7月30日(金)「水やりに力入れる季節 & 清水白桃の収穫、ピーク」

7月30日のなのはな

 夏も本番で、なのはなの畑も水やりもシステム化される時がきました。今日の午後はみんなで水やりラッシュ! 午後に水やりをした作物は、ナス、ピーマン、太ネギ、ゴーヤ、ぶどう、ミニトマト、キュウリでした。至る畑で、みんながホースを持ち、作物のために水やりを行ないました。

 水やりは今どの野菜も必要としている大事な作業です。この水やりを、毎日のスケジュールで現実的に回すために、やよいちゃんとまえちゃんがシステムを作ってくれました。月曜日はどの野菜、火曜日はどの野菜、どのくらい水をやって、いつ補充をするのか…。こういったシステムを作るのは大変だったかと思うのですが、やよいちゃん曰く、今のなのはなのサマータイムの一日のスケジュールに合わせて、優先順位を立てて考えたとのこと。どの野菜には週に何度か、などを適切に考えて立てたそうです。

 

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 水やりをするときにはいくつかみんなが気を付けていることがあります。ただ水をやるだけではなく、みんな色々考えて水やりを行っています。ホースで水をやるのですが、畝間に水を落とさずに、いかにちゃんと野菜の株が水を吸収できるようにするか。どれだけ水をやっても、水を落としてしまっては野菜が水を吸収できず、意味がないものになってしまいます。土のコンディションや、土の水の吸い込み方、そして株の位置から根を張っている部分などを見ながら、水をやっただけ十分に野菜が吸収できるようにします。

 ゴーヤだったら、水やりをしながら、畝に敷かれている落ち葉堆肥を綺麗にならしたり、同時に忍者熊手を使って土を中耕したりします。こうして、水やりと同時に中耕をしたり、ときにはウエストポーチから肥料を撒きながら、つまり追肥をしながら水やりをしたりします。ピーマンだったら、片手はホースで水やりをしているけれど、もう片手は空いているだけではなく、草取りをしたり、仮支柱のスズランテープを外したりします。みんな、ただの水やりではなく、同時に色んな作業もできてしまいます。

 

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 また、水をやる量と時間との兼ね合いも考えなければならないです。例えば、太ネギだったら、タンク1杯分水をやりたい。そして、太ネギは、9畝ある。タンクは、1杯40分でなくなるそうだ。そうすると、40分割る9畝で、大体1畝あたり6分くらいかな、という計算で水やりを進めていきます。そして、1畝終わって、タンクの水の量と掛かった時間を見て、このペースで行なっていいのか、それとももう少しペースを変えていいのかを調節していきます。

 

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 畝から畝への移動の動きも大事。ホースの移動、引き回しもいかにスムーズに行なうかで水やりの時間短縮につながります。

 水やりをしている人だけが大事ではありません。タンク補充をしてくれる人達の動きもとても重要な役割を果たしています。タンク補充は、軽トラドライバーと助手の2人で行ないますが、この2人の連携が実はとても大事。水中ポンプを下げるとき、引き上げるときの2人の呼吸、車に乗り込んで進むときのスムーズさ、2人の役割が阿吽の呼吸で分かっているからこそ、無駄な時間が省かれ、適切なときに適切な畑に水を補充することができるのです。細かい動きの積み重ねが、5分、10分の節約、またはロスとなり、それがそれぞれの畑の水やりに影響していきます。

 

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 あと何分後にここの畑のタンクが空になる、そしてあの畑はあと何分後だ。そうすると、この間に別のあの畑に補充ができるな、補充の順番はこうがいいな…など、補充の2人が息を合わせてプランを考えて補充が回ります。一番頭を使って頭脳プレーをしているのは実は補充の人達かもしれません。

 一口に水やりと言っても、なのはなの水やりはみんなが畑を思う気持ちや、時間配分の意識や、色んな思いが詰まった一大イベントです。もう7月も終わり、もうすぐ8月で、これからも水やりは続きます。どんどん進化していく水やりがこれからも楽しみです。

(まち)

  

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 今日の桃の収穫では「清水白桃」の収穫がピークを迎え、早朝作業の時間いっぱいを使って、あんなちゃんたちと一緒に収穫しました。昨日は1日収穫をお休みしたこともあって、今日は予想していたよりもたくさんの桃が熟していました。桃にかけられている袋を破ってそっと中をのぞくと、真っ白な肌でほんのり黄色く熟れてきている清水白桃が見え、それだけでもとても幸せな気持ちになります。それに、一つひとつが本当に大玉で、袋がパンパンになっているものもあって本当に嬉しいなあと思いました。

 

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 桃は枝先の実のほうから熟れてくるため、いつも収穫のときは枝先のほうから重点的に見ていきます。収穫を続けていると、袋がかかっていてもなんとなく、「この桃は熟れていそうだな」と感じて、目星をつけて袋を破って収穫していくのが本当に楽しいです。
 収穫した清水白桃は糖度もものすごく高く、高いものでは18度を超えていてびっくりしました。平均でも糖度が13度~15度と、甘くて立派な清水白桃がたくさん収穫できてすごく嬉しかったです。桃の収穫は全体の約半分が終わり、清水白桃の後も晩生種の品種がたくさん収穫できると思うので、これからの品種の収穫もとても楽しみです。
 
(よしみ)

 

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〈田んぼでは稲の穂が出はじめています〉