「お父さんのような優しさ」 ななほ

8月12日

 

 最近、寂しい訳でも悲しいわけでもないのに、急に(お父さんとお母さんの弾き語りを聞きたいな)と思うことが多いです。それはトンボを見ているからかもしれないし、もうすぐ秋なんだなという気持ちから来るのかもしれません。或いはどこかで気持ちが飢えているからかもしれないのですが、お父さんとお母さんの弾き語りを聞かせて頂く機会があったらいいなと思います。

 でも、毎日お父さんとお母さんが変わらない笑顔で古吉野に来て下さり、お父さんとお母さんがいて下さるだけで安心します。今朝は朝からお父さんが桃畑に来て下さり、桃の収穫も来て下さったと聞いて、みんなのお話が嬉しかったです。朝食の席でもお父さんの「いただきます!」の挨拶に元気が出て、朝から雨が降っていたとしても、食堂やなのはな全体の空気が明るいのを感じました。

 

 あゆちゃんが「朝、お父さんが桃の収穫に出発する前に、マクワウリを出したらお父さんが喜んでくれた」と話してくれて、そのお話が心に残りました。そんな風に喜んだり、嬉しそうにマクワウリを食べるお父さんの姿が目に浮かぶようで、あゆちゃんの話を聞いて、やっぱりお父さんはお父さんなんだなと思いました。

 

 お父さんがマクワウリを大好きだからということも嬉しいのですが、私は今まで自分が何かを作っても、何かを料理したり、相手の人が喜ぶようにと考えても、その期待に応えてくれた人がほとんどいませんでした。私が期待をし過ぎているだけかもしれないけれど、マクワウリの話を聞いて、本当は誰もがお父さんのような優しさがあればいいのになと思いました。

 

 例え、大人の人から見たら子供の作るものはガラクタの様だったり、料理も不格好で美味しくないかもしれません。でも、それをどうでもいい様に受け取られたり、「置いておいて」と見もせずに言われたり、時には捨てられてしまっているのを見ると、子供だった私はとても悲しかったです。それに反抗したらもっと自分が悲しくなるだけだから、何も言わずにいました。

 お父さんのマクワウリの話を聞いた時、やっぱりお父さんはお父さんで、私たちのお父さんなんだなと思い、とても嬉しかったです。また私もお父さんと一緒に桃の収穫に行けたらいいなと思います。

 縁日の準備も着々と進み、リビングではお面作りをしているみんなの姿があります。私は今日は桃の梱包の為、日中は選果ハウスにいたのですが、夜の時間にチームで集まって的の制作や矢の制作、音の仕組みを考えるのが楽しいなと思います。ゆいちゃんやひろこちゃんが新しく決まったことやお父さんに教えて頂いたことを話してくれて、その話を聞いているだけでワクワクした気持ちになりました。

 お母さんが教えて下さったオルガンのような綺麗な飾りも夜の山小屋にキャンドルライトとして飾るのも想像するだけで綺麗だなと思います。明日が楽しみだなと思うくらい、具体的に計画が経ってくると、頭の中でももっと良くするにはどうしたらいいかを考えられて、チームのみんなと協力して縁日に向かいたいなと思います。