「音楽」 えつこ

9月15日

 今日は楽器練習で、パートのみんなと合わせた時間がとても嬉しかったです。やっぱり私は、誰かと音楽をするのが好きだと、思いました。昨日は基礎練習でも個人練習が中心だったので、より、誰かと音を合わせることの喜びを感じました。私はずっとこれに飢えていたのだよ、と思いました。

 ロングトーンをしているときも、音でパートのみんなと心を通わせている感じがしました。言葉では表現しきれないものをみんなで共有しているような感覚がありました。
 ゆりかちゃんの音をよく聴いて、自分もゆりかちゃんと同じ音を出そうとしました。ゆりかちゃんの隣で吹いていると、ゆりかちゃんの音がガイドラインになるだけではなく、上手く言葉にできないのですが、すごく安心した気持ちになりました。ゆりかちゃんの優しさだと、思いました。

 私は、今までもアンサンブルをして感じたのが、自分の演奏に必死になってしまって他の人の音を聞けなくて、アンサンブルなのに自分一人の個人プレイに走ってしまうことです。これが私の社会性のなさで、課題だと感じています。ちゃんと他の人の音を聴いて、みんなの演奏に調和するような音が吹けたら、楽器演奏以外の生活でも、もっと利他心を持って人に優しくなれるような気が、しています。他の人の音をしっかりと聴いて仲間を思いやって演奏することを、自分の一番の課題に感じています。これからの練習でも、これを意識したいです。

 練習曲も、少し進めることができました。イメージに少しでも近づくと、嬉しくなって、思わず飛び跳ねてしまいました。もっともっとイメージに近づけるように、頑張ります。 照れてしまったけど嬉しかったことが、ゆりかちゃんが、去年のクリスマス会の演奏のために、『ルーマニア民俗舞曲』にこめたい気持ちを書いた紙を、まだ大事に持ってくれていたことです。そのことが、とても嬉しかったです。これでいいんだよ、泥臭く突き進んで良いんだよと言ってもらっているような気持ちになりました。その気持ちをもっと成熟させて、演奏に向かいたいです。

 午後からは、お父さんの稲刈りを見学した時間が、とても楽しかったです。大きな機械を美しく操るお父さんが、本当に格好良かったです。みんなで走ってコンバインを追いかけました。追いかけて走っているだけなのに、幸せだ、と思いました。
 テキパキと補助をするみかちゃんとよしみちゃんも格好良くて、私もこんなふうに動けるようになりたいです。
 私はまだまだ気持ちが浅くて、ちょっとしたことでもう全てが嫌というみたいに絶望的になってしまいます。小さな幸せはいつも日常の中にたくさんあるということを忘れてしまいます。今日感じた幸せな気持ちを、大事にしたいです。