「不可能なことが可能になっていく」 ちさ

8月27日

 今日はすごく濃い一日でした。朝やったスモモのネットがけが昨日のことに思うくらいいろいろなことをやって、充実した気持ちを味わいました。
 時間的に全部書くことはできないのでその中から一つ、何を書こうか。悩むけど、いよいよ明日に迫った縁日の準備について。

 今日はみんなで山小屋へ。いわゆる仕込み第一弾です。前回の整地でガラッときれいになって今からお店が立つんだな、どんなお店なのだろうか、と気持ちが膨らむような光景に変身していましたが、今日はさらにグッと華やかに。物を取りに山小屋へ降りるたびに各屋台で看板が設置されたり、飾りがつられていたり、色が増えて、お祭りムードになっていっていました。

 私たちグツグツ会議の金魚すくいのお店ももちろん同じです。
 前回はお店の骨組み建築でしたが、今日は内装を手掛けていった、という感じです。みんなで作った風鈴をつるしたり、ブロックを運んで船をのせ、椅子を設置し、受付のセットをするなどのレイアウトを決定。
 最初私は、小屋の外周の柵のようにつくってあった木を、のこぎりで低く切りそろえていきました。同じ広さなのに、高さと丈を合わせるというそれだけでうんと広く感じて、感覚って面白いなと思いました。すごくすっきりと感じました。その間にも風鈴がどんどんついて、それだけですごく可愛い雰囲気に変わっていき、ワクワクする気持ちが広がりました。

 ふねを運んで、水平をみんなで考えたことも面白かったです。山の中で地面が傾いているため、水平というのがなかなか目ではわかりにくかったけど、ふねに水をためてみると水面の高さではっきりとわかります。ブロックを使ってうまく高さを調整していきました。ふねを見ると傾いているように見えるけど、水はだいたい水平。すごく変な感じがしました。

 大きな金魚の飾りを取り付けるのは大変でした。屋根の前に取り付ける予定ではありましたが、段ボールの折り目の部分などよれよれと折れてしまって、くたっとした風になってしまうからです。ちょうど左右にある木に竹を渡して抱っこちゃん結びをし、その竹に結び付けるのはどうか。だけどそれでも重心がずれたことで金魚が少し下を向いてしまう。そんな時に須原さんが、だったら竹を2本にしたら回転しないよ、と。

 なかなか取り付け方にたどり着けなくて時間を費やしてしまったけれど、そうやってどうしたら目の前の不可能なことが可能になるのか、そのことに頭を使うのは本当に楽しいです。その答えが妥当でなかったら金魚はうまく取り付けられないし、ストライクゾーンに入っていたらいい形で取り付けることができる。たどり着けたときはうれしいし、今まで習ってきたことや、吸収してきたこと、ほかのことで使ったことの応用編として、自分で見つけられると嬉しいです。いつももろもろの現地での応用問題を、サラッとすごいやり方で解決してしまうとお父さんや須原さんたちが本当にすごいなと思いました。

 夜に明日の最終準備の確認や、店番のシミュレーションをみんなで行いました。ついにとどいた300匹の金魚たちや出目金ちゃん、はやちゃんをどうやって持っていくか、えさのこと、その後のこと。みんなでああするのはどうか、こうしてはどうかと話している時間、金魚のことを思っている時間はうれしい気持ちが広がります。そして、グツグツ会議のメンバーは本当に金魚さんが好きなんだなということを表情や空気や口調から感じます。たまたまなのか、グツグツ会議っていうのもなんだか魚っぽい気もします。

 店番の練習も、とっても面白可愛い台本をさきちゃんたちが考えてくれていて、金魚もいないし、お客さんもいないし、自分たちだけでやっているのに、ものすごく楽しいです。
 明日の準備もばっちりみんなと確認しました。緊張するけど、ゆりかちゃんが動きやすいように、困らないように、自分ができることをやりたいです。

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 夜は質問に答えてくださってありがとうございました。
 3日間。
 3日間の目標、幸せを考えること。ダメな自分でも3日間だけでもダメじゃない自分をやってみること。1年先とか、3年先とか、漠然と遠いことを思い浮かべているからダメ。3日なら長くなくて、さらに3日過ぎたら次の3日。そうやっていったらいいこと。

 明日も前向きにできること頑張ります。
 読んでくださりありがとうございました。
 おやすみなさい。