「試験」 のん

8月18日

○試験
 今日、相続税法の試験を受けてきました。正直、今回は駄目だったかな、という気がしています。悔しいけれど、それでも悲しくならないのは、合格よりもっと大事なものを今回の試験で感じたからかなと思います。

 今回、今までのどんな試験より文章の暗記が多かったです。とにかく文章を覚える、というのは、結構根気がいって、難しくて、なかなかできませんでした。模試でもなかなかいい順位に入らなくて、気持ちがめげそうになりました。

 そんなとき、みんなが、「試験近いの? うわ~、頑張って!」って声をかけてくれる。ちょっと頑張るか、って思える。もう休みたい、と思ったとき、「のんちゃん、当番代わるよ!」って言ってくれる人がいる。この当番の時間だけでもやらなくちゃって思える。もうこれ以上できることないんじゃないか、と思った試験間際に机を見る度に違う人からのメッセージカードが置いてある。もういいだろうと思う出発の時、雨の中、お父さんが1人玄関下まで出てきて見えなくなるまで見送ってくださった。

 フルマラソンみたいだな、と思いました。歩いてしまおうか、と思ったとき、沿道で応援してくれる誰かが居る。その人から見えなくなるまで走るか、と思う。見えなくなった、そろそろ休もうか、と思ったとき、次の誰かが応援してくれる。そうやって結局ずっと走っていく。

 みんながいなかったら、とっくに私は歩いてしまっていただろうと思います。別にこんなに大変なら受からなくてもいいよ、と投げ出したと思います。でも、みんながいてくれた。応援してくれた。その気持ちになにか返したい、と思ったから頑張れた。自分のためには頑張れない、誰かのためじゃないと頑張れない。それを強く感じました。

 私が受かってもその人には何の得もないのに、本気で私が受かることを願って応援してくれた。そのことにどれだけ力をもらったか。

 今日、受けてみて、駄目かな、と思ったけれど、怖くなかった。これがなのはなに来る前の大学入試だったら、死ぬことを考えただろうと思います。でも、今回、私をそんな風に追い詰めるものは何もなかった。

 落ちていたとしても、みんなは何も変わらずまた来年も応援してくれるんだろうな、ということが自然に信じられました。お父さんも、お母さんも、なおちゃんもさやねちゃんも、みんなも、私が落ちても受かっても、何も変わらないんだ、変わらず私を応援してくれるんだ、と思ったら、また1年頑張ろう、と思えました。

 次はもっと税法の根本を自分に落とし込んで挑みます。また1年よろしくお願いします。

 とりあえず次の勉強を始めるまで、思いっきり遊ぼうと思います。今日はこのくらいにしておきます。ありがとうございました。お休みなさい。