「石生の(相続税の)坂」 なお

8月17日

○石生の(相続税の)坂

 のんちゃんが、税理士試験にむけて出発をしました。
 前日のんちゃんに、いってらっしゃい、と、声をかけました。いよいよ、という緊張感がある中、笑顔で、「ありがとう。行ってきます」と言うのんちゃんと、握手をしました。

 のんちゃんの1年間を思いました。ラストスパートをかけたのんちゃんを思いました。少し前にのんちゃんと勉強のことを話しました。のんちゃんは、毎日3問ずつ総合問題をといているということを教えてくれました。1日で2時間の総合問題を3つも解くとなると、それは、かなりの集中力とエネルギーを要します。これだけ問題を解いてるのは自分しかいない、それを自信にしたいとのんちゃんは言いました。
 私は、フルマラソンも同じだねと言いました。石生の坂を登っていたら、山岳マラソンの加茂郷の坂がまるで平坦に思えるように、毎日毎日、最後の数週間を総合問題で鍛えたら、きっと本番の2時間は楽しんで、ゴールできる、そう思いました。のんちゃんは、誰と較べるでもない、自分の中の絶対的な誇りとして、自信として、毎日総合問題を3問解いているのだと感じました。それが綺麗で、それが尊いことだと思いました。私も、税理士試験を受けるとき、毎年そう思っていたことを思い出しました。私はできることはすべてやった、と。恐れず、誇りを持って受験をしたことを。のんちゃんも、やりきって、スタートラインに立つのだと思いました。私も、のんちゃんが石生の坂を登ったことを知っています。私も、のんちゃんを誇りに思います。

 のんちゃんが明日の試験で、2時間を走り抜けて、笑顔で帰ってくるのを、待っています。応援しています。