「清々しい気持ち」 りな

7月25日

 今朝も朝早くから、桃の収穫が始まりました。昨日あまり収穫していなかったので、今日はもう少したくさん収穫できるかなあと思って、出発しました。まず向かったのは、開墾26アールの清水白桃です。
 
 昨日、あんなちゃんから清水白桃の収穫基準を教えてもらいました。清水白桃は他の品種よりも、熟れているか熟れていないか、色味で見るのが難しいなあと思います。袋を破って、桃のお尻の方はピンク色が差して、熟れているように見えても、へたのほうがまだ青みが抜けていなかったりします。
 
 太陽の光が差し込んでくると、葉の緑が桃の実に映ったり、光の色で眩しく、熟れているように見えて、さらに見極めるのが難しいです。だから、桃の柔らかさや、桃が熟れているかどうか、心で感じないといけないんだなあと思いました。
 
 緊張感のある中、開墾26アールと池上桃畑の清水白桃の収穫をしました。清水白桃の収量は、どんどん増えてきているなあと思いました。コンテナの中いっぱいに、清水白桃が詰められているのが本当に美しいなあと思いました。色が白くて、ふんわりと柔らかそうな清水白桃が、とても上品だなあと思いました。
 
 今日は清水白桃をメインに採って、他にも白鳳や、紅清水も少しだけ収穫できました。最後に新桃畑のなつおとめを見に行きました。まだ熟れていない桃がほとんどだったけれど、時々とても熟しているものがあって、1コンテナほど収穫できて嬉しかったです。
 一番奥のなつおとめの木に、ネット掛けをしていないことに気が付いて、ネット掛けもみんなで終わらせることが出来て、朝から充実していて嬉しかったです。
 
 午前は桃の嫁入り作業に入らせてもらって、ななほちゃんやりんねちゃんと一緒に糖度測定をしました。清水白桃は繊細な品種だとあんなちゃんから教えてもらいました。落果している実も、少しだけ見当たることがあるけれど、それ以上に甘い桃がたくさん収穫出来ていることがとても嬉しかったです。
 
 桃を収穫する時間帯は、早朝が一番良いそうです。桃にも体温があって、夜の間に桃が冷えて、朝になって、どんどん太陽が高くなってくるとともに、桃の温度も上がってきます。桃の温度がまだ上がっていない早朝のうちに採ると、鮮度も良いし、糖度測定でも適切な数値が出るのだとあんなちゃんから教えてもらって、色んな作業が繋がっているんだなあと思って、嬉しかったです。
 
 途中、お父さんとお母さんが選果ハウスを見に来てくださってとても嬉しかったです。お母さんが、「今日はお片付け大会だよ!」と知らせてくださって、とてもびっくりしました。全員で、木材を片付けたり、グラウンドを綺麗にしたりするんだなあと思って、想像以上に壮大な大会で、ワクワクしました。みんなに早く合流したいなあという気持ちになりました。

 グラウンドに向かうと、みんなが色んな所で、色んな作業をしていました。明るくてテンポの良い曲が流れていて、グラウンド木材を燃やしている人がいたり、竹の枝打ちをしている人がいたり、草刈りをしている人がいたり…。体育館側には、パラソルに「給水所」と書かれてジャグがたくさんおかれているスペースもあります。とても活気があって賑やかで、まるで運動会みたいだなあと思いました。少し見ているうちに、グラウンドにエルフが入ってきて、エルフが小さく見えるほど、グラウンド全体が大きく見えて、何かのアトラクションみたいでした。
 
 昼食は体育館の中で、みんなで円になってハンバーグ弁当を食べました。スペシャルの昼食も嬉しかったし、同盟サミットのみんなと並んで食べることもできて嬉しかったです。最初は、何が何だか分からなかったのですが、みんなの食事のコメントを聞いていて、同盟サミットのメンバーでチームが結成されていること、チームの中にテーマがあるということを知り、ますますワクワクしました。
 
