「『白河夜船』」 みつき

7月6日

 お父さんお母さん、吉本ばななさんの『白河夜船』を読み終わりました。
 始めの一行から、スーッと物語に引き込まれていきました。
 主人公の寺子の、言いたいことを言えずにいて、思いだけがどんどん募っていく様子。
 眠ることばかりで、ぼんやりとしながら一日を過ごしている様子。
 そして、友だちのしおりの考え方、仕事など……。
 わたしに当てはまるものが多すぎて、共感できることが多すぎて、これは物語ではないのではないか、というようなとてつもない現実味を感じました。
 わたしも、しおりのような存在の人が欲しかったんだなと感じました。
 わたしも、嫌だったこと、うれしかったこと、笑ったこと、気が付いたこと、天気のこと。どうでもいいことでもなんでも、全部話してしまえる人が、ずっとずっと欲しかったです。 誰かの胸の中で、わんわん泣きたかったです。
 あたたかい布団のような、しおりの柔らかい雰囲気や優しさに、わたしも寺子と同じくらい受け止めてもらえている気持ちになりました。
 しおりが居なくなって、寺子は真っ暗闇に居るような気持ちでいたけれど、落ちるところまで落ちて、どこまでも落ちても、そこから前を向いて進んでいけるのだという気持ちへと変化していきました。
 そのとき、わたしも、救われたように感じました。

 寺子のように、わたしも変わりたいです。
 暗闇を抜けた先に見える、鮮やかでまぶしい世界を、わたしも見たいです。
 そのために、今自分ができることに、ただ向かっていくだけなのだと思いました。
 お母さんに、「みつきに読んでもらいたいと思っていたんだ」と言って、おすすめしていただけたことが本当にうれしかったです。
 この本から得られたことも勿論なのですが、それよりも、お母さんの思いが伝わってきて、涙が出そうになるくらいうれしかったです。
 わたしの傷も、わたしの気持ちも、わたしの性格も、全部わかってくださっていて、受け入れてくださっているのだと、はっきり伝わってきました。
 わたしは吉本ばななさんの本が好きですが、この本も、これからもずっと大好きです。

 夜には、久しぶりのセブンブリッジがありました。
 忙しいなかでも、お仕事組さんがたくさんの工夫を凝らしてくださって、血液型チームで戦うのが、とても楽しかったです。
 わたしは前半も後半も好調で、後半には2400点くらいも勝つことができて、自分でも驚きました。何度も一発上がりをすることができたのも、気持ちが良かったです。
 罰ゲームでは、みんなの七夕の短冊の願い事を、ジェスチャーで教えてもらいました。
 面白かったけれど、みんなの願い事は、みんなが幸せになるものだなあと感じて、なんだか心があたたかくなりました。
 わたしも、みんなや、誰かのために、自分の中の神様にも力を分けてもらって、短冊に書いたことを、必ず実現できるようにします。
「自分の気持ちを伝えられるようになります」