「チガヤウサギ」 さくら

6月3日

 れいこちゃんが運転できるようになったと聞いて、とても嬉しかったです。昨日、れいこちゃんと畑の見回りにいくとき、これが一緒に歩いて見回りにいける最後になるかもしれないと思うと寂しかったですが、れいこちゃんが「一緒に軽トラで見回り行こうね」と笑顔で言ってくれて、嬉しかったし、私も私にできる精一杯でチームの役に立ちたいと思いました。
 午前中はニンジン約100本を収穫しました。うなぎとり中の畑に行くまでの道で、いいとこ下畑から保育園東畑にかけてチガヤがたくさん生えていて、それがウサギの耳にできそうでした。帽子につけるのは難しくてすぐ落ちてしまったのですが、みつきちゃんが「ラッピングに使ったら良さそうだね」と言ってくれて、作ってくれたのがとても可愛くて、チガヤウサギが10個に1匹嫁入りすると聞いて嬉しかったです。
 ニンジンが10本に1本くらいは抜かれまいとしていて、葉っぱだけパキっと取れてしまいました。残った根は手スコで掘りました。葉だけとれてしまうニンジンは又割れしていました。お父さんが話してくださったように次は石のない畑で育てたいと思いました。

 午後は父の日の会の準備をしました。はじめはしなこちゃんと2人で、しなこちゃんのエピソードの練習をしました。話し方を細かく教えてもらって、より忠実にしていけるのが嬉しいです。最後の言葉も一緒に考えさせてもらって、私の方も一緒に考えてもらえて、嬉しかったです。
 大声を出して再現してみるのが怖くて昨日は小さな声でしかできなくて、小さな声だと全然再現できなくて、みんなに伝えられませんでした。今日はまず押し入れの布団の隙間に向かって声を出しました。怖さが薄くなって居室の中で声が出せるようになって、こんな感じというのが伝えることができて、昨日より進んで良かったです。

 お母さんが、器の大きさは湯呑やお茶碗やプール、人によってそれぞれだけど、苦しさの水がその器からあふれてあっぷあっぷだったのはみんな一緒なんだ、他の人と比べて自分はそんなに苦しくなかったとか、特別苦しかったとか思うのは偉そうでそれはお母さんの一番嫌いな、私達を苦しめてきた価値観からくる偉そうなところだと話してくださいました。人と苦しさも競争してしまうのが、まだあって、優越感や劣等感を感じて苦しくなります。

 私はなにかできないといけないと思う気持ちや、できる自分を見せようとするところがあると思います。集合に一番に来て笑顔で「はい!」とすぐ動く。なにができてもできなくてもそうありたいです。夜の洗いで、私は右シンクの洗いで、つきちゃんが隣で右シンクのすすぎなのですが、今日は2人で「笑顔で洗い」をテーマにしてやりました。いつもの順番で、湯呑を洗って、おつわんを洗って…。おつわんに向かって笑顔でいるのはちょっと可笑しくて笑ってしまったのですが、心は笑顔で気持ちが良かったです。

 明日の朝はCチームのみんなとニンジンスティックの配膳をします。そのときに、みんなで頭にオオキンケイギクをつけて配膳します。ニンジンスティックにも野花を添える予定です。楽しく美しく配膳できたらいいなと思います。