「職人になったように」 りな

8月13日  
 
 昨日のお面作りが、とても楽しかったです。午後から、アース会議のみんなと一緒に、かにちゃんに教えてもらいながら、お面の型作りをしました。最初のチームだったこともあって、とても緊張しました。
 かにちゃんが考えてくれたお面の種類は、本当にたくさんあって、型もそれぞれ違いました。私はキツネ型のお面を作らせてもらいました。みんなは、人型や、鳥型や、耳が少し垂れた猫型など、様々でした。
 まず、型となる土台にラップを貼ります。その上から、新聞紙、布、半紙3層の順に、ぺたぺたと、ちぎり絵のように、細かくちぎったものを貼っていきます。
 ラップを巻く最初の工程から、しわが付かないように、気泡が入らないように、注意しないといけません。かにちゃんが、繊細な手つきでどんどん潔く貼っていく姿を見て、凄いなあと思いました。
 刷毛に水を浸けて、新聞紙を型に貼っていきます。水でちゃんと貼れるのかなあと最初は少し心配だったけれど、魔法のように、新聞紙がペタッとくっついて、それから剥がれませんでした。ペタペタと貼っていくのがとても気持ちが良かったです。
 新聞紙の破片が大きいと、しわになりやすく、小さくちぎりながら貼っていきました。一つのしわも、後々から残ってしまうんだなあと思うと、一つ一つのパーツを貼るのも、ドキドキしました。
 新聞紙を貼った後は、布を貼っていきます。布も、3センチぐらいの正方形に細かく切って、貼っていきました。布は、新聞紙よりも分厚くて、布と布が重なると段差が出来てしまうので、出来るだけ重ならないように、意識して貼っていきました。隙間にぴったりはまる布を作ることが出来たら、とても嬉しい気持ちになって、パズルをしているようだなあと思いました。
 一緒に作業していたみんなが、とても速くて、どんどん次の工程に移っていくのが本当に凄いなあと思いました。半紙が貼られているお面は、白くてつやつやしていて、本物のお面に近づいていて、そこまで早くたどり着きたい!と思いました。
 布は、ボンドを刷毛に付けて貼っていきました。時間が経つと、水でくっつけた新聞紙が剥がれてきて、少し焦りました。新聞紙が剥がれるまでに、布をくっつけないといけないので、時間との勝負でした。繊細に、慎重に貼らないといけないけれど、時間も意識しないといけなくて、少し難しいなあと思いました。
 
 少し時間が空いて、夜の時間にも、お面作りを進めました。夕食前のABパターンをしている時も、我が子のようにお面のことが気になって仕方がありませんでした。乾いて、ポロポロ新聞紙が剥がれてしまっていないのか、心配の気持ちもあったけれど、夜に見たら、そのままの状態で保っていて、ホッとしました。
 夜の時間には、半紙を貼る工程に取り掛かりました。夜は、自主的だったけれど、アース会議のみんながリビングの机に集まって、とても賑やかで明るい空気の中で出来て嬉しかったです。向かいには、なつみちゃんとまおちゃんとかにちゃんがいてくれて、隣にはせいこちゃんがいてくれて、とても心強いなあと思いました。
 私よりも先に半紙を貼る工程に入っているかにちゃんやなつみちゃんが、綺麗に貼れるコツをたくさん教えてくれました。せいこちゃんと一緒に、教えてもらったことを踏まえて、丁寧に半紙を貼っていきました。
 お面の側面は、帯になっている半紙を巻くように貼ると、とても綺麗に貼ることが出来ました。猫耳は、あらかじめ猫耳の形に半紙を切ってから貼ると、真っ直ぐ、しわ一つなく貼ることが出来ました。そうやって、少しずつ貼り方が進化して、お面の表面も綺麗になっていくのを感じました。
 1枚目の半紙は難なく貼ることが出来るのですが、2枚目以降は、どこを貼って、どこを貼っていないのか、見分けが難しくなりました。だから、少しずつパーツを終わらせて、貼っていきました。
 半紙は、新聞紙よりもさらに薄くて、ボンドを薄く塗ってその上に置くと、スーッと溶け込むように、貼られていきました。ボンドをさらに上から塗ると、ツヤツヤと光を反射して、とても綺麗になりました。まるで、職人さんになったようで、とても楽しかったです。
 3枚目を貼り終えて、最後、ボンドを塗ってしわ伸ばしをして、完成しました。その時には夜の9時半を過ぎていて、いつの間にか、こんなに時間が経っていたんだと驚きました。お面を作っている間は、時間が飛ぶように過ぎていきました。完成出来た時は、とても達成感があって、でもお面作りが終わってしまうのが寂しいなあと思いました。
 明日、乾いていたら土台から外してみようね、とかにちゃんが言ってくれて、今日の午前に、いよいよお面を型から外しました。まだ少しふにゃふにゃとしていて、完全には固まっていないようでした。でも、表面がつやつやしていて、少し丈夫になっていて、とても嬉しかったです。
 土台から外しても、形を留めていて、新聞紙と、布と、半紙だけなのに、こんなに丈夫になるんだなあと驚きました。もう少し乾いて、もっと丈夫になったら、またみんなで絵付けが出来るようになるなあと思って、その時が楽しみになりました。
 初めて作ったお面を、縁日の日に、みんなで付けられるんだなあと思って、楽しみがより膨らみました。
 
 久しぶりにハウスミーティングがあって、お父さんやお母さんのお話を聞かせていただけた時間が嬉しかったです。自分に籠ったり、自分に拘らないで、なのはなファミリーの大きな流れに乗って、過ごしたいです。なのはなの子として、自分ではなく、なのはなのみんなのために、心も体も使える人に、成長していきたいなあと、改めて感じました。