【6月号⑬】「夏野菜の定植⑦ 空芯菜 ―― 畑に水を引き入れて、空芯菜の手植え ――」ひろこ

 夏の葉物野菜、なのはなで定番になりつつある野菜。その名は空芯菜。別名、エンサイ。花が朝顔に似ていることから、アサガオ菜とも呼ばれています。河原小畑に第一弾の千三十五株を植え付けました。

 空芯菜は、水が好きな野菜です。昨年、水をはって育てたところ、それがとても良かったという経験から、今年も水を張って育てることにしました。河原小畑は、畑の横を水路が通っていて、その水路から畑に水に入れることができます。水が入ったところであゆちゃんが、田んぼの代掻きのようにトラクターで平らにならしてくれました。


 はじめは畝を立てて植え付ける段取りをしていたものの、水を行き届かせるために、一度は立てた畝を崩したりと、大変になってしまったのですが、たくさんの人がヘルプに来てくれて、植え付けられるまでにできて、とても有り難かったです。

 植え付けは、裸足になって、手植えのようにしました。片手に苗の入ったトレーを持ち、稲を手植えのように泥の中にずぼっと挿し、軽く株元を土寄せしました。歩く通路となるところを作り、畝となるところに、四条、ちどり植えで植え付けていきました。あらかじめ基準となるところに水糸を張ってくれていたので、それに沿って植え付けていくと、綺麗に植え付けることができました。

 
 空芯菜の双葉は、ピースサインの形をしていて、それがとても可愛らしいです。すっとした形の本葉も空芯菜の特徴で、まだ小さな五センチにも満たない苗でも、しっかりと空芯菜というのが分かって、小さくても、懸命に生きているのだということを感じ、虫食いのない綺麗な空芯菜を育てたいと思いました。

 ちょっと早い手植えをした気持ちになって、みんなで「気持ちいい」と言いながらできた定植が楽しかったです。二・三弾は、諏訪神社畑に植え付けました。二千二百三十六株あり、ほぼ畑全面に植わりました。

 潅水のしかたなど、空芯菜にとって、よい環境を作れるよう、力を尽くしていきたいです。次に繋げていけるよう、しっかり管理をしていきます。株数がとても多く、緊張するのですが、十一月まで収穫できるようにしっかり育てたいと思います。

 野菜に、人の気持ちや声が届くものなので、プラスの言葉かけをし、適切な手入れをしていって、空芯菜と共に成長したいです。