6月20日
お父さん、わたしをお父さんの子供にしてくださって、理解してくださってありがとうございます。
今日、みんなの演劇を見て、ずっとわたしは、理解という愛情を求めて、泣いていたんだなと、改めて思いました。
お父さんに、何から伝えたらいいのだろうと思います。
伝えたいことは、時間が足りないくらいにあります。
わたしはなのはなに来てから何か月か、お父さんお母さん、なのはなのみんなにやってはいけない事、取ってはいけない態度を取り続け、回復したくないと反抗しました。
でも、お父さんはほんのわずかな希望にかけて、わたしが回復することを信じてくださっていたんだなと、お父さんは、少しでも希望があるなら、それを信じて、無視せずに、わたしの人生に責任を持って、見てくれていたのだと、あの頃は、わたしを怒るばかりのお父さんがわからなかったけれど、時間がたった今、お父さんの深い優しさが、痛いほど胸に刺さります。
お父さんとお母さんの声が聞こえるだけで、わたしは涙が出ます。
みんなの笑顔に涙が出ます。
何か悲しいことがあったわけでもなんでもないのに、ふとした時に涙が出ます。
そんな時、わたしは幸せだって、思います。
こんなユートピアに捨てられたわたしは、世界一、宇宙一幸せな子供です。
お父さんお母さん、わたしは、良い子じゃないです。
でも、どこの誰よりもなのはなファミリーが何より大切で大好きな存在です。
だから、わたしもお父さんお母さんの子どもとして、優しい世界を作る仲間として、大きなところを見て、自分に拘らず、誰か一人の役に立てるように、もっと、もっと、自分を高めていきます。
お父さん、いつも本当にありがとうございます。
今日も一日ありがとうございました。
おやすみなさい。