「収穫祭の浴衣選び」 あやか

9月18日

 明後日の収穫祭の浴衣選びをしました。
 体育館に浴衣と帯を広げ、髪飾りを並べ、みんなに自分で選んでいって貰いました。私は午後いっぱい、つきちゃんと一緒に、浴衣選び会場のお店番をしていました。
 みんな浴衣を手に取り、鏡に向かっておおいに悩み、その姿を、
(ああ、この人は、こんな柄が好きなんだな)
(この柄が、とても似合っているな。ピッタリだな)
 そんな風に思いを巡らせながら眺めていました。

 今回、浴衣は自分で選ぶことになっています。アドバイスや口出しはできません。選びながら助けを求めるようにこちらに視線を投げかけてくる人もあり、そういうときは思わず口が動きそうになりました。口をつぐみ続けることが難しく、意見ができないことをもどかしく感じました。
 けれど、収穫祭当日、みんなの選んだ浴衣にどんな講評がされるのか、楽しみにもなりました。今日、自分の抱いた感想、感じ方は、どのくらい正しいのか。間違っているのか。自分や人のことを、客観的に見ることができているか。センスと共に、自分の認識力をはかれます。

 しばらく浴衣係をさせていただいていますが、あらためて、私は浴衣が好きだし、面白いと思いました。この浴衣にはどの帯が合うかななどと思案したり、眺めているだけで、心満たされます。手入れをしていると気持ちが静かになり、落ち着きます。