「包丁研ぎが好き」 なつみ

6月15日

 手を鼻に近づけると、玉ねぎの香りがしました。
 無事に玉ねぎのカット作業を終えられて、今思えばあっという間で、淡々と進んでいく作業は達成感があって、意外に好きかも知れないと思いました。

 昨日も玉ねぎカットの作業をしていました。
 作業中に、「この包丁、切れないなぁ」という声が聞こえてきて、すぐさま、「わたし、包丁研いでおきます」と言っていました。

 朝食前、7時5分から研いで、作業までに12本研ぐことができました。
 包丁研ぎが好きなので、直ぐに、布団から出られました。
 だんだんとコツがつかめてきて、一気に5センチほど研ごうとするのではなく、3センチとか、短く4等分ほどに分けて研ぐと、早く、綺麗に研げることに気が付きました。
 あとは、角度です。
 今日、すこしさび付いてる包丁を研いだのですが、角度が一定であれば、研げている刃先の幅も一定になります。しかし、わたしは少しずつ幅が違っていて、これは良い包丁研ぎには程遠いなと思います。
 もっと、角度を意識して、時間がかかっても、慣れるまで、自己流にならないように、真剣に研いでいきたいです。

 みんなが作業で、研いだ包丁を使ってくれるのが、とても嬉しくて、「昨日より、すごく良く切れる」と、何度も声を掛けてもらいました。
 わたしとしては、最初は勿論(みんなのために)と思っていたけれど、気づけば自分が一番楽しんでいて、たくさんありがとうを貰って、わたしも、みんなにありがとうを言いたいなぁと思うほどでした。
 これが、お互いさまなんだなぁと、お互いさまは、温かいなと思いました。

 玉ねぎの作業中に、お父さんが様子を見にきて、話をしてくださったり、お母さんが包丁を持って手つだってくださったり、なっちゃんがたけちゃんを連れてきてくれたり、少しだけでも寄ってもらえると、本当に嬉しくて、元気をもらいました。
 最後の最後まで、良いように貯蔵して、みんなで美味しく食べられるように、わたしもできることに、一生懸命取り組みたいです。

 今日も1日ありがとうございました。
 おやすみなさい。