「目の前のことに誠実に」 りな

8月23日

 今朝はあんなちゃんやみんなと一緒に、桃の収穫に入らせてもらいました。今日は、開墾26アールの白皇だけの収穫でした。昨日、おかやま夢白桃と川中島白桃が全収穫されて、ついに残った桃の品種は白皇と恵白だけになりました。
 白皇は、昨日収穫していなかったこともあり、果硬抜けして地面に落下しているものが数個ありました。今日はかなりたくさん収穫できそうだ、とあんなちゃんが最初に判断して伝えてくれて、たくさん採る前提で収穫を始めていきました。

 あんなちゃんの言う通りで、果硬抜けしている桃が多々ありました。ほんの1日の間にも、こんなにもたくさんの桃が樹で完熟していたんだなあと思いました。今日が白皇のピークで、1本の木から14コンテナいっぱいの桃が収穫できました。
 ずっと続いていた雨が上がって、土曜日や日曜日に日が照ってきていたからか、白皇の桃も、一回りほど大きいサイズの桃が収穫できていました。日当りの良い、高い枝から採れた桃は、ずっしりとして、とても綺麗でした。贈答用にも行けるような、大きさの白皇が収穫できていることがとても嬉しくて、桃も少しの間で成長していたんだなあと思いました。

 朝食前の2時間をたっぷり使って、それでも採り切れないぐらいの量がありました。午前の作業時間にも、残りの3本の収穫を終わらせて、選果ハウスでの嫁入り作業に移りました。
 選果ハウスに行くと、コンクリートの床も、座敷も桃で溢れかえっていました。コンテナが足りなくなるぐらい、桃が採れていました。桃の大収穫に驚きながら、でもとても嬉しかったです。一つの品種で、これだけ一日に採れることはこれまで無かったなあと思って、白皇が凄いなあと思いました。

 私は糖度測定をしました。白皇の果硬抜けした桃は、触っただけで跡が付いてしまいそうなぐらい熟れ熟れで、柔らかくて見た目からも甘そうだなあと思いました。
 まだ続きの作業があるので、明日も精一杯頑張りたいです。
 
 朝食後、しほちゃんがなのはなを出発しました。しほちゃんがなのはなに帰ってきてくれて、一緒に過ごせた時間がとても嬉しかったです。しほちゃんと一緒に、ウメのお礼肥で、バケツリレーをしたり、縁日の準備をしたり……。しほちゃんが、いつものように、自然になのはなに溶け込んで作業していて、ずっと一緒にいるような気がしました。

 しほちゃんがなのはなのみんなのために、チーズを4種類ももって帰ってきてくれて、贅沢なチーズをみんなで頂けたのは、しほちゃんが職場でも、しほちゃんがなのはなの子として職場の人から信頼されているからなんだろうなあと思います。そんなしほちゃんがかっこいいなあと思うし、希望だなあと思います。
 しほちゃんが出発する前、たけちゃんを抱いている姿を見ました。たけちゃんも、しほちゃんも、周りにいるみんなからも、笑顔が溢れていて、とても幸せな空間だったなあと思いました。違う場所だったとしても、しほちゃんがなのはなの気持ちで、精一杯で働きに出られているんだなあと思うと、胸がいっぱいになります。しほちゃんからパワーをもらって、私も目の前のことに誠実に、謙虚に頑張ろう、と思いました。

 夕方のハウスミーティングの時間に、お父さんのお話をたくさん聞かせてもらえて嬉しかったです。私はまだまだ未熟なところがきりがないほどあるけれど、それを隠さずに、等身大で、安心していられるのは、お父さんとお母さんが、理解して信じて下さっているからだなあと思います。
 みんなの質問も聞いて、みんなが感じてることや、心の痛みは深いなあと思います。自分自分にならずに、誰かの痛みを理解して、添えるような人になりたいなあと思いました。

 明日も一日、出来ることを精一杯頑張りたいです。