【8月号⑰】「なのはなクリーン大作戦、開催! ―― チームプレイでグラウンドを整備しよう! ――」ななほ

 四連休最後の日曜日、 『なのはな片付けオリンピック』が開催されました。なのはな古吉野グラウンドを五つのエリアに区切り、各同盟サミットのチームでグラウンドの整備をします。

 私たち『ベルリンの壁』チームはエリア一の担当で洗濯物干場から作業棟回りが主な場所でした。

 お父さんとお母さんが各同盟サミットごとにテーマを考えてくれました。その場所には籾すり小屋を設置する予定らしく、小屋が立つのをイメージして作業を開始しました。
  
  
「今週末にお楽しみを考えています」。大会の一週間ほど前から、お母さんやあゆちゃんがそう話してくれていて、(お楽しみって何をするんだろうか?)と本番当日まで全く分からなくてドキドキしていたのですが、片付けと聞いたとき、同盟サミットのチームで作業をする機会は初めてだったのでとても嬉しかったです。

■清々しい笑顔

 グラウンドには、盛男おじいちゃんの山で伐採してきた丸太や材木。自家製落ち葉堆肥。竹、レンガ、ブロックなど農業資材がたくさんありました。でも、顔をあげる度にグラウンドの景色が変わっていき、(この場所に何があったんだっけ)と思ってしまう位でした。

 汗を流しながらも力いっぱい丸太を運んでいる人。竹の枝打ちをしている人。落ち葉堆肥を回収して肥料倉庫へ運んでいる人。どこを見てもみんなの清々しい笑顔がありました。
  
  
 私も動けば動くほど楽しくて、汗をかけばかくほど気持ち良くて、この楽しさを感じたことのない人が見たら、どうしてって思われるかもしれないけれど、やっぱり片付けは楽しいです。

 サマータイムが始まってから日中の暑い時間帯に作業をするのは久しぶりだったのですが、台所さんがキンキンに冷えた梅サワーとスポーツドリンクを用意してくれて、いつでもその給水所へ行けば冷たいドリンクを頂けました。また、一人一本、あゆちゃんがジュースを配ってくれたり、途中には冷たいアイスでおやつ休憩をして、暑さ対策をしながらも楽しく作業ができました。
  

給水所には冷たいドリンクが用意されていました

  
 同盟サミットのチームで日陰の石に座ってアイスを食べていると、トンボが飛んでいたり、カブトムシがいたり、ずっと集中していて分からなかったのですが、セミの鳴き声が聞こえました。

「ああ、夏だ。夏休みだ」

 そう叫ばずにはいられないくらい、動いた後のアイスはいつもの何倍にも美味しく感じたし、仲間と一緒にこうして生活できることの喜びを感じました。

 片付けは何か特別な遊びでもなく、日常なことかもしれません。私はどこか、遊びは非日常な感じがしていたけれど、なのはなのみんなと一緒に片付けをしていたら、これこそが遊びで幸せなことなのだと改めて思いました。
  

休憩時間には冷たいアイスをいただいて、身体を冷やしました!

 

 いつもお父さんが、

「漁師さんは魚を釣るのが仕事だけれど、趣味で釣りに行く人だっている。農家は仕事だけれど、家で家庭菜園をしている人は遊び。仕事と遊びの境目はないんだよ」

 と話してくれます。

 それと同じように、片付けも自分の気持ちや向かう姿勢次第で、とても楽しい遊びになって、スポーツのような感覚で動いて、汗をかいて、心地のいい疲れを感じます。

■まるで海に行った気分

 みんなと片付けをしながら、「海に行ったときのような嬉しさがある」「何かとても楽しい遊びをしている気分」と話していたら、周りのみんなもうんうんと深くうなづいていたり、誰かと一緒だから楽しい、みんなと一緒だから片付けが遊びになるというのを感じて心が満たされていくのを感じました。

 たくさん汗をかいた後は、あゆちゃんがホースで空に雨を降らしてくれて、虹が見える雨を頭から浴びました。

「わー。気持ちいい—」と周りのみんなが満面の笑みで水を浴びている姿を見ると、私も嬉しくなりました。
  

暑くなったら、ホースで水浴びをしました!

  
 気が付いたら、グラウンドの整備もラストスパート。グラウンドの隅々まで草が刈られ、最後は私たちも三角ホーやカマを使って草取りをしました。

「ここの草、もう少し刈った方がいいかな?」「草集めができたら嬉しいです」「手が空いたので何かできる事はありますか?」

 誰も立ち止まっている人がいないくらい、みんなが積極的に動き、同盟サミットチームの人と連携をとりながら、当事者として動いていました。
  
  
 その中で私も精いっぱいで動くのがとても楽しかったし、チームの人が嬉しそうに、「終わったよー」と声をかけてくれると、私までその子の嬉しさを分けてもらって、お互いの嬉しさが何倍にも膨らんでいくのを感じました。

 夕方の四時半には全てのエリアの片付けが一段落し、丸太も綺麗に収納されていたり、新しく洗濯物干場を増設したり、どこを見ても爽やかな気持ちになるような整ったグラウンドになっていました。

■心が弾む時間

 そして、夜はバーベキューです。

 お母さんやあゆちゃん、のりよちゃんたちは夕方からバーベキューの準備をしてくれて、火加減はバッチリ。お互いにお疲れさまでしたという気持ちで、バーベキューをしました。

 動いた後のバーベキューはやっぱり嬉しくて、美味しくて夏には欠かせないなと思いました。
  

バーベキューの具材は、採れたてのナスやピーマン、アスパラなどの野菜もたっぷりです!

 『人生の夏休み』という言葉がピッタリなくらい、なのはなファミリーで過ごす毎日はとても充実していて、愉快で心が弾みます。

 今回の片付けオリンピックでは、いつも同盟サミットでお互いのことを知っている仲間だからこそ、また一味違ったお楽しみ会になった様に感じたし、そんな風に自分のことを理解してくれて、自分も相手を理解できる関係がある仲間と過ごせるのが嬉しいなと思います。 
  
  
 四連休の締めくくりを、お父さんとお母さん、家族全員で片付けオリンピックを迎えられてとても嬉しかったです。