「私たち選手も田んぼに」 しなこ

5月30日

 今日は年に一度しかできない手植えを家族みんなでしました。
 いい天気で、お昼を挟んで、ピクニック気分も味わえた田植えが楽しかったです。

 午前11時10分に光田んぼに集合。
 田植えですが、負けられない戦いがありました。
 機械植えをするお父さん VS 手植えをする私たち。
 どちらが早く植え終わるかを競争しました。光り田んぼ下ではお父さんが機械植えをしてくださって、上で手植えをしました。
 会場に行くとお父さんたちはスタンバイされていました。試運転をしてウォーミングアップをされていて、お父さんの気合を感じました。
 私たちも負けていられません。あゆちゃんが提案してくれて、背の低い人と高い人を交互で並んで、歩幅が極端に違わないようにしました。

 昨日や始まる前に、どちらが勝つかというアンケートがありました。私は手植えが勝つ方に手をあげました。機械が速いというのも思っていましたが、大人数のみんなの力で勝ちたい、という気持ちが強かったので、強気でいきました。
 私たち選手も田んぼに入場しました。
 実は田んぼに入るのは少し怖かったです。先週のどろんこ運動会のときに、足の裏を負傷してしまって、また刺さるのではないかと思うと、少しゾクッとしてしまいました。でも、1年に1度しかできない田植えを、逃がしたくはなかったので、今日は靴下を履いて臨みました。少しはカバーできるのではないかという、きもちです。

 お母さんが全体を見てくださいました。お母さんの手植えで勝ちたい、という気持ちが伝わってきました。「絶対に勝つぞー!」のお母さんの声で、みんなで「おー!!」と言って、試合が始まりました。
 永禮さんも来てくださって、あゆちゃんと一緒に水糸を張ってくださいました。お母さんがタイムコールをしてくださって、10秒で自分の範囲を植える目標で進んでいきました。

 なのはなでは、全員で畝の端に1列に並んで、水糸を張って、丸ぽっちがついているところに3本で植えていきます。そして向かい側の畦に前進しながら植えていきます。
 最初は10秒コールがとても早く感じました。
 久しぶりで、苗を千切るのも上手く千切れなくて、お母さんのコールも迫ってきて、アタフタしてしまいました。でも、私の隣にならんでいたのは、のりよちゃんとまよちゃんで、2人が素早く苗を植えてくれて、コールに間に合いました。
 最初はアタフタしていた私でしたが、植え続けているうちに、苗も千切れるようになって、10秒もそれほど短くは感じませんでした。
 途中で水糸が切れてしまうハプニングがありましたが、植える時間を10秒から8秒に変更して、ロスタイムを挽回しました。
 お母さんが「今ちょっと危ないかも」などと、お父さんの進み具合と手植えチームの進み具合の進行状況を知らせてくださって、私は少し焦る気持ちもありましたが、あゆちゃんが「大丈夫だよ。次行くよ!」などと、心強い言葉をかけてくれたので、まだまだ、これからだ! という気持ちでひたすら植えて前に進んでいきました。
 みんなも必死で、「苗くださーい」と呼びかけていて、苗がどんどん送られたり、投げてくれました。
 途中でまっちゃんが、お父さんに話しかけて邪魔をする作戦をお母さんが考えて実行しましたが、失敗だったようでしたが、まっちゃんは嬉しそうでした。

 ひたすら植えていて、気づいたら、向こう側のあぜが近くにありました。お父さんの姿も見えるようになっていて、お父さんの絶好調な姿が見えました。
 あと少し、というところで、苗が足りない、となりました。
 みんなで苗を分け合って、まわして植えていきました。
 お父さんは、すでに植え終わっていて、お父さんの笑顔が見えました。
 1列、2列くらいの差だったのではないかと思って、すごく惜しかったです。
 勝負には負けましたが、手植えをするスピードが昨年よりも速かったと思います。あっという間に終わっていたように思います。

 試合が終わって、「足洗って、池に行ってお弁当食べよー!」とあゆちゃんが声をかけてくれて、みんなで池上に移動しました。
 池のところに行ったのは、初めてで、広い池がありました。高いところにあるので、眺めはとてもよかったです。
 お昼はみんなでお弁当をいただいて、池に向かって叫んだり、池の中にいる鯉に向かって一言をみんなで回してました。鯉には、「元気ですか?」「美味しいから揚げあげないよ」など、おもしろい発言もあって、おもしろかったです。
 お母さんからのサプライズもあって、みんなでアイスを食べたのも美味しくて嬉しかったです。

 休憩後は池下田んぼでの手植えでした。
 池下田んぼでは、昔ながらの植え方をしました。
 永禮さんが大きな三角定規のような道具を作ってくださって、最初に1条植えたら4条あけて植えていくのをしました。次に進む方向を90度変えて先に植えた苗のラインを揃えるように目測で植えていきました。自分達は後ろ向きで進んでいきました。自分の足跡を消していくようにして植えていきました。
 後ろ向きで進んでいくのが、自分は難しかったです。自分だけかもしれないのですが、体勢が不安定になってしまって、こけそうでドキドキしていました。
 真っ直ぐに植えていくのも難しくて、手元だけを見て植えていくと、全体を見渡したときに少しずつずれてしまっているのがわかって、難しかったです。途中で軌道修正して、真っ直ぐに近づけながら植えていきました。
 初めての植え方で、昔の人の方法も知ることができて嬉しかったです。
 池下田んぼではホウネンエビも見ることができて、今年も豊作になってくれると嬉しいなと思います。
 家族みんなで手植えができて、楽しくて嬉しかったです。

 

 自分のことになりますが、今日は誕生日でした。
 誕生日の日にみんなで田植えができたのも嬉しかったです。
 みんなから沢山のお祝いの言葉をいただいて、嬉しかったです。
 食堂ではバースデー黒板がかわいく素敵に描かれていて、朝食では、さくらでんぷがハート型に盛り付けられていて、食べるのがもったいないくらいでした。みんなの気持ちが嬉しかったです。
 みんなが許してくれて、いいところを見てくれているのが、ありがたくて、仲間として受け入れてくれているのが本当に嬉しかったです。
 お父さんとお母さんからは、私の課題を話してくださって、正直にいうと、心にぐさっくるものがありましたが、それが今の自分なんだということを感じて、直していかなければいけないと思いました。
 結果を求める。メリハリをつける。早く手を打ちすぎない。喜怒哀楽をもっとつける。心躍る読んでおもしろい日記を書く。
 課題をクリアしていけるように、成長していきます。
 お父さん、お母さん、いつもありがとうございます。