6月14日
「竹を運ぶ人がダラダラしていたら、竹を結ぶ人の気持ち、全体の気持ちが落ちる。
逆に、竹を運ぶ人がキビキビと動いたら、竹を結ぶ人も(よし、やるぞ)と思って、全体の気持ちが上がる」
わたしは、作業する一人として、空気を作る責任を果たせてきただろうか、自分が、自分がと、我を出していなかっただろうか、ちゃんと、リーダーさんに沿って、動けているだろうか。
お父さんのお話を聞いて、わたしはまだまだ、責任感や正義感が足りないと思いました。作業していると、やはり、一人ひとりスピード感が違うことを感じます。
その中で、常に、自分の最高の力を出すというのが難しく、遅い人にペースを合わせてしまい、グズグズになってしまうことも少なくありません。
では、どんな時に自分が、全力で動けているかというと、それは、リーダーさんが全力で、一生懸命に作業に取り組んでいる姿、(高い質で作業をしたい)(絶対に終わらせたい)そんな気持ちを感じた時だと思います。
わたしはいつも、引っ張ってもらってばかりだと思います。
自分から発信することがない、あったとしても少ない。
これでは駄目だと、変えなければと、気づかせてもらえてありがたかったです。
話はこの前のハウスミーティングのことになるのですが、書き忘れていて、書きたいことがあるので、書かせてください。
お母さんが、「みつきは優しいから、だからなつみをシスターにつけたんだ」と話してくださりました。
わたしも、みつきちゃんは元が優しいと思います。毒というものが、みつきちゃんの中には、一切ないんだなぁと感じます。
シスターをする中で、わたしができていないところは山ほどあって、とても不出来なシスターだったのですが、みつきちゃんはずっと、「なつみちゃん、なつみちゃん」と言って声を掛けてくれて、沢山話をしてくれて、いつも、みつきちゃんの笑顔と優しさに助けてもらいました。
わたしはその優しさを自分の中に入れて、使ってこなかったと思います。
インプットするだけして、アウトプットしていないです。
この考えはあっているかわからないけれど、わたしの中には、自分の中で作り上げたバイキンマンのアイデンティティが、まだあって、毒があるなと思います。
だから、その毒を、みつきちゃんからもらった、いっぱいの優しい気持ちをみんなに使って、自分のものにしていきたいです。
そうしたらきっと、笑うようになったみつきちゃんをわたしが跳ねて喜んだように、みつきちゃんも、喜んで、嬉しく思ってくれるのかなと、そう思うと、バイキンマンとも戦う気になってきました。
優しさ120パーセントでいきます!
今日も一日ありがとうございました。
おやすみなさい。