「野菜から学ばせてもらえること」 みつき

6月29日

 今日は、えみちゃんのお誕生日でした。
 えみちゃんは、いつも真面目で全力を尽くしていて、その作業に対する姿勢を、わたしは尊敬しています。手先がとても器用で、工作が得意なえみちゃんが作り出すものも、とても綺麗で、それもえみちゃんの魅力だと感じます。
 えみちゃんと話しているとき、えみちゃんが笑ってくれると、本当にうれしいです。
 お誕生日、おめでとうございます。

 もう6月も終わって、7月が始まろうとしています。
 今月は、なかなか日記を書くことができず、すみませんでした。お父さんお母さんに伝えたいことが、沢山あります。

 伝えたかったことなのですが、みんなと野菜を育てていて、みんなからもだけれど、野菜から学ばせてもらえることばかりだと、改めて感じました。
 それぞれの野菜の水やり。キュウリの整枝や誘引。ミニトマトの脇芽摘み。
 作業をしているとき、頭の中は、もう、わたしと野菜だけの世界になったような感覚がします。
 それが、正しいのかは、確かではありません。でも、わたしの心の中にあった自己嫌悪や、過去の苦しみ、後悔。そんなものを、全部、どうでもいいよと、受け止めてもらっているようなおおらかさ。ただただ上に上にと伸びようとする、大きな実を付けようとする、その緑の葉や小さな実の気持ちの真っすぐさ。
 野菜は、育てている人の気持ちが表れるとお父さんが教えてくださいました。でも逆に、わたしが野菜に、気持ちを改めさせてもらっていることばかりだと感じました。

 野菜に教えてもらったように、わたしも伸び伸びと成長していきたいです。
 わたしを受け入れてくれる野菜たちに、わたしも、野菜がずっと安心して成長できるよう、心を使っていきたいと思います。
 作業は身体があれば誰でもできるけれど、心はみんなそれぞれ違います。
 心や気持ちを大事にして、みんなとそれぞれの作物に、向き合っていきたいと思います。

 一昨日のことになるのですが、中玉トマトを初めて収穫して、お父さんお母さんにもプレゼントとして渡すことができて、とてもうれしかったです。
 トマトを採るたびに、どんどん宝物が増えていく気がして、しあわせでいっぱいになります。鮮やかで綺麗なものを収穫できたとき、幼かったころに戻ったかのように、目に映るものすべてがキラキラとして、まぶしいです。
 自分の中に、もっとたくさんの宝物を増やしていきたいです。