【8月号⑫】「弾けば弾くほど好きになる ―― 藤井先生のアコースティックギター教室 ――」りんね

 七月八日は、アコースティックギターを教えに来てくださる藤井さんの、お誕生日でした。

 この日に向けて、みつきちゃんが中心となり、まよちゃん、ななほちゃん、ゆいちゃんたちが、色紙を制作してくれました。

 お父さん、お母さん、ギター教室のメンバーのメッセージが、中央に星型のいろ紙で散りばめられていました。星を見上げるように、藤井さんが優しく微笑む似顔絵も描かれていました。

 その左右には、スイカやアイスなど、夏らしい形をしたいろ紙の、みんなのメッセージが並んでいました。ギター教室のメンバーも、そうでない人も、藤井さんが大好きな気持ちが伝わってくる色紙でした。

 ギター教室が始まる前、みんなの前でみつきちゃん、れいこちゃん、ななほちゃんが藤井さんに色紙を渡してくれました。
  

藤井先生の誕生日をお祝いする、手作りの色紙をお渡ししました

  
 とても嬉しそうに、藤井さんが色紙を受け取ってくださり、嬉しかったです。その際、みんなと一緒に、藤井さんのお話も聞かせていただきました。

 関りのある周囲の人にとって、自分がプラスの影響となるように生きていくこと。一期一会という言葉のように、二度と訪れることのない今の瞬間を、大切に思うこと。藤井さんは、毎回のギター教室の二時間も、充実した時間になるように想ってくださっています。

 そんな風に想ってくださっているから、藤井さんと一緒に過ごすギター教室の時間は、心が温かくなって、癒されるのだと、感じました。

■新たな気づき

 藤井さんは、一人ひとりにまっすぐに向き合って、ギターを教えてくださいます。

 その人がこれからもずっと、ギターを弾いていくことを想って、美しく弾くための指使い、弦の押さえ方から、丁寧に伝えてくださいます。

 メンバーそれぞれが、今何を必要としているのか、藤井さんは理解してくださって、練習に行き詰まったら、藤井さんに質問に行けば、必ず打開策が見つかります。

 どうやって弾けばいいのか、いくら一人で頭を悩ませても解決できないことに、答えをくださり、目から鱗が落ちるようなことがあります。

「ああ、こうやって弾けばいいんだ。こうやって、音を繋げていくことができるんだ」ギター教室はそんな気づきでいっぱいです。

 私は、たくさんの曲の指使いを教えていただく中で、少しずつ、音を繋ぐ指使いを自分で見つけることも、できるようになってきました。

 曲を練習する一番はじめの、指使いを覚える、という作業で、音を繋げることを意識できるようになると、演奏が全く変わってくることも分かってきました。これからも、まだまだ気づいていくことがあるだろうと思います。もっともっと、ギターを理解できるようになっていきたいです。
  

  
 藤井さんに教わり、練習を続けながらギターのことを知れば知るほど、ギターを好きな気持ちは、ずっと高まり続けています。

 アコースティックギターは、強く心に訴える力があると感じます。アコースティックギターに出会えたことが、とても嬉しいです。

 毎週火曜日の夜、古吉野の図書室で、藤井さん、みんなで輪になって椅子に座り、ギターを練習します。黙々と練習し、分からないことがあったら、藤井さんに教わりに行きます。

 その温かい時間が、私は大好きです。ただ黙々と練習し続けるだけでも、気づけばギターと、図書室の優しい空気に癒されて、気持ちも明るくなっていることがあります。

 私は、なのはなに来たばかりの頃から始めて、ギター教室に欠かさず行っています。一つのことが本気で好きになって、長く続けられたのは、ギターが初めてです。未熟な自分でも、ここまで積み上げてこられたのは、藤井さんに教えていただいているおかげです。

 なのはなのみんなと一緒に、藤井さんにギターを教えていただけることが、本当にありがたいなと思います。

 いつか、藤井さんから教えていただいたこと、まっすぐに向き合ってくださったこと、深い優しさを、誰かに返していけるように、なりたいです。

 藤井さんのお誕生日に、改めてお礼の気持ちも込めて、色紙をみんなで送らせていただけたことが、とても嬉しかったです。