9月14日(火)「夢を心に広げながら ――楽器練習スタート & ウィンターコンサート鑑賞」

9月14日のなのはな

 なのはなファミリー全体での、楽器練習が始まりました。
 今回は、新しく楽器を始めるメンバーが、各パートに数人ずつ加わりました。

 私は、サックスパートで、楽器の組み立て方、扱い方などを、今までのメンバーも一緒に、改めて確認した後、新しくソプラノサックスに入ってくれた子に、指使いや息の入れ方、タンギングなどの奏法を伝えました。
 一度、自分が覚えたことを、どのようにやっているのか、立ち上がって歩くのと同じくらい自然に音を鳴らしている今となっては、そのことをどう伝えたら良いのか難しい、と感じてしまいました。  
 そんなとき、同じパートのあゆちゃんが、
「歌うときと同じように音をイメージして出すんだよ」
 と教えてくれました。こんな風に、色々な切り口からわかりやすく教えてもらえることが、嬉しかったです。

 

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 基礎練習なども、今までのメンバーは積み重ねがあるため、一緒に引っ張って行ってくれるから、初めから練習を軌道に乗せることができた、と思います。

 サックスパートの練習曲は、マイケル・ジャクソンの『スリラー』です。
 ヴォーカル入りのバンドで演奏したこともあるこの曲は、よく知っているメロディーラインのため、みんなで音を出すことを楽しみながら、譜読みを進めることができました。
 パーカッションパートや、ベースのみんなと一緒に演奏するこの曲が、どんな風に形になるのか、夢と期待を、パートのみんなと同じように心に広げながら、これからの練習が楽しみになりました。

(さとみ)

 

〈音楽室では、パーカッション、クラリネットパートが練習をしました〉

  

 

 朝からシトシトと雨が降っていました。稲刈りは延期になってしまったのですが、みんなで室内で楽器練習をすることができました。
 はじめに、楽器のパートが発表されて、私は、なんと、トランペットでした。発表を聞いたとき、とても嬉しくて、ウキウキしながら、トランペットパートのみんながいる3年生教室に向かいました。

 教室に入ると、パートリーダーののんちゃんが、新しく入った私と、えみちゃんの分の楽器を用意してくれていました。ケースを開けると、中には、眩しいくらいにピカピカのトランペットが入っていてとても感動しました。「本当にこんな立派なものを使わせてもらっていいのか!」と思いました。本当にありがたいです。

 その後、のんちゃんが、つば抜きの仕方や、ピストンの滑りが悪いときの油の塗り方などの手入れ方法を教えてくれ、いざ、楽器を吹いてみることになりました。

 

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 初めてのトランペット。まずはマウスピースだけで吹いてみました。「……ブブーーー!」。
 音が出たのは嬉しかったのですが、なんというか、すごく濁った音になってしまいました。
 のんちゃんのお手本は、トランペットらしい力強い音なのですが、とても透き通っていて綺麗でした。しかも、のんちゃんはマウスピースだけでも自在に出す音程を操っています。なんてすごいんだ!!

 その後、マウスピースを楽器にはめて吹いてみましたが、思うように音が出ません。なんて難しい楽器なんだ! 「ドーレーミー」って出したいのに! 自分のイメージと音がなかなか一致しなくて、すごく悔しくて、残念でした。のんちゃんやなつみちゃん、よしみちゃんが、
「はじめはみんな、そんなものだよ。音が出ているだけで充分だよ!」
 と言ってくれて、少し安心しましたが、これはしっかり練習しなくては、と少し危機感を覚えました。

 とは言っても、トランペットを持っているだけで、デタラメだけど思いっきり吹いてみるだけで、なんだかすごく楽しかったです。

 

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〈たけちゃんも練習の部屋に来てくれました〉

 

 私たちトランペットパートの課題曲は、『人生のメリーゴーランド』。ジブリ映画の『ハウルの動く城』に出てくる曲です。大好きな曲なので、みんなとひとつになって演奏できるよう、練習を頑張ります。

(せいこ)

 

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〈トロンボーンパートは、バルトークの『ルーマニア民俗舞曲』を練習しています〉

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〈なのはなのビッグバンド演奏に彩りを加える、大正琴もフルートパートとともに曲を演奏します〉

 

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 午後から、ウィンターコンサートのブルーレイを見ました。みんなと作り上げた「ダ ヴィンチ・クライシス」のステージです。なのはなファミリーの家族全員で一体となって出来たショーが、これからどんなふうに開幕するのか、とてもワクワクしました。
 
 幕が開くと同時に、流れてくるのは『バッド・ロマンス』の曲です。舞台の中央には、歯車が噛み合ったようにぴったり揃っている、美しいダンスがあります。一列に並んだフォーメーションは、一人も浮き立つことなく、足並みがそろって、まるで一つの生き物のようです。舞台背景のパステルカラーのサテン布、赤や青、色とりどりの照明、ライトを反射させてキラキラ輝かせた衣装…。開幕したかと思うと、瞬時にステージの中で繰り広げられる世界に吸い込まれていくような気持になりました。もうそこには、日常ではなく、非日常な世界があって、ダンサーであるみんなの表情に引き込まれていきました。
 
 物語の幕を開くキョウコさんのセリフ。レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年である年に蘇る精霊たちが、次々に舞台へと上がります。レオナルド・ダ・ヴィンチが地球の滅亡を阻止するために作った3つの機械に宿る、精霊3人は、地球を救う使命を持って、地球に降り立ちます。

 

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 ストーリーに思わぬ展開がたくさん盛り込まれていて、まるで推理小説のように、登場人物と一緒に頭を悩ませたり、新しい発見があったりして、見ていてワクワクドキドキして、とても楽しかったです。ウィンターコンサートを作り上げてきた一人だったはずが、こうして客観的に見てみると、理解が出来ていなかったところや、感じていなかったことがたくさんありました。でも時間が経ってみて、このことだったのか! と理解が深まっていくことがとても嬉しかったです。

 登場人物の言葉が胸に刺さって、涙が出てくる箇所がたくさんありました。精霊達の切実なメッセージが木霊して、勇気をもらい、共感しました。
 みんなのダンスを踊っている表情や、演じている姿から、ウィンターコンサートに向かって練習してきた日々を思い出しました。誰か一人が突出するのではなく、一人ひとりが、大きなものを動かす歯車の一つだということ。その歯車が小さくても、大きくても、一つも欠けてはならない大切な部品だという気持ちを、思い出しました。一人という単位ではなく、もっともっと大きな存在があって、その中で表現しているみんなが、とても輝いていました。
 
 目線がぴったりと揃って、伝えたい気持ちが揃っているから、誰の表情を見ても、心を動かされました。私達が生きている意味、何に向かって生きていくのか、それを、ステージで表現しているたくさんの仲間がいました。なのはなファミリーという、心強い仲間に囲まれて、本当に私は幸せだ、と思いました。
 
 今日の午前には楽器練習も始まって、またなのはなファミリーの家族みんなで、コンサートを作り上げていく日が来るんだ、と思うと胸が高まります。アンサンブル、ダンス、コーラス…みんなの中の一部となって、表現できることが、とてもありがたくて嬉しいです。ウィンターコンサートのブルーレイを見て、表現することの楽しさ、緊張感を感じて、これから始まる音楽練習もとても楽しみな気持ちが膨らみました。
 
(りな)

 

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〈藤井先生が教えてくださる、アコースティックギター教室では、QUEENの楽曲『Who Needs You』の練習が始まりました!〉

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