「人との出会いのように」 どれみ

8月6日(金)

 

 いま、3連休を前に卒業生が次々と帰ってきてくれるのが嬉しいです。帰ってきて久しぶりに会うのにいつも一緒にいたような気持ちになります。そして、すぐに台所に入っていたり、畑にいて一緒に作業してくれています。心強さを感じるし、私もそうありたいなと思います。

 今日の夕方には虹が出ていました。私は、開墾26aでれいこちゃんとはるかちゃんと見ていました。夜ご飯のとき、みんなも一緒の虹を見ていました。仕事終わりの道中や作業も畑も違うけれど、みんな一緒の虹を見て喜びを共有していたことを感じて、嬉しかったです。

  今日は、朝に池上桃畑のおかやま夢白桃の収穫をしました。品種が移り変わるとき、とても緊張します。それとともに、嬉しい気持ちもあります。あんなちゃんに、おかやま夢白桃は大玉で糖度が高く、若い人や子供に好まれる品種だと教えてもらいました。
 今日は、あんなちゃんが収穫基準を教えてくれて、一緒に取らせてもらいました。桃の収穫をさせてもらっていると、水戸のおばあちゃんが言っていたとお父さんから教えてもらった言葉が思い浮かびます。梅の取り頃はいつかとの問いにおばあちゃんが、「毎日行ってればわかる」と言ったこと。
 あんなちゃんから青みの抜け具合や収穫基準を教えてもらっても早取りしたり、取り遅れがあります。一番は、桃を見たとき、触ったときに感じる取り頃で、今日取ってと言っている桃の気持ちに添わすことだと感じます。あんなちゃんは、いつも桃のことを思い、深く考えています。だから、桃の気持ちがわかるのだと感じます。
 もっともっと桃の気持ちを感じていけるようになりたいと感じます。

  いままで清水白桃を取らせていただいていました。清水白桃も取り始めたときは、取り頃がわかりづらかったのですが、だんだん清水白桃と心の距離が近くなっていくのを感じました。
 今日、清水白桃をいただいたとき、とても嬉しかったです。あんなちゃんが清水白桃は渋さと甘さのある品種だから、今度食べるとき感じてみてくださいと言ってくれました。普段なら流してしまっていた味わいもかみしめて食べました。気品ある清水白桃の渋さと甘さが伝わってきて、この味わいを忘れたくないと感じました。清水白桃が大好きだなと感じました。
 それは、人との出会いのように感じました。初対面の人と出会ったとき、はじめは緊張するし、話せないし、心の距離も遠く感じるけれど、だんだん話していくうちに、お互いがわかってきて、相手もこともわかって、緊張しなくなって、相手を好きな気持ちになっていくように、私が、なのはなにきて感じた安心感のように変わっていき、救われた気持ちになり、みんなの存在が自分は生きていていいんだと思えるようになったようになったように、心の距離も相手を好きになる気持ちも膨らんでいくのを感じます。

  桃の気持ちに添いたいと感じます。桃をもっと深く近く感じていけるようになりたいと感じます。

  いま、なつおとめを取るとき、私は、なつおとめの品種紹介の紙に書いてあった“豊満な味わい”という言葉が心に留まり、あんなちゃんが教えてくれる収穫基準と桃の雰囲気、そして、豊満な味わいを感じる桃になっているかとなつおとめを思っているとなつおとめが大好きな気持ちになります。また明日会えるのが楽しみになっています。

  ちゃんと美味しい桃を綺麗な状態で届けられるようにしていきたいです。おかやま夢白桃とも仲良くなっていきたいです。

 午後からは、お父さんが鯉を捌くのを見せていただけて、嬉しかったです。
 朝に地域の方が鯉を下さったお話を聞かせていただき、嬉しかったし、はじめて間近で鯉を見ました。まな板2枚分の大きさの鯉に驚き、鱗の部分の模様の大きさと鮮やかな色、鯉ってこんなに綺麗な魚なんだと感じました。鯉の顔にもドジョウのようなひげがついていてかわいいなとも感じました。
  お父さんが鯉を捌く姿は、とても静かで捌かれる鯉も嬉しいだろうなと思う優しい時間でした。包丁がすっと入って音もなく、滑るように切っていくお父さんがかっこよかったです。
 私は、個人的に内臓のある腹の部分の骨を取るときのお父さんの包丁さばきに引き込まれました。骨に沿って綺麗にそがれていて、浮き出る骨の白さが印象的でした。身までそがずに、こんなにも綺麗に骨をとることができるんだと、お父さんの捌くところを見せていただけて嬉しかったです。

  今日は、桃畑の草刈りも進めることができて、れいこちゃんとはるかちゃんと刈り進めている時間が気持ちよく、嬉しかったです。