「たけちゃん」 ななほ

9月5日 日曜日

 朝起きたら、隣にはたけちゃん、なっちゃん、りなちゃんにちさちゃんとなつみちゃんの姿があり、ホッとしました。そう、昨日はたけちゃんが初めて、なのはなに1人でお泊りをしました。
 夜、あゆみちゃんがいなくても泣かずに、いつもと同じように廊下でつかまり立ちをしていたり、シーサーの置物を見て「ガーガー」と笑っている姿を見ていると、本当にたけちゃんはなのはなの子なんだなと思いました。

 まだ1歳なのに、お母さんがいなくても1人でお泊りができるのは、たけちゃんが0歳のころからなのはなで過ごして、なのはなの環境やなのはなでの生活に馴染んで、安心しているからだろうなと思います。あゆちゃんが、「これこそ、本当に理想的な育て方だよね」と話していて、本当にその通りだと思いました。

 お母さん同士で子供を育て合ったら、子供にとっても自分達にとってもいいことだよねと、あゆちゃんと話していて、私もそんな風に子供を育てたいし、そんな世界になったらいいなと思いました。

 夜、たけちゃんを囲むようになっちゃんたちと布団を敷きました。すやすやと眠るたけちゃんを見ていると、心が温かくなりました。夜は12時ごろに泣いてしまったのですが、それから1時間も、みんなと歌を歌ったり、まえちゃんも来てくれて抱っこをしたり、最後は桃の唄を歌い、たけちゃんが眠りにつきました。

 桃の唄をうたっている時、改めて桃の唄の歌詞が骨身に染みるようで、涙が出そうになりました。少し霜対策の夜を思い出すような喜びや幸せな気持ちが込み上げてきて、みんなと輪になってたけちゃんを寝かしつける時間が嬉しかったです。
 朝はたけちゃんは6時に目が覚めて、私たちも6時に起きました。起きてすぐ、泣くこともなくにたーっと笑う、たけちゃんの笑顔は本当に天使の様でした。

「おはよう」と声をかけると、廊下の方を指さして、「ガーガー」と言いながら嬉しそうに動いているたけちゃんを見ていると、心が満たされました。本当に目の前に、幸せがあって、今が幸せなんだなと感じてとても嬉しかったです。

 たけちゃんが朝起きてすぐに動きたい気持ちが分かるくらい、私も目が覚めてからは早く起きたくて、畑に出たくて、何かしたくてうずうずしました。「ねえ、起きたら三転倒立しようよ」とちさちゃんに言うと、「え~。朝から? まあ、いいよ」と笑ってくれて7時になったら、りなちゃんとちさちゃんと体育館で三転倒立をしました。

 三転倒立をするのは久しぶりだったのですが、とても頭がすっきりして、力が湧いてきました。そんな風に毎日起きて、毎日朝を迎えられることがありがたくて、いつもその気持ちを忘れずに目の前のことに向かいたいです。
 また、いつでもたけちゃんになのはなに泊まってほしいなと思うし、たけちゃんの成長を見ていけることが嬉しいです。

・秋冬野菜

 秋冬野菜の新しいチームが発表されました。私は今季、るりこちゃん、よしえちゃん、のりよちゃんとゴーヤや葉物野菜の担当をすることになりました。
 葉物野菜のホウレンソウ、コマツナ、ミズナは手入れや作業には何度も入った事があるのですが、最初から最後までずっと担当だったことがほとんどないので、新しい野菜を見ていけるのが楽しみです。

 また、チームのみんなとパパイア、晩白柚も担当させて頂くことになり、南国フルーツを冬越しできるようにしっかり考えたいです。今年はパパイアも晩白柚も実をつけたいなと思っていて、良い結果に繋げられるようにもっと、パパイアや晩白柚について知りたいと思いました。

 他にも、やよいちゃん達と育苗の担当もさせて頂くことになり、今からワクワクします。種蒔きもそうなのですが、あの小さな種から芽を発芽させ、担当者のひとへ受け渡すまでを見届けられるのが楽しみで、責任感を持って向かいたいです。

 こうして担当者の人で担当の野菜を1から育てて、見ていけるのが嬉しくて、誰もがその野菜のプロフェッショナルになり、プレイヤーとして、当事者として野菜を育てられるのが嬉しいです。少し緊張もするのですが、それよりも楽しみが大きく、心の底から力が湧いてくるのを感じます。この気持ちを忘れずに、最後の最後まで野菜や苗、日々の生活にも向かいたいです。