「面白く、奥深い」 のん

9月3日

 

○せいこちゃんのお誕生日

 今日はせいこちゃんのお誕生日でした。せいこちゃんにはいつも洗いでお世話になっています。せいこちゃんは拭きのプロです。洗いでリーダーをさせてもらうときに、拭きにせいこちゃんがいてくれる、というだけで、私は安心していられます。

 私の伝えたこと、こうしたい、という考えをきっちり受け止めて、気持ちいい返事を返してくれて、自分の考えに拘らずに潔く動いてくれる。それがどれだけありがたいことで、それにどれだけ救われているか。自分も作業のメンバーになったらそうやって動けるようにならなくちゃいけない、と思わせてもらっています。
 いつも腰が低くて、謙虚で真面目な姿勢を崩さないせいこちゃんが素敵だなと思っています。いつも本当にありがとうございます。大好きです。お誕生日おめでとうございます。どうかこれからも洗いをよろしくお願いします。

 

○桃のコンポート作り

 今日は午後に桃のコンポートを作らせていただきました。午前のうちに桃を洗っておいて、午後には桃の皮むき、カットから始めました。最近何度か桃ジャムの作業に入らせてもらっていて、コンポートは2、3日前にまよちゃんが作っているところを、ジャムを作ったり片付けをしながら見て、作り方の話を聞いたりしていただけで、自分で作るのは初めてでした。けれど私1人の作業で、周りに桃ジャム作りに慣れている人たちは誰もいません。分からないことがあれば、その都度台所に行って河上さんに確認させていただく、という状態でした。
 そんな状態で、桃ジャム用の桃のカットも初めてなさやちゃんやせいこちゃんが桃のカットに来てくれて、内心はヒヤヒヤでした。でもこれで私がおろおろしていたら2人はもっと困ってしまうし、早く使いたい桃がたくさんあるのに作業も進まないので、加工作業に慣れている人になりきって作業しようと心に決めました。

 そうなりきってしまうと、今年2回くらいしか桃の皮むきをやってなくても、桃の使える部分、傷んで使えない部分がはっきり自分でも分かるし、慎重にはやるけれど、慣れてないんです、というような甘えたもたもた感はなくなりました。
 今回は自家消費分のコンポートを作っていたのですが、いつも使っている白ワインの在庫が少なかったみたいで、今回は別の白ワインを使うことになりました。河上さんは、いつものとこれとは全然違うんじゃ、と仰っていて、いつも使っているものの方がいいらしいのですが、同じ白ワインでもそんなにちがうものなのか、と思いました。
 カットが終わったら、白ワインと砂糖を入れて火にかけます。今日は6.1キロの桃を使いました。せっかくなので、カットしてくれた2人とも一緒に少し鍋を見て、灰汁取りをしました。アルコールの香りと、桃の香りが混ざって、桃ジャムのときのシナモンシュガーのように甘い香りとはまた違った香りがしてきます。

 コンポートの勝負は早くて、沸騰してから10分で火を止めます。砂糖は先日まよちゃんが作ってくれたときの分量と同じ割合で入れたのですが、桃の状態によっても味が違うので、火を止めてから河上さんに味を見ていただいて、砂糖の量を調整していきました。自分でも見てたらええ、と言ってもらって、私も調整した都度味見をさせていただきました。

 火を止めた段階。アルコールの風味が確かに前回のワインの時よりない感じがしたけれど、これはこれで甘さが控えめで爽やかで食べられる。アルコールの感じがまだ結構あって、大人の味な感じがしました。

 河上さんに教えていただいて、100cc分の砂糖を足して1分火にかけたあと。6.1キロの桃、それが浸るくらいの白ワインがある鍋に、たった100cc、グラムにして約55グラムだけなのに、甘さが増して、アルコールの風味のきつい部分が少し抜けて美味しくなりました。

 そこから河上さんからもう100ccということで、砂糖を足して1分火にかけました。近くにお母さんがいらっしゃったので、河上さんが食べてもらったらいいよ、といってくださって、お母さんにも食べていただきました。もうちょっと火にかけてもいいんじゃないか、と教えていただきました。アルコール分をもっと飛ばしたらどうか、と。
 そこから1分火にかけました。お酒の風味に慣れない私の舌でも素直に美味しい、と感じられるくらい、アルコールのきつい部分が丸くなって、いい風味だけが残っていて、甘さもほどよくなっていました。
 数%の砂糖、1分火にかける。ジャム作りでも思いましたが、ちょっとの違いなのに、こんなに味が違うのか、と改めてびっくりしました。

 

 同じ家庭科室ではお父さんがえりさちゃんたちに料理教室をしていました。料理教室が終わったえりさちゃんと話したときに、2人も本当にちょっとの違いなのに味が全然違うことをお父さんの料理教室でも感じたみたいで、その驚きを、やっていることは違っていても共有できて嬉しかったです。

 料理ってこんなに面白いんだな、と感じました。今までも「作ること」は基本何でも好きなので台所作業は好きだったけれど、こんなに奥が深いとは思っていませんでした。ジャム作りやコンポート作りがあとどれだけできるのかは分かりませんが、この小さな違いを思いっきり楽しみたいです。

 

○初めまして、事業税

 今日、事業税のテキストが届きました。ちゃんとは見てないですが、パラパラめくってみて、見慣れない文章や問題の形式に、どんな内容なんだろう、とすごくドキドキしています。講義が始まるのは9日からなので、もう少し先ですが、今、こうして楽しみな気持ちでいられることが嬉しいです。
 この前の試験で、私が落ちても誰も笑ったりしない、馬鹿にしたりしない、むしろ一緒に悔しがってくれる、変わらず応援してくれる、と思えてから、勉強に対する気持ちが少し楽になりました。1回燃え尽きた私だけれど、今ならまた頑張れる、と思えます。あと数日エネルギーチャージして、また新しい坂を上ろうと思います。