【7月号③】「夏キャベツの手入れから収穫まで ―― 定期的な肥料やりの効果 ――」さき

 夏キャベツの収穫が始まりました。収穫が始まった第一弾は四月二十三日に定植したもので、ちょうど二か月で収穫サイズになっています。気温が暖かく、適度に雨が降ってくれたため、生育は順調でした。

 私は、Bチームになってからキャベツを担当したのは初めてで、あまり縁がありませんでしたが、育てるうち、キャベツに魅力を感じるようになりました。

 キャベツは、外葉の充実や、土寄せ、追肥のタイミングが重要ということで、追肥は今回やり方を変えてみました。今までは、種まきから何日目に一回というふうに全三〜四回にわけて行なっていた追肥。しかし、結球にエネルギーをたくさん使うため、今回は多めに二週間に一回は行なうようにしました。  

  

  
 やはり、追肥をして雨が降ると効果は目に見えてわかるようになり、一回り二回りとキャベツは大きくなっていきました。その様子を見るだけで、ものすごく元気が湧いてうれしかったです。

 水やりも、晴れの日が続くときには適宜行ない、水不足がないように心がけました。なかなか水やりのタイミングには悩みましたが、キャベツの顔色をみて、葉の具合をみて、「これは絶対、必要だ」というのがわかってきました。思えば、人間がとてものどが渇いて水を多く必要とするとき、一概には言えませんがきっと野菜も水を欲しているのだろうと感じます。

 こうして、水やりや追肥を重ね、あっという間にキャベツが収穫できるまでに……。久しぶりにあった孫の成長のように、「こんなに大きくなったのか!」というほど、一週間の間で変わっていました。

 初収穫したキャベツを見たとき、それは大きくてきれいで、硬さもちょうどよいキャベツで、本当にうれしかったです。一玉重さをはかってみると、二・八キロあり、重すぎず軽すぎず、よかったと思いました。さっそく、お父さんとお母さんに一玉、りゅうさんとあゆちゃんに一玉プレゼントすると、とても喜ばれていました。  

     
 キャベツができるまで、チームのみんなと、牛肥を追肥したり、草取りをしたり……。規模が大きいので、大変なところはあったけれど、それ以上に得るものは大きかったです。なのはなで育ったキャベツ一玉一玉が、たくさんの人の手に渡り、千切りキャベツやお好み焼きなど、食卓で大いに活躍してもらえたらいいなと思いました。

 最後に、今回の手入れでの反省点を踏まえてまた次作の秋キャベツ、春キャベツもいいキャベツが穫れるよう頑張っていきたいです。