9月9日(木)「稲の手刈りに備えて」

9月9日のなのはな

 今週末の稲刈りに向けて、午後の時間にまえちゃん、まことちゃん、さくらちゃんと一緒に稲刈りの準備をしました。なのはなでは毎年、みんなで何枚かの田んぼを手刈りします。今日の準備は主に、手刈りした稲をはぜ干しするための道具の準備です。

 

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 はぜ干しをするときに使う、なる足という細長い木の棒や、なる足を組んだ上に乗せる長い竹などを、昨年片づけていた場所から取り出し、グラウンドまで運んでいきました。少し高い場所に収納してあったため、2人が脚立に登って、もう2人が降ろした竹を受け取るという流れで竹を必要な分、降ろしていきました。4人で協力して竹などを降ろしたり、そのあとも、まえちゃんと一緒に竹やなる足をグラウンドまで運んだりして、みんなと一緒に作業できることが改めて嬉しく感じ、とても幸せで充実した時間でした。道具を準備しながら、同時に収納場所を整理することもできて嬉しかったです。

 

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 なる足は3本1組のものを30セットと、2本1組のものをを40セット用意しました。なる足が1組ずつ同じ長さに揃うように選別もし、同じ長さに揃えておくと、はぜ立てするときもとても組み立てしやすいことをまえちゃんが教えてくれて、今年は事前に準備ができて良かったなと思います。グラウンドに綺麗に並べられた竹やなる足などを見ると、今年も稲刈りの季節がやってきたんだなあと感じて心が温かくなりました。

 今年も家族全員で手刈りできるのがすごく楽しみです。

(よしみ)

 

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〈なる足は、盛男おじいちゃんの山のヒノキの芯材でできています〉

 

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 桃の木の足元には木漏れ日が差し、見上げれば、木々の隙間から輝く日の光がのぞいています。
 あんなちゃんが、ダイナミックに潔く剪定をすると、真っ暗な地面にも、込み合った枝でできた緑の天井にも、スッと光が入っていくその瞬間が、とても輝いて見えました。

 午後にはお母さんも来てくれて、古畑で剪定をしました。
 お母さんが、あんなちゃんに質問をしていたり、あんなちゃんがお母さんに説明をしていたり、その中で、剪定3日目で基本も少しずつ覚えてきたわたしたちですが、お母さんが来てくれたおかげと、あんなちゃんが質問時間をくれたことで、改めてもう一度、桃の木の性質や習性を学ぶことができました。

 

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 あんなちゃんは、剪定で迷ったとき、わたしたちに、「みんなはどう思う?」と、一緒に考える機会をくれます。
 わたしたちは、「うーん」と、合唱みたいに唸ってしまうばかりですが、お母さんは「切ろう!」「残そう!」 とハッキリ言葉にしていて、お母さんだから言えることかもしれないのですが、わたしは、そんなお母さんがとても勇ましく、かっこいいと思いました。
 何も言えずに、臆病に責任逃れをしていては、これからのなのはなの桃の力には到底なれないと思い、お母さんの勇敢さを忘れず、あんなちゃんの潔い剪定を覚えて、わたしもできるようになりたいと、強く思います。

 桃が養分を蓄える上で、光合成は欠かせない働きです。
 太陽の光をしっかり浴びて、光合成をすることででんぷんを作り、それが糖となり甘味となります。
 肥料を与えることでは補うことのできない、桃から生まれる栄養で、桃にとって、自分を作るうえでも、桃の実をつける上でも、とても大事な栄養です。
 まるで、赤ちゃんに与えるお母さんのミルクの様だと思いました。
 その栄養を作るために、光合成が行われています。
 日当たりが悪いと、その分栄養は回らなくなり、桃は元気を失います。
 そうならないように、あんなちゃんは桃の気持ちに沿って、優しく、潔く、遠くの未来を見て、桃にとって一番良い選択をしているのだと思うと、その愛情はどこまでも深いのを感じます。
 メリハリを持って、切るか切らないか、わたしも判断できるように、もっと桃を知って、理解して、優しい選択ができるように、残りの剪定の時間を充実させていきたいです。

(なつみ)

 

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 午後からは冬キャベツの植え付けや、地這いキュウリとピーマンの追肥、そして納屋の整理整頓、稲刈り鎌のメンテナンスなどをみんなで進めました。

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〈吉畑奥ハウスに、冬キャベツを植え付けました〉

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〈日々、収穫している地這いキュウリとピーマンに牛肥を追肥しました〉