
7月20日のなのはな
強い太陽の日差し、ハッキリとした青色の空、白い雲、周りを見渡すと田んぼや畑では稲や野菜の生命力あふれる緑、にぎやかで一生懸命なセミの声……。7月も後半に入り自然や田んぼ、畑や野菜も生命力にあふれていて、活気のある空気の中、私達もサマータイムに入り、限られた時間で効率を考えながら皆で畑で動きます。
落花生、ピーマン、ナス、ブドウの追肥、地這いキュウリのネット掛け、落花生の追肥。今日の午後に行ないたい作業です。日差しは強い中、まえちゃんが牛肥を積んだエルフを運転しながら、皆を引っ張ってくれます。牛肥を入れたテミをもって、皆で畑を走ります。落花生、ピーマン、ナス……と次々と畑を移動しながら、追肥を終えていくのが面白かったです。野菜や畑で畝の形や状況は違います。その場所、人、作業にあった流れ、動きを、まえちゃんややよいちゃんがいつも考えてくれます。その流れの一部として自分も貢献したいし、吸収したいと思います。
落花生は熱い日差しに負けじと、まんまるとしたかわいらしい葉を太陽に両手を伸ばすように広げていました。そんな落花生がけなげで可愛らしく、そしてたくましくもあり、すごいなと思いました。“効率を考えた作業”“頭を使った作業”お父さんお母さんから話があったり、最近の同盟サミットでもテーマになっていることです。今日、一人ひとりがいつも以上に、作業をしながら時間を考えたり、全体の動きや流れを意識しながら動いているように感じました。実際に、やりたかった作業に加え、細々としたナスの手入れや草取り、落花生の草取りもして、目標の時間すこし前に終わることができました。
畑をしながら、野菜の手入れや作業と一緒に、自分の出来ていないこと、気づけていなかったことにも気づくことがありました。なのはなでは、日々の集合の時間などにお父さんとお母さんから教えてもらったことを実際に確かめたり、体験から実感したり、鍛えていける環境があります。そして、一緒に良く生きたい、もっと良く動きたいと生きる仲間がいます。私は、まだまだでこぼこで、未熟です。でも、心強い仲間と環境に恵まれています。だから野菜にも、なのはなの家族、仲間に、まわりに、もっとプラスの貢献が出来るよう、成長していきます。
(あけみ)
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ナス、ピーマン、ミニトマト、ゴーヤと、続々と夏野菜の収穫が始まっているなのはなファミリー。今日は、さくらちゃんと2人でカボチャの初収獲をしました。
今日は、なのはなのお父さんがカボチャの中で1番好きだと言っている、粉雪姫カボチャの収穫を主に行ないました。粉雪姫カボチャは、直径15センチ程。エビスカボチャよりもすごく小さくて色白な、とても可愛らしいカボチャです。今年は梅林手前畑で育てています。
カボチャの畝は、丸い饅頭型になっています。1人が1畝間に入って、両サイドの円の半分を見て収獲をしていきました。つまり、2人で1つの饅頭型の畝を両側から見ていきます。収穫基準は、ヘタの部分がコルク状になっているものです。よく確認をしてから始めました。それでも、どの程度コルク状になっていたらよいのかで少し迷ってしまい、最初は2人で確認し合いながら、早採りにならないようによく注意しました。カボチャは、今蔓が伸びていて足の踏み場がないくらいなので、蔓を避けながら踏まないように進んでいくのがとても難しかったです。でも、蔓をかき分けながらカボチャを探して、見つけられたときは、お宝を見つけみたいですごく嬉しかったです。

粉雪姫カボチャを一通り収穫し終えた後は、エビスカボチャの収穫も少し進めることができました。エビスカボチャは、1つが大きくて重たいので、コンテナに4,5個入れたらいっぱいになってしまうボリューム感が粉雪姫カボチャとは違う嬉しさがありました。
今日は、梅林奥畑の3分の1ほどでタイムリミットになってしまったので、また明日以降も、残りの収穫を進めていきたいと思います。
コンテナいっぱいに入っているカボチャを見ると、本当に豊かな気持ちになりました。まだたくさん小さな実もついているので、これからたくさん収穫されていくのがとても楽しみです。
(つき)