
7月8日のなのはな
第1鉄塔上畑で育てているゴーヤの初収穫をしました。5月24日に植え付けをしてから、45日。
天真爛漫にすくすくと育ったゴーヤは、たくさんの黄色い花を咲かせ、実をつけています。
そんなゴーヤの収穫基準は、30センチ前後。重量は450グラム~600グラムほどになります。
今回、初収穫を迎えたゴーヤはそのど真ん中と言ってもよいくらい、ベストな大きさと重量のあるゴーヤでした。
植えつけた日から今日に至るまで、畑Bチームのみんなと手入れをしてきた時間や、大人数のみんなに助けてもらって追肥や誘引などの作業をした時間。
ゴーヤを育てる過程の中で、このゴーヤの種類である『願寿』という名前の尊さを感じました。
まだ見ぬ誰かの願いが届きますように。ゴーヤを見て、育てて、頂く過程で、誰かが喜んでくれますように。
あんなに小さな種から、ちゃんと芽が出て、子孫を残す為に1本500グラムもある実をつけるゴーヤを思うと、希望を感じます。
ゴーヤの初収穫。ゴーヤを持っているだけで、通りすがるみんながふんわりとした笑顔を向けてくれて、「収穫できたんだね」と喜んでくれて、改めて仲間の存在があるからゴーヤが育ち、私もゴーヤを育てることができるのだと感じました。
夏野菜らしくサラサラと涼しげな葉に、苦みのある深い味わいのゴーヤ。お日様に向かって手を伸ばすように、上へ上へと蔓を伸ばすゴーヤを見ていると私も、前を向いてちゃんと自分の足で立って生きていきたいと思います。
まだ若々しくて、軌道に乗ったばかりのゴーヤですが、今年の夏、なのはなのみんなとたくさんのゴーヤを頂けるように、今後の手入れもしっかり進めていきたいと思います。
(ななほ)
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キュウリが成長し、ビニールハウスの天井に届こうとしています。今日はキュウリの支柱同士の間にすずらんテープを張り巡らせて、アーチ状に誘引していくための準備をしたり、整枝の手入れや、消石灰とクエン酸石灰を使ったうどんこ病対策を行ないました。
最近はコンスタントに毎日、形の整った実が15キロ以上、収穫できており、今朝は今季初めて、20キロ台の収穫になりました。リン・カリ肥料が効いて、大輪の黄色い花がたくさん咲いているハウスの中は、灯りがいくつも灯っているようです。
