「野菜も桃もみんなも」 れいこ

7月28日

 今朝も、桃部会のみんなと一緒に、桃の収穫をしました。
 清水白桃をメインに、畑を回って、じっくりと木を見回っていきました。
 昨日は収穫がお休みだった分、少し熟れが進んでおり、池上桃畑の紅清水などは全収穫でした。
 桃の収穫規準を判断するのは、やっぱりまだまだ難しくて、瞬時に桃の気持ちになって、完熟オーラを感じ取れるあんなちゃんはすごいです。
 今朝は、起き抜けで少しハイテンションになっていて、すると、いくつか連続して青い実を穫ってしまいました。
 あんなちゃんに、ずばりそれは早いと指摘してもらって、それからは気持ちを入れなおして、落ち着いて、じっくり優しい気持ちで、と意識しました。
 清水白桃は、一見、お尻が黄色味がかってきているようでも、へたのほうはまだ固くて青みが残っていることが多くあります。
 香りや雰囲気もしっかり感じて、早穫りにならないように気を付けたいと思います。
 反対に、紅清水は、全体的にうっすら赤みを帯びていて肌もパリッとしている感じでも熟していたり、浅間白桃は、大玉でコチンとした重量感があるけれど熟していたりして、品種ごとの特徴もしっかり覚えていきたいです。

 朝食後からは、桃の嫁入り準備を進めました。
 お昼は選果ハウスに、まりこちゃんがお弁当を届けてくれて、お昼をはさんで、集中を切らさずに作業を進めることができるのが、ありがたいなと思いました。

 夕方からは、あんなちゃんに、開墾26aの白皇の水やりの仕方を教えてもらいました。
 消防用ホースを4本連結させて、さらにサクションホースを繋いで、水を引きます。
 そのホースの全長は100メートルを越え、水量も水圧も迫力満点でした。
 昨日も初めて、池上桃畑で桃の水やりに入らせてもらったのですが、ホースが太くて長い分、引き回しにはすごく力が要って、消防士さんがあれだけ体を鍛えて、訓練する理由がよく分かりました。
 でも、あんなちゃんを先頭に、みんなで並んでホースを支えれば、まるで大きなカブを引いているみたいな光景で、すごく楽しかったです。
 あんなちゃんが、草をはぐって土のコンディションを確かめて、かなりカラカラに乾いていたことと、白皇は収穫まで20日ほど期間があるため、十分に水をやっていいことを教えてくれました。
 木のふもとに、バケツをひっくり返すような勢いでたっぷりと水をやっていると、見ているこちらまで気持ちが良くて、土がぐんぐん吸収していて、桃の木が潤ったらいいなと思いました。

 1時間ほどで水やりが終わり、そのあとは念願だったエゴマの草取り作業に合流しました。
 これまで、夕の子東畑は、自生したエゴマと雑草が満員電車のように茂ってしまっていて、風通しが悪く少し病気がちになってしまっていました。
 どこからどう手入れしたらよいのかも分からなくなってしまっていましたが、先日、お父さんに見ていただいたとき、とにかく草を刈って風通しを良くすることからしたらよいと教えてもらいました。
 まず、あゆちゃんが、草刈り機で、エゴマ畑を2メートルおきに虎刈りしてくださいました。
 胸の高さほどまでに伸びたエゴマや草をかき分けて進んでいく草刈りは、ものすごく大変だったと思うのですが、ホーンテッドマンションみたいだったと笑い話にしてくださって、すごくありがたくて嬉しかったです。

 あゆちゃんが作ってくださった畝間をたどって、今日は畑全面を大人数のみんなとカマで草取りしました。
 いざ草を取り始めると、みんなも自分もすっぽりエゴマに隠れて、ジャングルに迷い込んだみたいだったけれど、この間の片付けオリンピックを思い出すようで、ワクワクして楽しかったです。
 やよいちゃんが終始、明るくタイムコールをしてくれて、やよいちゃんの前向きなパワーに引っ張ってもらいました。
 休憩しまーすと声がかかったときは、みんなの頭が色んな所がぴょこっとでてきて、それが可愛かったです。
 最後はみんなで草集めをして、今度燃やせるように、隣の夕の子畑に運んで広げました。
 草を畑に広げると、畑の半分を覆ってしまうほどの量で、すごくたくさん取ったんだなと思いました。とても達成感がありました。

 最近、畑作業をさせてもらって、桃も野菜もみんなの共有財産なんだなということを、すごく感じます。
 畑の責任者なのに、チーム作業に入れていないことを申し訳なく思ったこともあったけれど、それは違っていて、みんなで必要な手入れを共有して、自分もその時々一番役に立てるところで力を尽くせたら、きっと野菜も桃もみんなも嬉しいんだなと思いました。
 なのはなの一員として、明日もできることを精一杯頑張ります。