8月3日(火)「収穫作業を、毎日よりよく & 秋冬野菜の種まき、始まる」

8月3日のなのはな

 収穫作業改革! なのはなでサマータイムの朝一番に行なわれている収穫作業。毎朝6時から7時半までに、全員で収穫としょうやくを終わらせる目標です。夏のサマータイムが始まってから、7時半に終わらせる目標で行なっていましたが、夏本番になるにつれ、収穫される野菜もどんどん増えていき、7時半には終わらないこともしばしばでした。そこで、今日から、新しいメンバーとチーム編成を組み込まれ、7時半に必ず終わらせる収穫改革が始まったのです!

 改革と言っても、具体的には今までの収穫メンバーが少し見直され、人数が多くなった野菜もあれば、少なくなった野菜もあります。収穫する野菜は毎日固定で、同じメンバーで行なっていました。収穫が大変な野菜、収量が多い野菜は人数を増やし、逆に短い時間で収穫できる野菜は人数を減らして、全体的に7時までに収穫を必ず終わらせられる人数配分にしました。

 

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〈マクワウリ〉

 

 収穫する野菜は、ナス、ピーマン、ミニトマト、キュウリ、ゴーヤなどの、定番の夏野菜から、マクワウリ、ブルーベリー、スモモ、空心菜、三角メロン、オクラ、モロヘイヤなど、なのはな特有のフルーツなどもあって、盛りだくさんです。これだけの野菜を7時までに収穫し、7時からは全員で体育館にセットされた嫁入り会場でしょうやくや嫁入り準備を行ないます。今日は収穫改革初めての試みでしたが、無事に7時半に嫁入りを終わらせることができました!
 
 私はスモモ、マクワウリ、三角メロンを、さくらちゃんと2人で担当させてもらっていて、毎朝それらを収穫しに行っています。いつもはスモモとマクワウリだけで、三角メロンはあと収穫まであともう一歩、というところだったのですが、今日から本格的に収穫を始めました。

 三角メロンの収穫基準は、実の色が全体的に緑っぽさが消えて白っぽくなっていること、手のひらで叩いてみてポンポン、と跳ね返るような手応えといい音がすること、香りがメロンの甘いにおいがすること、です。感覚的な収穫基準になので、いざ収穫するときは緊張しました。でも、収穫してみると、ずっしりとしてすべすべしていて、ほのかにメロンの甘い香りがする大きな三角メロンを穫ることができてすごく嬉しかったです。さくらちゃんと力を合わせて収穫し、収量を量ってみると、11.5キログラムもありました。収穫カゴからから飛び出すほど、溢れんばかりの三角メロンを見事収穫。とても美味しそうです。

 

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〈三角メロンが熟れ、収穫がスタートしました!〉

 

 台所さんが、今日の昼食に早速三角メロンを準備してくれて、みんなで頂きました。サイコロ状に綺麗にカットされた三角メロン。フォークで優しく突き刺して、一口。甘くてメロンの味がして、夏の幸せの味がしました。三角メロンを食べたみんなの表情がほころんでいるのを感じて、収穫した私はすごく幸せな気持ちになりました。

 嫁入り改革で、固定で同じ野菜を毎日収獲することで、昨日より今日、今日より明日、良い段取りで、効率良く動こう、と意識することができるし、みんなで7時までには必ず収穫を終わらせて、嫁入りも7時半に終わらせるぞ! と共通の目的意識を持つことができて、それに向かって頑張れるので、できたときの達成感も大きいし、収穫の作業がとても楽しいです。明日も気持ちを引き締めて、収穫の作業に向かいます。
 
(まち)

 

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〈朝の作業では、ピーマン畑の日よけの設置が完了しました。支柱の天井に、すだれを互い違いに取り付けることで、時間帯によって、畝に日光と日陰とが均等に移り変わるように工夫しました〉

 

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 秋冬野菜の種蒔きが今日からはじまりました。
 朝食後の時間、場所作りからはじまります。
 8月の初旬で、暑さのまっただ中の時期なので、日中も涼しい場所であること、忙しいなかでも、すぐに行きやすい、目にはいりやすい場所であること、それを満たす、ぴったりな場所がありました。
 体育館と、食堂の間にあるスペースです。
 綺麗に草刈りされて、コの字型に、屋根が出ているため、日陰ができやすいです。そして、毎日行きやすくて、食堂に食事にいく道の廊下を通る度に、ガラス越しに苗が目に入ります。
 そのスペースにテントを1つ立てて、苗をおくラックを4つ運び、種蒔きに必要な道具も運びました。
 新しい苗のお家ができました。すごく住み心地がよそうで嬉しかったです。

 

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 午前に苗のお家ができて、午後は、さっそく秋冬野菜、今期1回目の種まきを、さくらちゃんとえみちゃんとしました。ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、アスパラ菜の種まきをしました。
 セルトレーに土をつめて、平らにならし、ジョーロで水をやって、コンテナと発泡スチロールでつくった机の上に、土がつめられたセルトレーを上にのせます。
 ピンセットで、5ミリくらい穴をすぽすぽとあけていき、そこに種を入れます。覆土は、種の2倍の厚さなので、種の2倍の深さの穴をあけます。

 

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〈種まき培土と籾殻くん炭を混ぜてセルトレイに詰めました〉

 

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〈コンテナと発泡スチロール箱で作業台をつくり、たくさんの種を集中してまけるようにしています〉

 

 さくらちゃんが種まきの早い方法を教えてくれて、まずは、セルトレーのすべてに穴をあけて、種は手でまいていき、穴の中に落ちなくてもいいので、一つずつまいていき、ピンセットで最後にうめてあげる、という方法です。
 すべて分業制で、それを1人で、1トレーずつしていくというもので、そうすると、ピンセットで穴をあけるのも、種をいれていくのも、最後の覆土も、ちょっとずつ上達していって、質を保ちながら早くなっていくのを感じました。

 

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 種蒔き培土と、籾殻くん炭が混ざった土の上に、微かに光る1ミリほどしかない小さな種をぽとっぽとっと落としていくのは、とても神聖なことをしているように思えました。ここから、野菜の生命が誕生するのか、と思うと、緊張感が一粒ひとつぶありました。
 さくらちゃんもえみちゃんも今期の春から種蒔きメンバーだったので、プロフェッショナルになっていて、とても効率よく、2日間でまこうと思っていた種を1日でまくことができました。

 新しいお家で健やかに苗が育っていけるよう見守っていきたいです。
 
(やよい)

 

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〈落花生の水やり、ササゲ畑の潅水も行ないました。写真はゆず畑の、落花生の水やりです〉

 

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〈地中に豆をつける落花生。子房柄(しぼうへい)を地面に向かって伸ばし始めている株もあります〉