 私は、アース会議チームに所属しています。アース会議チームのテーマは、「丸太をとにかく運ぶ」ということだと、やよいちゃんから教えてもらいました。やよいちゃんや、みんなの話が、とても臨場感があって、聞いているだけでとても楽しい気持ちになりました。丸太は、本当に多いはずだけれど、食堂横の中庭に、たくさんの丸太が積み上げられていて、みんなが凄いなあと思いました。私も午後から、思い切り体を動かして楽しみたいし、みんなと一緒に、グラウンドを綺麗にしたいなあと思いました。

 私は、落ち葉堆肥の山があったところを鎌で草刈りをしていました。あゆちゃんやかにちゃんが、雑草を草刈り機で刈ってくださって、とても嬉しかったです。刈るべき場所はたくさんあるけれど、周りにいるみんなと一緒に協力しながら少しずつ、綺麗な場所を増やしていくことが、とても気持ちが良かったです。
 
 黙々とネット際の草を鎌で刈っていくのが楽しいなあと思いました。私は草取りが作業の中でも特に大好きだなあと思いました。鎌で刈りながら、手動草刈り機になったような気持ちで、スピードも意識しながら刈っていくのが楽しかったです。
 
 ふとグラウンドを眺めると、落ち葉堆肥や、木材や、ブロックなどが積まれていたスペースが、草も刈られて真っ平に何も物が置かれていない状態で広がっていました。グラウンド全体が、もっと広々と見えて、清々しい気持ちになりました。
 
 井戸を修復している人、笹を運んでいる人、草取りをしている人…誰も楽をしているひとはいなくて、みんな全力で役割を果たしている空気が、一体感があって、とても嬉しかったです。草取りも、草を運ぶ作業も、一つひとつ役に立っていると思うと、パワーが湧いてきて、暑さも忘れるぐらい動くことが出来ました。とても清々しい気持ちがしました。
 
 お仕事組さんも居て下さる中で、家族みんなで出来たことも、心強くてとても嬉しかったです。重い木材を運ぶことも、落ち葉堆肥を移動させることも、一人ではできません。誰かに支えてもらわないと出来ない作業だからこそ、みんなの力を普段よりも強く感じたなあと思いました。
 
 いつの間にか、自分の中に籠るような自己完結の気持ちは一つも無くなっていたなあと思いました。同盟サミットを越えて、近くにいる人と一緒に助け合いながらの作業があって、とても明るい気持ちになりました。みんなの笑顔が普段よりも輝いて見えたし、みんなの笑顔を見るだけで、私も嬉しい気持ちをたくさんもらいました。
 
 最後は、かにちゃんやせいこちゃんやよしみちゃんと一緒に、角材をこうもとハウスに片付けました。こうもとハウスの倉庫は、木の階段があって、二階建てでした。秘密基地みたいで、とても素敵な場所だなあと思いました。木材がたくさん積まれていたけれど、まだ角材を置けるスペースはありました。物を移動させて、スペースを広くして、枕木を置こうと、かにちゃんが提案をしてくれました。こうやって、場所を作っていったらいいんだなあと、初めて知ることがたくさんありました。

 たくさんの角材が、少しのスペースの中に納まった時、とても達成感がありました。出入りのスペースも十分取れました。パズルのように、物を片付けていくのがとても楽しかったです。
 
 夜は、夏野菜たっぷりのバーベキューをみんなですることができて嬉しかったです。同盟サミットのみんなと輪になって、夕食を頂けて、とても温かい時間でした。えりさちゃんが、焼きおにぎりをつくるのがとても上手だったり、やよいちゃんやえりさちゃんがチャレンジャーでミニトマトを焼いていたりして、面白かったなあと思いました。時間も忘れて、色んな話で盛り上がって、たくさん笑いました。

 お父さんがお楽しみ会の講評をしてくださりました。みんなが一生懸命動いて、働き者だったのが嬉しかった、と言ってくださりました。グラウンドは、見違えるように広々と、綺麗になっていて、たった一日でこんなにも綺麗に出来たなんて信じられないほどです。みんなの力が集まると、本当に何でも出来るんだなあと思いました。今日の会を、家族総出で出来て、その時間が宝物だなあと思いました。

 4連休で、お仕事組さんも居て下さる日がとても嬉しかったです。明日から、お仕事が始まるんだなあと思うと、寂しい気持ちもあるけれど、明日からもまた頑張れそうだなあと思いました。
 明日も出来ること精一杯頑張りたいです。