【9月号⑫】「秋冬野菜の種まき」さくら

 秋冬野菜の種まきが始まりました。暑さ対策で、食堂と体育館の間の中庭にテントを張り、そこで育苗することになりました。八月三日に、やよいちゃんとえみちゃんと、アスパラ菜、キャベツ一弾、ブロッコリー一弾、カリフラワー一弾の種を百二十八穴プラグトレイに蒔きました。  

  
 培土ともみ殻燻炭を三対一の割合で混ぜて、土を手で握ったときにぎゅっと固まり、ほぐすと簡単にほぐれるくらいの量の水を入れました。プラグトレイに土を詰めて、六リットルジョウロに半分の水を上からかけました。いよいよ種まきです。

■約一日で発芽

 ピンセットで種の一・五倍の深さの穴を百二十八穴分開けます。「ずいずいずっころばしごまみそずい…」のリズムで開けました。 次にその穴に手で種を落としていきました。最後にピンセットで種に一・五倍の覆土をしました。
 
 
 育苗のための温度計を見ると、日陰でも暑いときでは四十四度ありました。キャベツは二十八度以上だと芽が出ないと資料に書かれてあったので、出ないのかなと思っていたのですが、約一日で種が割れ、四十三時間後には芽がでました。

 芽は潰れたハートみたいな形で、種から生まれたては茎が白く葉が薄黄色でした。葉がまだ閉じていて、人間の赤ちゃんと重なるところがありました。ブロッコリーはキャベツの芽よりもがっしりした感じで、茎が少し太いです。根はタンポポの綿毛みたいにフワフワしていました。

 種は直径一ミリくらいで、その小さな種がキャベツになるのは何倍の大きさなのだろうと思いました。もしキャベツ型の器があったら何万粒の種が入るのだろうと思いました。

 雨が続き、テントの外に苗を出せない日が続きました。アスパラ菜、キャベツ二弾三弾、ブロッコリー二弾、カリフラワー二弾が育苗棚でどんどん徒長してしまいました。八月十九日、雨でも日に当たれるように、やよいちゃんたちが吉畑手前ハウスに苗を移動してくれました。
  
  
 八月二十日、白菜一弾四百二十粒の種まきをしました。種袋には早生、六十七日型と書かれてありました。十一月には白菜ができるのか、早いなと思いました。

 今まで蒔いたものの発芽率は、キャベツ八十六パーセント、ブロッコリー九十パーセント、カリフラワー八十七パーセントと順調に発芽しています。

 良いタイミングで定植ができたらいいなと思います。