「大斜面」 ゆい

7月10日

 長く続いた雨がやみ、外に出て1日、作業を進められました。
 私は午前中に草刈り、午後は田んぼの草取りをしました。草刈りでは、梅林周辺の大斜面をガッツで刈る2時間半。少し久しぶりに、足腰で踏ん張り疲れる感じがしました。これこれ、と思います。スパイク長靴を履いて、急な斜面の大きな草を刈るとき、私は使命感に燃えています。
「よし、私がここを刈る、そしてみんなを守る」くらいの。別にみんなを守るなんてことはないのですが、私が刈らねば誰が刈る、という使命感に燃えているのです。短時間で刈って、草刈りメンバ-を助けたいという気合いに満ち満ちてきます。

 今日は、さやねちゃんとひろこちゃんと一緒でした。午前中であらかた梅林周辺は刈り終えましたが、(うーん、本来なら完了させられる内容かな)という気がしました。

 汗だくになり、やりきった感で昼食の時間を迎えると、今日はなんと素晴らしいスペシャルメニュー。あゆちゃんやりゅうさんたちが作ってくれたサプライズのイタリアンでした。食堂が緑、白、赤色で美しく飾り付けられ、BGMが流れ、りゅうさんの陽気なイタリアンらしい放送が流れました。
 なのはなでとれたバジルやミニトマトがふんだんに使われた冷製パスタや、アスパラやチーズ、卵が入ったホイル焼き、スープにピーチティー。キャベツのコールスローサラダにもイエローのミニトマトスライスがたっぷりのっていました。見た目も素敵で、最高に美味しく、本当に贅沢なスペシャルランチでした。

 さて、美味しいランチで充電されたあと、午後は田んぼの草取りにまえちゃんやみかちゃんたちと出掛けました。主にヒエをとっていったのですが、十数人で田んぼに入り、頭上あたりをとんぼが無数に飛び交い、足下の水はひやりと身体を冷ましてくれ、最高に気持ちが良かったです。
 隣には誰かがいてくれて、みんなで確実に草を取りながら稲を守り、将来の田んぼに草が生えないように、今やっていることが未来に繋がっているというやり甲斐もあり、とても満たされた気持ちになりました。
 今日はお仕事組さんがたくさんいてくれて、私の隣であけみちゃんがいてくれたり、のりよちゃんやなおとさんが一緒でした。
 この最高に気持ちが良い感じ、のびのびとした空気、本当に嬉しかったです。

 カーブミラー田んぼが予定より10分早く終わり、みんなは石生西田んぼに移動しました。そして私は桃の嫁入りの準備に行きました。一つひとつ、気持ちも頭も切り換えながら過ごすのが、メリハリがついてとても気持ちが良いと思います。こうして力をつけさせてもらえることがありがたいです。

 夜の集合で、お父さんがプランの話をしてくださいました。私はプランがあまり上手に持てません。
 毎日、今だけになるか、はたまた評価を気にする=過去の自分に拘るか、それとも未来を見据えて今を過ごすか。全てを、将来使えるように覚える。こうしたい、こうなりたいというプランを持って、それありきで人間関係も作っていく。
 意志のある自立した人間として、良い人生を作っていくために、この先だけみていくのだと思いました。前向きになっていくと、力がみなぎってきます。