【7月号⑳】「新曲『レインボー』のフラダンス練習」ななほ

 フラダンスの新曲、『レインボー』のダンス練習が始まりました。私には虹が見える。こぼれ落ちた涙の中に太陽が昇れば、君の涙に虹が見えるんだ——。

 シーアの歌う『レインボー』の和訳にそんな言葉があります。ゆりかちゃんがそんな『レインボー』の歌詞に合ったフラダンスの振りを考えてくれました。
  

   
 東の空に虹がかかった日の夜、なのはなのみんなが体育館に集まり、ゆりかちゃんが『レインボー』の振り入れをしてくれました。

■明るい方へ

 「段々と人が集まってきて、最後に大きな虹ができるような構成にしたいんだ」ゆりかちゃんがそう話してくれて、『フラガール』のように大人数で踊るフラダンスが嬉しいなと思いました。

  『レインボー』はテンポが穏やかな曲のため、フラダンスの振りも落ち着いているのですが、その分、全体で揃えることや、一つひとつの動きにタメを作ってメリハリを持って踊る必要があります。
  

  
 太陽が昇れば、君の涙に虹が見える。

 太陽のように温かく、まだ見ぬ誰かの涙が明るい方へ導かれるような、そんな表現をしたいです。虹を作るように手を最大限まで伸ばして、空に円を描く振り。涙を拭いて、力強く扉を開く振り。どの動きも上品で、希望に溢れています。

 ゆりかちゃんが振り入れをしてくれるとき、ゆりかちゃんのフラダンスには虹が見えて、ゆりかちゃんの瞳がキラキラと輝いています。最近は水曜日と木曜日の夜の時間を使って、『レインボー』の振り入れをしているのですが、この曲を今いる仲間と、たくさんの仲間と一緒に踊れると思うと嬉しいです。

 まだ練習が始まったばかりなのですが、体育館でフラダンスの練習をしている時もスカイブルーの優しい空に、真っ白な雲。その上に大きな虹がかかっている景色が目に浮かび、大きな自然の中でみんなと一つになって踊っている気持ちになります。

 ゆりかちゃんが考えてくれた振りは一つ一つの動きが優しくて、上品で、でもその中に強い意志と勇気があります。

■大きな虹になって

 真っ直ぐに前を見て、怖がらないで、私が最初に良くなってみせる。私が先頭に立って新しい世界を作っていく。そんな覚悟が見えるくらい、ダンスの動きにメリハリがあり、包み込むような優しさと、どんな自分も仲間も信じるという強い意志を感じます。
  

   
 いつもお父さんとお母さんが話してくれるように、練習のときから見せる意識を持って、私たちの求める世界、私たちが作りたい世界が見ている人に伝わるような、希望のある演奏をしたいです。

 その為に、自分がこの曲を通して何を表現したいか、何を伝えたいのかを明確にしたいし、まだ見ぬ誰かに伝わる演奏ができるよう、これからの練習も気持ちを外に出して精いっぱいで向かいます。

 まだ練習は始まったばかりなのですが、これからなのはなの仲間と『レインボー』を踊っていけるのが嬉しくて、みんなで大きな虹となって表現していきます。