「梅、梅」 なつみ

6月23日

 今日は、河上さんと、みんなが収穫してきてくれた梅の選別や、梅の加工に向けての準備をしました。

 ロスを開けて梅のコンテナを持つと、フワーッと爽やかな、それでいて甘い梅特有の涼しい香りがして、まだ作業はこれからなのに、頂けるのが楽しみになりました。

 選別するのは、約20コンテナ。
 約200キロ以上ある梅を、3時間30分で、梅サワー、梅ジャム、梅干しの3種類に分けたボールに入れていきます。
(うーん、これは梅干しかな、梅ジャムかな…。うーん)
 と悩んでいたら、あっという間に時間が無くなります。
 河上さんが、
「3秒悩んでも、10秒悩んでも、10分悩んでも同じ。1個に悩むのは、3秒まで」
 と、話してくださり、自分が「この梅はコレだ!」と思ったら、それ以上は迷わずに、次の梅へ。
 ひたすら梅と向き合っていると、すこし産毛が生えた、でもスベスベと柔らかい肌が、とてもかわいらしいなぁと思えてきます。

 選別していると、傷んでいる梅が出てきます。
(この傷さえなければ、梅干しにできたのに)と思うような梅に出会うと、河上さんが、
「梅好きとしては、悲しい」
 と言っていて、それを何回も聞くと、わたしも、だんだん悲しくなってきて、だんだん、梅に特別な気持ちを持ち始めるから、不思議だなぁと思います。
 梅を食べたわけじゃないのに、河上さんと一緒に作業していたら、梅がすきになりました。

 午後には、梅サワー用にビンを4つ、梅干し用に漬物樽を2つと重石を用意して、すこしだけ台所さんのお手伝いもさせてもらいました。

 今日、教えてもらった1つは豆腐の切り方です。
 豆腐は、まず縦に半分に切ります。
 次に半分になった豆腐を縦にして、高さを2等分にします。
 わたしは今まで、包丁を横に入れて、高さを2等分していたので、「豆腐を縦にする」という発想に感動しました。とても切り易かったです。
 最後は、また豆腐を縦から横に戻して、食べやすいサイズに切って完了。
 少し時間を置く場合は、豆腐から水が抜けないように、ボールと笊を使って豆腐を水につけておきます。

 わたしは台所作業について知らない事ばかりで、教えてもらうために、台所さんの手を止めてしまうことが多かったけれど、まよちゃんが、「手伝ってくれて嬉しかった」と言ってくれて、少しでも役に立てたみたいで、わたしも嬉しくなりました。
 河上さんも、まよちゃんもなっちゃんも、嫌な顔せずに、一つ一つ、わたしにもわかるように丁寧に教えてくださるのが、本当にありがたいなと思って、しっかり覚えて、わたしも、伝えられる人になれるように、精進します。

 今日も1日ありがとうございました。
 みんなのじゃが芋堀の話、とても嬉しかったです。
 昨夜は、やよいちゃんがマクワウリに実が付き始めていると教えてくれて、本当に、夏になるのが、ワクワクするなと思います。