が湧いてきました。

 私にとっても、とても大事な曲になってくれる、と思いました。

 音が出なかったり、タンギングが上手くいかなかったり、それもとても大事なことだけれど、技術的な面ばかりが見えると、苦しくなってしまうけれど、ゆりかちゃんが、伝えてくれたように、表現したい景色を、自分の心の中に持っていれば、楽しくて、魅力的なものになっていくのだと思いました。

 何でも表現するのに、一番大事なのは、伝えたいこと、込めたい気持ちなのだと、そこで改めて気づきます。
 それも、1人ではなくて、みんなとぴたっと音がそろえば、嬉しさが倍になります。
 また、ゆりかちゃんが、トロンボーンのことについて書かれてある参考書を購入してくれていて、トロンボーンパートのみんなで、回し読みできるようにしてくれました。
 そこには、どうすればロングトーンやタンギングのコツや、高い音を出すときの唇の形、トロンボーンの手入れや構え方まで、基本的なことも載っていて、細かいところまで知れるのが、嬉しくて、読めば理解も深まって、読んでいるのが楽しくて、隅から隅まで読みました。

 もっと、トロンボーンを深めていけることが、嬉しいです。

 

〇自尊心のお話

 先日の夜の集合で、お父さんから自尊心についてのお話がありました。
 自尊心が、なければ完全には、治れない。自尊心がなければ、周りの人の顔色ばかりを窺って、気持ちの上下がある。
 幼少期に、家族または、学校の先生などから、きつく叱られ、たまによくできたときだけ褒められて、そうでなければ、またきつく叱られを繰り返していくうちに、顔色を窺うようになって、自尊心がなくなる。

 といったようなことを、お話してくださいました。
 私は、まさに、それに該当する人なのだと、その時、気づかされました。

 私は、自分を大事にする気持ちや高く評価する気持ちはなくて、人から褒められればそれが正しいことで、嫌な顔をされたり、怒られれば、それが、全て間違っていることである。というような考え方をしていました。
 気が付けば、人からの評価が無ければ、何も意味がない、という考えになっていました。
 今も、大事な場面で、どうしても不調になって、動けなくなって、そのことで、人からどんな態度を取られるのか、極度に恐れてしまっています。
 自分が、精いっぱい頑張ったと、自分では思っていても、人から、「精いっぱい頑張ったね」と言われない限り、確信が無くて、自分で自分に合格点を出せませんでした。
 そういった思考回路になるのは、自尊心が無い証拠だと、自分でも思いました。また、私は、〇〇ができないと愛されない、といったような考え方があって、無条件に愛されるといったような考え方も、自分の中にないのだと思いました。
 私は、自尊心を、きちんと理解する必要があるのだと、気付かせてもらいました。
 浅い理解ですが、人からの評価が全てではなくて、自分で自分の合格点を出すのを決めるのも自分で、自分で自分を褒めるのも、決めていくのは、自分なのだと思いました。
 上手くまとめられないですが、覚えておきたいことだったので、日記に書きました。

 読んでくださってありがとうございました。

 おやすみなさい。