8月1日(日)「なつおとめ収穫へ&ノンストップで小豆の土寄せ」

P8010042

 桃の収穫では、8月に入り、『清水白桃』の収穫が終盤に近づいてきました。それと入れ替わりに、池上桃畑の、『なつおとめ』の収穫が今日から始まりました。

 なつおとめは、果肉がしっかりとしていて、お父さんも「コクのある味わい」と仰る品種です。そのように、なつおとめの木の下では、微かに、ミルクティーのようなコクのある甘い香りがしました。

 最初は、あんなちゃんが収穫基準の説明をしてくれました。なつおとめの実は、深みのある、ベージュがかったような薄紅色をしていました。実の全体に、その色あいが広がった状態が、収穫のタイミングと教えていただきました。

 私は、れいこちゃんが収穫してくれた桃を受け取り、袋を取ってコンテナに入れていきました。れいこちゃんの手から受け取る、なつおとめは、全体的に大玉で、しっかりとしていました。
 実の熟れ具合もとてもよくて、美しい実をたくさん収穫することができて、とても嬉しかったです。

P8010046

 一度、お母さんになつおとめを切り分けていただき、桃部会のメンバーで試食させてもらったことがあります。
 しっかりとした果肉を噛みしめると、驚くほどの、ぎゅっと詰まった甘みがしました。コクがある、という表現が、本当にしっくりくると感じました。

 あんなちゃんは、早生の品種はジューシーで、晩生になるほど果肉がしっかりとしてくると教えてくださいます。
 ついに桃の収穫も、晩生に差し掛かってきたのだと感じました。収穫の波も、少しずつ落ち着いてきましたが、これからも、優しく強く、気持ちを持って、桃をいい風に収穫できるように、あんなちゃんたちに気持ちを添わせて、作業していきたいです。

(りんね)

***

P8010101

 私は平日はなのはなから仕事へ行っていますが、毎週末、あゆちゃん、ゆりかちゃんと草刈りのできる時間が楽しみで、ついにそのときがやってきました。

 この夏、なのはなの田んぼ畑の草刈りは、あゆちゃんが仕組みを考えてくれて、すべての田んぼ畑をひと月に2回刈るように進めています。

 毎日、3枚から5枚の田畑を巡ます。この日は、河原のナッツ畑の奥と、小村さんの畑、新桃畑。あゆちゃん、ゆりかちゃんに気持ちを添わせて、精一杯に刈ろう。心を燃やします。

 そしてこの日は、新しい刃をつけました。
 レッドシャークという赤色の刃です。
 畑の中のように平らな場所で、草がさらさらと刈られて流れます。滑らかな刈り心地、気持ちがいいです。

P8010095

 夕方は、小村さんが教えてくださり、刈った草を燃やしました。
 熊手は縦に引いて、草の向きを揃えて集めることで、運びやすく、燃やしやすく、軽トラなどに積みやすい。
 そして、小村さんが刈られた斜面と、同じ日になのはなの子が刈った斜面を見ると、小村さんの斜面は、新しい草がまったく生えていませんでした。
 美しい仕事とはこういうものなのだ、と思いました。

P8010096

 毎週末、小村さん、あゆちゃん、ゆりかちゃんと草刈りをさせてもらって、仕事はこうあるべきだという姿を、気迫から感じさせてもらいます。
 見て、感じて、学び、成長できる。ありがたくて、楽しくて、草刈りが大好きです。

(さやね)

***
P8013003

 4枚の畑の小豆の土寄せを、無事に終えました。
「楽しかったー!」と叫びたい気持ちです。

 今日は、この小豆の土寄せがメイン作業で土寄せを終わらせるために、午後4時から7時のいつもより45分長い午後の作業でした。
 眩しくて憎くなるくらいにキラキラ輝く太陽と青空の下で、花柄の麦藁帽をなびかせて土寄せするみんなの姿は綺麗でした。

P8013008

 わたしは最初に、のりよちゃんと一緒に、これから土寄せる小豆に苦土重焼燐という、水溶性とク溶性の混ざった固形肥料をパラパラと株の上から撒いていきました。
 灰色の粒が、小豆にとっては、これから花を咲かせるためのご飯になります。
(今年も赤いダイヤと呼ぶにふさわしい小豆が取れますように)
 そう祈りながら、追肥をしていきました。
 約40分で追肥を終えて、土寄せをしているみんなの元に戻ると、畑の3分の2が、既に山型に土寄せされていて、そのスピードに驚きました。

P8013016

 二枚目の畑の土寄せをしていると、ブォンブォンとバイクの音が聞こえてきて、畑の近くで止まりました。
 ふと道路を見ると、鶯色のヘルメットを付けたお父さんがバイクにまたがって、
「終わったんか」
 と、楽し気に声を掛けてくださいました。
「鍬で掻くときに、草も一緒に取っちゃうか、土で埋めたら除草にもなるよ」
 と教えてくださった後、また颯爽とバイクでお父さんは去っていきました。

