「1日の始まり」 みつき

7月17日

 今日からサマータイムが始まりました。
 なのはなで過ごす初めての夏が、いよいよ本番を迎えてきたことに、わたしはワクワクする気持ちでいっぱいです。
 早朝作業では、大人数で小豆の定植をしました。
 お仕事組さんや、りゅうさんもいてくださって、朝起きたばかりとは思えない活気のある雰囲気が、うれしかったです。
 わたしは小豆の苗床の掘り起こしをさせてもらったのですが、それを持っていってくれる苗運びのみんなや、植え付けのみんな、穴あけのみんな、水やりのみんな…。役割で分かれていても、それぞれが汗を流していました。
 全体の動きのひとつになれて、どんどんと植えられた小豆の畝が増えていくのが見えて、達成感があふれてきました。

 古吉野に帰ってきて、朝食の席に着いたとき、すべてが今までにないような不思議な感覚がしました。
 まだ何も食べていない、むしろお腹の中は空っぽなのに、どこか、いっぱいいっぱいなのです。すでに満たされているような感覚でした。
 ハッと気が付いたのですが、みんなで作業をして帰ってきたことによる達成感が大きすぎて、満足感が大きすぎて、お腹というよりも、胸がいっぱいなのでした。
 思えば、わたしはいつも、朝食前は、「これから1日が始まる」という緊張や、重たい気持ちが強かったです。
 こんなにイキイキして、清々しくて、気持ちのいい朝食の時間は、初めてだなあと感じました。いや、そうだよな、1日の始まりはこうでないといけないよなあ、とも感じて、この気持ちがわたしのなかに芽生えてくれたことが、本当にうれしかったです。
 また、少し早いかもしれないけれど、夏休みを過ごさせてもらっているようで、これからのサマータイムも、楽しみで仕方ありません。

 個人的なことなのですが、同盟サミットを始めてから、みんなと笑ったりコミュニケーションを取ることに、抵抗を感じなくなったような気がします。前よりもずっとずっと、殻に閉じこもる時間が減ったように思います。
 自分の弱さを人にさらけ出すことが怖かったけれど、今はみんなに話すことができて、みんなが頷いてくれることが、ありがたいなと思います。
 同盟のメンバーのみんなとは、サミット以外の時間にも会話することが増えたり、サミットも和やかな雰囲気で、とても居心地が良いです。
 みんなの様子を見ていても、同盟が大切な存在になっているのが感じられて、わたしも本当にうれしいです。
 これからもっと、表現することや伝えることを恐れずに、楽しめるようになりたいです。