【6月号⑩】「夏野菜の定植④ キュウリ ―― ハウス栽培で丈夫なキュウリを ――」しなこ

 夏になると恋しくなる、みずみずしいキュウリ。今年はCチームが担当になりました。例年とは違って、ビニールハウスで育てることになりました。崖崩れハウスの三棟で、二百四十株ほどあります。生育のベストなタイミングで定植をするため、四回に分けて定植をしました。
 
 私は、れいこちゃんと、つきちゃんと、二弾の定植をしました。私はキュウリの定植をするのが初めてで、緊張しましたが、嬉しかったです。定植する前の段階で畝立て、支柱立てが行なわれていて、苗を運べばすぐに定植できる状態でした。
 
 今年の畝の形は水はけをよくするために馬の背型にしています。見た目は標高が高い山のようです。キュウリネットもピーンと張られていて、キュウリのツルがつかみやすいように張られています。れいこちゃんが定植方法を伝えてくれました。
 
 植えるときのポイントは、今後キュウリがしっかりとネットにつかまってくれるように、ネットの近くに植えます。アミノ酸入りの水で底面給水した苗を植えていきます。キュウリは浅植えです。植える時に、「根の匂いを嗅いでみてください。キュウリの匂いがします!」とれいこちゃんが教えてくれました。
 
 ポットから取り出して匂いを嗅いでみると、
「わぁ~!!」
キュウリでした。

 つきちゃんも私も感動しました。葉よりも根の方がキュウリの匂いがしていて、びっくりしました。定植される株は本葉4枚ほどの株です。茎や葉の裏に産毛のようなものがしっかりとついていて、元気な苗たちでした。丁寧に、でもテンポ良く植えていきました。

 キュウリの植えつけが終わってから、ハツカダイコンの種を蒔きました。なぜハツカダイコンか? というと、ハツカダイコンはキュウリにとって大切な役割を果たしてくれます。ハツカダイコンはコンパニオンプランツで、ウリハムシ対策になります。キュウリの周りでハツカダイコンを育てて、ウリハムシを寄せ付けない作戦です。
 
 ネットから10センチ離れたライン上に20センチ間隔で種を蒔いていきました。育ってきたらキュウリをガードしてくれる予定です。種は小さいのですが、「芽が出ますように」と思いながら蒔いていきました。種まき後はたっぷりと水をやって定植が完了しました。
 
 今年のキュウリは節なり型で、黄色いかわいい花も咲いてきています。ハツカダイコンも芽を出しています。ハウス内は温度が高くなるので、暑すぎないように対策も行なっていきます。元気に育って、美味しいキュウリができるように、チームのみんなで育てていきたいです。

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ゆく野菜、とれる野菜

太陽と相談しながらの定植ラッシュは、まだまだ続きます。
5月には、マクワウリ、サンカクメロン、オクラ、レタス、キャベツ、そして種ショウガの植え付けも行ないました。

一方、幼稚園西畑で育てていたニンニクが収穫を迎えました。
昨年10月に植え付けたニンニクはどれも立派に成長しており、天日干しをして貯蔵しました。