今月もやって参りました、なのはなセブンブリッジ大会。
テーマは『秋の空』。ウロコ雲リーグにイワシ雲リーグ、稲妻リーグに台風の目リーグ、十六夜リーグなど合計八つのリーグが用意されていました。
この頃、風が日に日に秋に近づいていくのを感じて夏が終わってしまうのが寂しいなと思っていたのですが、リーグ名を聞いていたら秋もきっと、素敵だろうなと思いました。
七月から始まった新企画。血液型対決のセブンブリッジ大会では年間総合結果が反映されます。
■リーグ名は『秋の空』
実行委員のお仕事組さんがゲームが始まる前に、それぞれの血液型が書かれた素敵なブレスレットを、一人一個プレゼントしてくれました。
ブレスレットはお仕事組さんの手作りで、一つひとつ違う雰囲気のあるお花の柄が書かれていて、腕にブレスレットを身に着けるだけで華やかな気持ちになりました。
ブレスレットをつけて血液型ごとに気合の入ったところで、いよいよオープニングです。
実行委員さんのなおちゃんとよしえちゃんがなのはなTV局のアナウンサーになって、卒業生やみんなへ意気込みを聞いてくれたり、なのはなニュースを紹介してくれました。そして、お天気お姉さんはなるちゃん。
セブンブリッジで天気を当てるというのが面白くて、お仕事組さんのユーモアに暖かい気持ちになりました。
なのはなセブンブリッジ大会では前半戦の結果を基に、後半戦はそれぞれのリーグの順位で変わります。私は『十六夜リーグ』でゆずちゃんとペアでした。
ゆずちゃんと一緒に、「行く? どうする? よし、行こう!」と話しながら、時に一発上がりを狙い、時に小心者になってカードをバンバン出していき、とても盛り上がりました。
ゲームをしていると、四方八方からみんなの声が聞こえてくると思ったら、どこからともなく風に乗って風鈴の涼しげな音が聞こえてきました。
みんなの笑い声や、「えー。もうあがったの?」「やったー! 一発上がり」という声が聞こえてきて、その場にいるだけで明るい気持ちになりました。
気が付いたら前半戦が終了し、中間結果発表に入ります。私たちのペアは大きな上がりもなければ、それほど失点が大きい訳でもなく、プラス二百点くらいで終わりました。
結果発表は私たちB型チームは三位で、同じチームのお父さんとお母さんのガッツポーズを見ることができてより気合が入りました。
そして後半戦に入ります。私とゆずちゃんはリーグ内でも三位だった為、三位リーグで試合をしました。同じリーグにはなおちゃんやなつみちゃん、まっちゃんなどがいてくれました。
(あ、行けるかもしれない)。そう思ってゆずちゃんが引いてくれたカードはジョーカー。そのままリーグの誰も一枚もカードを出さない間に、一発上がりができた時は思わず飛び上がってしまいました
私は血液型チームが始まるまでは罰ゲーム率が高く、毎月のゲームでも一回も上がれなかったということがあったのですが、B型チームが引き運が良いらしく、ジョーカーや七のカードをひく確率が多いです。
その分、得点が多ければ失点も多く心の中はギャンブラーだったのですが、ペアのゆずちゃんの安定感のお陰で何度も上がることができました。
■思いがけない最終戦
そして最後の試合は三倍です。みんながドキドキしながらカードをめくると、隣にいたまっちゃんが「あ、」と言いながらカードを出し始めました。そのカードは七が三枚、ジョーカーが一枚、そしてキング、キング、クイーンという見た事もないカードでした。
そのまま三倍の試合で一発上がりを果たしたまっちゃん。思わずみんなが両手を体育館の床にバタバタさせて、「えー」と声を揃えて叫んでいました。そんなカードを持っているのに平常心でいられるまっちゃんがすごいなと思う反面、自分のカードの点数を計算するのが怖かったです。
ありがたいことに私たちはマイナス三百点ほどの失点で抑えられたのですが、なつみちゃんの顔が見る見るうちに曇ってゆくのが見えました。
他にも、「私、ジョーカーを持ってる」という人もいて、まっちゃんはみんなから三千点という高得点を最後の最後にもらうことになりました。
もし、まっちゃんがあの時上がっていなくて、他の人が一発上がりをしていたら、三倍の試合の一発上がりに加え、ジョーカーの五倍、七の二倍で二四〇倍ほどの失点になっていました。
ものすごい強運の持ち主と同じリーグで戦わせてもらい、どの試合もいつ何が起きるのかドキドキしたのですが、とっても楽しい時間を過ごすことができました。
そして結果発表。私たちB型は見事に罰ゲームから逃れ、最下位は青チームのO型でした。今月の罰ゲームは、『雷様になって、なのはなに貢献したいこと』でした。
青チームのみんなが雷様の衣装を着て、頭には黄色いアフロをかぶり、それぞれ思い思いに雷様になり切っての登場が魅力的でした。
ドコドコドコドコドン! 雷様が登場した後は、お題の紙に書かれた虫になってみんながなのはなに貢献したい事をジェスチャーで表現しました。
ダンゴムシが水やりで貢献したい、尺取虫が牛肥のバケツリレーで貢献したい、カミキリムシがサツマイモ掘りで貢献したいなど見ていても、思わず吹き出してしまう程、面白かったです。
セブンブリッジ大会は時に台風の目のような失点のあらしもあれば、十六夜リーグのように穏やかな試合もあり、とても楽しかったです。
毎月、面白いオープニングでみんなの事を楽しませてくれるお仕事組さんの存在があるからこうして、セブンブリッジ大会を家族みんなで迎えられます。また、来月のセブンブリッジ大会はどんな試合になるのかとても楽しみです。