【8月号①】「8人態勢で臨む、樹熟し白桃の収穫 ―― 初めて、桃の収穫を体験して ――」よしみ

なのはなファミリーでは桃の収穫が本格的に始まって、毎日たくさんの桃を収穫しています!! 

 七月は「日川白鳳」「加納岩白桃」「白鳳」「紅清水」「なつごころ」「浅間白桃」「清水白桃」など、中生の品種がメインでした。昨年までに比べ、収穫の規模もどんどん大きくなってきました。
    

あんなちゃんを中心とする桃チームは、9枚の畑で15品種の桃の手入れを行なっています。現在は中生品種の収穫がピークを迎えています。今季は収穫メンバーを増やし、8人態勢で収穫をしています。

     
 そこで、昨年まではあんなちゃんが主に収穫をしてくれていたのですが、今年は収穫する人数を増やし、収穫四人、補助四人の計八人態勢での収穫を行なっています。私も今年初めて収穫メンバーになり、毎日みんなと一緒に収穫できる時間がすごく楽しいです。
  
  

■ベストな状態で

 初めて収穫したときは緊張と不安で本当にドキドキしました。桃は本当に繊細な果樹で、収穫するときに少しでも手に力を入れてしまうと桃に手の跡がついてしまったり、脚立や枝に軽く当たるだけでもくっきりと跡が残ります。最初のころは上手に収穫出来なくて何度も失敗し、落ち込むこともありました。

 ですが、あんなちゃんが、どうしたら桃に傷がつかずに綺麗な状態で収穫出来るか、その都度私たちのために教えてくださって、少しずつですがコツを掴めてきた感じがします。また、桃は収穫するタイミングも本当に難しいです。
  
  
 なのはなファミリーでは「樹熟し白桃」という樹で熟した状態の桃を収穫しています。品種によって収穫基準も少しずつ違っていて、それぞれの品種のベストな状態で収穫することが大切です。個人的に私は「紅清水」や「なつごころ」の収穫基準が難しいなと感じました。

 早採りしてしまってもダメだし、逆に慎重になりすぎて遅れてしまってもダメで、ベストな状態の桃を見極めるために、毎日の収穫の時間は私にとって本当に大切な時間です。
  

石生桃畑の『浅間白桃』

   
 収穫できるか迷ってしまったときは、あんなちゃんに見てもらってアドバイスをいただいたり、あんなちゃんが収穫した桃を見させていただいて、ベストな収穫基準の桃を何度も自分の中に刻み込んでいきます。

 また、収穫のときには補助をしてくれている人がいて、私はよく、りなちゃんとペアになるのですが、私が少し早採りしがちになってきたときは、りなちゃんが、「少し早いかもしれないです」と声をかけてくれるので、補助の人の存在にもとても助けられているなあと感じています。
  
  
 ベストタイミングで傷なしの桃を収穫できたときは本当に嬉しいです。それに、朝から桃の甘くて上品な香りに包まれて収穫していると元気をもらえるし、今、毎日あんなちゃんに教えていただきながらみんなと一緒に収穫できることがありがたいなと思いました。

 七月下旬ごろからは「清水白桃」の収穫も始まり、この桃はあんなちゃんの大好きな桃です。

 桃の女王とも言われる清水白桃は、本当に他の品種よりも存在感があり、女王と言われているのが分かるなあと感じました。
  
  
 一つひとつの桃の運命が、自分の手によって決められると思うと、本当に緊張して手が震えます。でも、しっかりと意志を持って、これからの収穫も大切に、集中して頑張ってきたいです。そして、少しでもあんなちゃんと同じ目で桃を見られるよう、自分ももっと成長していきます。

 

―― 桃のネット掛けが進化しています! ――


 桃を害虫から守るため、桃の木にネットを掛けています。今季から新たな試みを取り入れています。

 桃畑には、木を囲むように六角形に鉄パイプが立ち、そのパイプとパイプはマイカ線で結ばれています。端の2本のパイプの先端に、取り外し可能な滑車を取つけ、ネットを引っ張るようにしてかけていきます。まるで、カーテンを引くようにスムーズで、画期的です。
  

使用するネットは、みんなで縫い合わせたものです!
なのはな桃部会チームで、桃の勉強会を開き、今年の天候の特徴に応じた収穫や手入れなどについて、学びました。