9月8日(水)「ウィンターコンサートのDVD鑑賞会」

9月8日のなのはな

 楽しかった、なのはな縁日。みんなの浴衣姿もとてもきれいでした。
 今日は、縁日で使った約60枚ほどの浴衣をみんなでたたみました。

 最初に河上さんがきてくださり、浴衣の正しいたたみ方を教えていただきました。基本的な畳み方から、昔のように風呂敷に包む時の畳み方、場所が狭くて浴衣を広げきれないときの畳み方などを交えながら話してくださり、普段知ることができないことも教えていただけて、とても嬉しかったです。

 

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 教えていただいたとおりに、縫い合わせたラインに沿って畳んでいくと、自然ときれいにしわなくたためることが、とても気持ちが良かったです。そうして収納しておくことで、アイロンをかけなくても変なところにしわが入らずに、次もきれいな状態で着られる、ということを河上さんが教えてくださって、本当に昔の人の知恵はすごいと思いました。そういうことを、いま日本人として知ることができるのは、とてもありがたいと思いました。しっかり覚えておきたいと思います。

 初めて浴衣を畳む人や、あまり慣れていない人もいて、みんな真剣に河上さんの手元を見て、説明を聞いていました。今日新たに覚えてくれると思うと、とても心強く、嬉しいです。
 浴衣たたみは、初めてやると難しく感じるけれど、慣れてくると自然と身体が動いてくるようになっていくのを感じます。なのはなにいる間に浴衣の着方から畳み方までを自分のものとしていけることが改めて嬉しいことだと思いました。

 

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 今日は1人2枚から3枚ほどの浴衣を畳むことができ、新しく覚えてくれたみんなも、1枚目よりも2枚目、と慣れていっているように感じました。みんなと一緒に、目の前の浴衣をきれいに丁寧に畳んでいると、外は雨でも心は温かい気持ちになりました。これで、次に浴衣を着るときもきれいに着ることができると思うと安心して、次もまた楽しみになります。

(つき)

 

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 午後には、2018年のウィンターコンサートのDVDをみんなで鑑賞しました。見る度に新たな目線、新たな気付きを得るなのはなのコンサート。前にもこの年のコンサートを見たことがあったけれど、今回は一体どんな風に見えるのか。楽しみな気持ちと、ちょっと緊張した気持ちをもって見始めました。

 見ていくと、このコンサートを演じていた自分として感じること、今自立に向けて日々成長を続けていく自分として感じたこと、次のコンサートをやることになる自分として感じたことがそれぞれある、と思いました。

 

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 演じていた自分として見ていると、練習した日々が思い出されます。ダンスの振り入れをしてもらったときのこと、ダンスのバディ練習をしたこと、お父さんに演劇の指導をしてもらったこと、代役で練習していたのが全然上手く出来なかったこと、舞台袖で『ジ・アザーサイド』のダンスメンバーで小さくガッツポーズをし合ったこと。それぞれの場面やダンスを見たときに、ふと思い出される光景がありました。

 今、税理士になるために勉強をして、自立に向けて気持ちを作っている自分として、この物語を、登場人物の団長やジーヴス、みちこさん、れいなさんと一緒に辿っていくと、自分たちが苦しくなった理由、生きにくさを抱えてしまった理由、そこからどういう心持ちで立ち直っていったらいいのかが見えてきます。

 神様ポストに自分の欲を綴った願いを入れる人々ばかりの社会。文明が発展して、ものが工場で流れ作業で簡単に作れるようになり、楽ができるようになって、ものが簡単に手に入るようになった。働く時間を切り売りする仕組みのなかで、人々は働くことの楽しさを失っていった。幸せは働くことから、楽ができること、なにかものを手に入れることになっていった。そういう間違った幸せを幸せだと思い込んだ人たちが、自分のこどもの世代にそんな幸せを与えようとする。でも、それは間違っているから、歪みが出てきてしまう……。

 みちこさんやれいなさんは、そんな時代に警鐘を鳴らすカナリアです。そしてそれは、今の社会で傷ついた自分たちもそうです。そんな私達が生きていくためには、どうしたらいいか。それは、自分の欲だけの競争をやめて、ありのままの自分で、優しい世界を創っていこう、広げていこうとすること。いつもお父さんやお母さんが私達に話してくれること、そのままです。それが全部凝縮されていました。

 団長が『ナユタ』の演奏に合わせて、ある村で出会った女性への思いを語るシーンがあります。欲がない、心の綺麗な人だった、と。人って、それだけでいいんだな、と感じました。何ができるできないじゃなくて、ただそれだけで尊いんだと。生きていく心持ちを、登場人物たちに正してもらいました。

 最後に、これからまたコンサートをやるであろう自分として感じたこと。斜めの角度からのカメラの映像になったとき、舞台の袖が見えました。舞台上ではなく、袖にいるコーラスのメンバーも姿勢を正して、腕を後ろに組んで、歌っていました。大人数のダンスでも、腕の角度や動くタイミングがきっちり揃えられていました。並の気持ちではできません。けれど、そこまでもう一度みんなで行きたい、と思いました。またみんなで思いっきり高いレベルで表現がしたい、と。

 神様ポストがあるなら、早く、もう一度みんなとあの舞台に立って、なのはなの気持ちを表現できる日が来てくれることを願います。
 
(のん)