「全て、次に繋がる」 ななほ

7月23日 

 今日はれいこちゃんのお誕生日でした。れいこちゃんの周りにはいつもプラスの空気があって、れいこちゃんの向けてくれる晴れやかで心から嬉しそうな笑顔を見ると、私まで心が癒されて嬉しい気持ちになります。
 れいこちゃんの踊るシャンデリアや、れいこちゃんの演じるアカリの役が私は大好きで、れいこちゃんの潔さや美しい表現、求める気持ちが綺麗だなと思います。  いつも自分ではない何かを演じて、その場に合った役になり切って動いていたり、そっと目の前の人に気持を添わせて、いつも優しく前向きな空気なれいこちゃんがとても綺麗だなと思います。
 今、子供組や桃部会で、れいこちゃんと一緒に活動できるのも嬉しいし、れいこちゃんの真っすぐさや一生懸命さを尊敬していて大好きです。

 ・桃部会 

 今日から『清水白桃』の収穫が始まり、今は5品種の桃が採れています。今朝はとても目覚めが良くて、清々しい気持ちで早朝作業に向かいました。開墾26アールの『白鳳』もほとんど収穫が終わり、『浅間白桃』が採れています。『浅間白桃』は開墾26アールに3本、石生の畑に1本あるのですが、特に石生の『浅間白桃』は特大袋をかけただけあって、とても大玉で糖度が高いです。
  (糖度20って、どの位なんだろう?)
 なのはなに来るまで果物の糖度何てあまりに気にした事が無かったのですが、桃を糖度計で測ると『浅間白桃』はほとんどが13度以上で、高いものは20度近くありました。同じ品種でも日当たり具合や樹の年齢、選定の仕方、見の残した数、色々な事で実のコンデションは異なるのですが、こんなに甘い実がなると思うとやっぱり面白いなと思います。 
 開墾26a、池上桃畑、古畑、奥桃畑、石生の桃畑、夕の子畑。回る畑も回る樹もたくさんあったのですが、無事に朝食前までに収穫ができました。お父さんが桃の女王様と呼ぶ『清水白桃』はとても品があり、華やかで、とても肌触りが滑らかなのを感じます。 
 今日は10時からの時間も、桃部会のみんなと桃のネット掛けに行かせて頂き、池上桃畑にある『清水白桃』と『紅清水』、『なつおとめ』の計7本にネットをかけました。ネットを回収するところからだったのですが、みんなで作った新しいネットだと、気持ちいいくらいにするするとネットを回収することができて、(え、もう終わったの?)と思ってしまう位でした。 
 桃の手入れもそうなのですが、桃のネットも桃花も、お嫁入りも、支柱立ても全て自分たちの手で1から創り、形にしていき、それが桃の収穫に繋がっていると思うと嬉しくなります。私は去年も桃の梱包や手入れに入らせて頂いていたのですが、本当に桃の事を知れば知る程、桃に対する興味や好きな気持ちが深くなってきて、なのはなで桃を育てられることが嬉しいなと思います。 
 きっと、私が家庭を持っても、お庭に桃の樹を植えてしまうだろうなと思うくらいなのですが、なのはなの桃を待っている人がいる、喜んでくれる人がいる、感動してくれる人がいると思うと本当にお互いさまで、物事は成り立っているんだなと感じて私もその事を忘れずに日々生活していきたいなと思います。
  明日からはお父さんお母さん、あんなちゃん達が考えてくれて収穫からお嫁入りまでが終わるまで選果ハウスで作業できるように、お昼はお弁当だったり、お父さんが桃部会に入って下さったりして、また桃部会のみんなと進めていけるのが楽しみです。 

 ・気持ちの変化 
 少し前の話になるのですが、同盟会議で作業の効率と優先順位の話をしました。その時にある子が「自分がした失敗をみんなの前で怒られてしまったのに、自分が明るくいていいのだろうか、反省していないと思われるんじゃないか」という話がありました。 
 それを聞いた時、私にとってはその子に明るくいてほしいし、お父さんがその失敗をみんなの前で話してくれた時、それはその子だけの問題ではなく全員に共通する問題だったからだなと思いました。実際に今まで目を背けてしまっていた事、自分の甘えや失敗にどう向き合ったらいいのか分からなくなった時のことなどにそのお話がとても繋がりました。
  そして、明るくいることに対する罪悪感もきっと、あの時私が怒られていた立場ならものすごく悲しくて、落ち込んでしまうかもしれないけれど、私が相手の立場だったら、もう次の日にはスパッと気持ちを切り替えて明るくいてほしいし、私はその子を許しているだろうなと思います。 
 それをその子に伝えた時、その子も目に涙を浮かべていたけれど、私も涙が出ました。本当になのはなファミリーだからトライアンドエラーで、どんな失敗も苦しさも無駄にならない、次につながるんだ。そして自分の経験してきたことが全てまだ見ぬ誰かに繋がって、どんなに成長が遅くても、どんなに未熟でも、絶対に諦めずに粘り強く、良くなるまで逃げなかったら、それが全て自分にとっても周りにとっても成功体験になり、これからで会うべくして出会う仲間の希望になるんだ。そう思いました。 
 そして私もその子を当たり前のように以前と変わらずに好きでいるように、なのはなのみんなも、お父さんお母さんも私がどんな失敗をしても、未熟でも、嫌いになったり見捨てたりすることはないんだ。その事が同盟会議を通して、改めて感じました。 
 また私たちのチームにはなのはなからお仕事に行っているメンバーも多いのですが、みんなの話を聞いていて、本当に働くのが楽しそうで、システムの中で動いていたりとか、うまく連携をとって良い結果を出していたりとか、私までワクワクした気持ちにさせてもらいます。私はまだ1度も働いたことが無いのですが、摂食障害になってもちゃんと治って自立している卒業生がいる、外の人となのはなの輪を広げて働いている仲間がいる、その事がとても希望だと思いました。 
 他にも、えりさちゃんの大学のレポートのお話も嬉しくて、本当になのはなの気持ちでいたら怖いものはないのだと思うし、なのはなの気持ちでいたら優しい世界を作っていける、本当の意味で分かってくれる人がいるのだと感じてとても嬉しかったです。