 残り時間約1時間30分。残すは小さい畑一枚、大きい畑一枚。
 ここからは、7人と8人の2チームに分かれて土寄せを進めました。

P8013004
 
 自分の目の前の役割に向かいつつ、大きな畑で土寄せしているみんなの事を忘れずに、出来るだけ早くこの小さな畑を終わらせて、助けに駆けつけたいと思いました。
 やよいちゃんのタイムコールが畑に響きます。
1畝片側6分で、ザッザッと休むことなく、淡々とした真剣な空気の中で、平たかった畝は見る見るうちに山型に作られていきます。
 まえちゃんと約束の6時10分。
残りの畝はやよいちゃんとさくらちゃんに託して、わたしたちは最後の大きな畑。
保育園前畑へ向かいました。

 思わず気が遠くなるほどの長い畝の中で、みんなはやはり淡々と土寄せをし続けていました。
 隣のまことちゃんが、腰を入れて土寄せをしていました。
「一生懸命が綺麗なんだよ」
 お母さんの言葉を思い出しました。

 長い畝の真ん中に来て、畑を見渡すと、沢山の仲間がいました。
 それに気づいたとき、ギュっと嬉しい気持ちが、力と共に湧いてきて、ただそこにいるだけで、心が満たされるような気持ちになりました。

1

 どこからか「おかえりなさいー!」の声が聞こえます。
 背筋を伸ばして、赤い作業手袋をつけた綺麗な人が見えます。
 誰だろうと思って、見ていると、誰かわかった瞬間に、思わずみんなが笑顔になってしまいました。
 卒業生のゆきなちゃんが、帰ってきてすぐに、土寄せのヘルプに来てくれました。
 ゆきなちゃんの変わらない、着飾らない優しい笑顔をまた見ることができて、安心した気持ちになりました。

P8010102

 さぁ、残り10分の勝負。
 自分の畝を終えて、仲間のヘルプへみんなが向かいます。
 長い畝も、みんなで入ればあっという間。
 みんなと一つになって終えた畑で、バンザイの写真を撮って
「ありがとうございました」

P8013019

 大変な作業も、楽しんだもん勝ちです。
 今日の成功体験を自信に、新たに始まる8月の暑さも、仲間と乗り越えていきたいです。

(なつみ) 

***

P8012973

 稲刈りまであと1か月。
 田んぼの勝負の時期に入っています。
 なのはなの16枚の田んぼはこれから本格的に授粉が始まり、実入りが始まります。
 お父さんがメガツインを噴霧してメガツインの追肥がお米の収量にどう影響するか見て見ないかと言ってくださいました。 
 ぜひやりたい! やるなら今しかない!
 大急ぎで準備をし出動しました。
 メガツインの追肥を試みたのは交番先田んぼと那岐山三反田んぼの2枚です。
 分けつする時期にすわ手前田んぼにも噴霧しています。
 動噴を使い噴霧をしていきました。

P8012984

 まんべんなくまけるように、田んぼの中に入るのは最小限にできるよう田んぼを等分し無駄なくむらなく撒きたいと思いプランを立てました。
 補助をしてくれる相棒の子とプランを確認し息を合わせて噴霧していきます。
 短時間勝負なので思いっきり集中力をつかって、五感を使って行ないました。
 メガツインがどんな効果を出してくれるのかお米にどう影響するのか経過を見ていくのが楽しみです。

 午後からは盛男おじいちゃんが来て下さり、田んぼの様子を見てくださいました。
 今年はこの暑さや湿度のためいもち病が出やすいとこの地域では言われています。
 うちの田んぼでも少し見られる田んぼもあり心配していました。
 今日おじいちゃんにみていただいていもち病は出ていますが心配ないですよと言っていただき安心しました。
 いつもおじいちゃんに教えて頂いているように稲に出る病気は共存していくもので、完璧に排除することはできない、病気を怖がるのではなく、原理を理解して適切に対策していく、もっと的確にみられる心を作っていきたいと思いました。

 稲の状態もおおむね良しと見ていただき安心しました。
 今年は高温障害が出やすいから、稲刈りのギリギリまで水をきらさないよういすることも教えて頂きました。お盆から9月上旬までがおいしいお米ができるかどうかの分かれ道で水の管理をしっかりとやっていきたいです。
 本当に飛ぶように時間が過ぎてもう1か月もすれば稲刈りです。
 田んぼの管理は地道で細々としていますが、その積み重ねがお米の味や状態に出ると思うとあと1か月しっかりやっていきたいと思います。 
 みんなと美味しいお米が食べられますように! 稲刈りまで走り抜けたいです。

(まえ)