「遊ぶ楽しさ」 えみ

5月23日

*泥んこ運動会
 今日は、日曜日でりゅうさんやお仕事組さんもいてくださって、家族そろってどろんこ運動会ができて嬉しかったです。
 あゆちゃんたちが前日などに準備をしてくださっていて、今年は新種目もあるということもちらっと聞いていてわくわくしていました。実際、どの種目も見ていてもやっていても楽しくて、半日の時間が本当にあっという間に感じました。
 今年は全6チームの対戦で、私はかにちゃんリーダーの緑チームでした。出発前にお母さんがそれぞれのチームにひものついた短冊を配ってくださり、それを髪に結んだり、絵具でかにちゃんがチーム一人ひとりにペイントをしてくれたりして、それだけで気合が入ったなと思います。
 
 池下田んぼに到着し、お父さんの開会宣言があった後、あけみちゃんやしほちゃん、りゅうさん、ひでゆきさんのユーモアある選手宣誓でどろんこ運動会が始まりました。
 田んぼの畔際にみんなで広がって並び、準備体操をしている時から、みんなのわくわくに満ちた笑顔に包まれていて、それだけで幸せな気持ちになりました。
 1種目目は、恒例のどろんこ相撲でした。対決するチームは、リーダーさんがくじを引いてくれました。緑チームはなんとトップバッター。白チームと対戦でした。緊張する間もなく、田んぼの中に足をつけることになりました。それぞれのチームで出場する順番を決めたのですが、私は7番目でまちちゃんが相手でした。正直まちちゃんは明らかに強そうで、一瞬ひるんでしまいました。
 
 緑チームは幸先がよくなくて、最初の5人はみんな相手チームに負けてしまいました。運よく私の前だったひろちゃんが勝ってくれてよかったのですが、それでも、ここで自分も勝たないと! と思いました。
 まちちゃんと組んで、はっけよい、のこった!で始まりました。何とか踏ん張ろうと頑張ったのですが、斜めに傾いて先に泥の中についてしまい、負けて悔しかったです。まちちゃんの足腰の強さには圧倒させられました。
 最後、なおとさんが勝ってくれて、結果緑チームは2対7でした。
 少し悔しかったけれど、他のチームの試合を見ているだけでも面白くて、印象に残る試合がいくつもあったなと思います。特にけいたろうさんとひでゆきさんのペアや、やよいちゃんとまえちゃんのペアが印象的でした。
 
 2種目目は、チャンバラ合戦でした。これは、私は去年も負けた記憶があって、コツがあまり分からないなと思っていて、ちょっと不安でした。今年はゆずちゃんと対戦させてもらったのですが、負けてしまってこれまた悔しかったです。他のみんなの試合を見ていると、何も考えずにバシバシ打つというよりは、相手の不意打ちを狙って一発で決めるのがポイントなのかなと思いました。緑チームではひろちゃんが綺麗に面を決めていて、かっこよかったです。

 3種目目は、騎馬戦でした。今年は全3回戦あって、私は1回目と3回目で下の土台にならせてもらいました。去年は上に乗っていたので下の人がどんな感じなのかは分からなかったのですが、想像以上に踏ん張らないと上の人を支えられないんだなということを感じました。緑チームは特に他のチームから狙われやすくて、1回戦目は簡単に崩されてしまいました。2回戦目でよしえちゃんが上の時、私は外から応援していたのですが、よしえちゃんが何度崩れそうになっても、落とされそうになっても、頭からどろどろになっても、毎回起き上がり、踏ん張っていたのがすごくかっこよかったです。気づいたら思い切り声を出して叫んでいて、そのことに自分もびっくりしたのですが、とにかく見ていてもハラハラする試合でした。みんなの粘り強さには本当に驚いたし、そんな力強いみんなの姿を見ると自分まで嬉しい気持ちになりました。

 4種目目は、全チーム対抗のリレーでした。この時になるとみんなどろどろで、誰が走っているのかも分からないような状況だったけれど、とにかく思い切り、足を取られながらも走り、応援した時間が嬉しかったです。後でビデオをみんなで見た時には、みんな泥の中で走っているとは思えないくらい足の回転が速くてすごいなと思いました。
 
 今年は、新種目で「タイヤ取り物語」という競技がありました。運動会の時の竹取物語のタイヤバージョンだったのですが、これは嫌でも全身ドロドロになる競技だなと思いました。全部で7つのタイヤが用意されていて、自分たちの陣地に相手チームよりも多くのタイヤを引き込んだチームの勝ちでした。
 私は2回戦目に出させてもらったのですが、3つ陣地に入った状態であと1つ獲得すれば勝ち!というところで、相手の青チームと接戦になりました。10人が団子になって1つのタイヤにしがみつき、中心のラインすれすれで、どちらも相手にもっていかさないように必死でした。1人、タイヤの上にずっしりと乗っている人がいたのですが、顔が見えず、誰だろうと思いながらもかまわず必死にタイヤを引っ張り続け、ギリギリだったけれど勝てた時にはすごく嬉しかったです。後から、顔が見えなかったのはなおとさんで、私はりゅうさんかなと思っていたのでびっくりしました。

 最後の競技は、おじいちゃんもお母さんも永禮さんも参加してくださっての、お楽しみのゲームでした。ボール、フリスビー、貯金箱の3種類のアイテムを投げ込んでくださって、それをキャッチした人のチームに得点が入るというものでした。
 緑チームは、何とそれまで最下位で、5位との差は7点もありました。最大3点の得点のものもあり、挽回のチャンスでした。私は結局1つもとれなくて、やっぱり罰ゲームは免れられないかもと思ったのですが、ふたを開けてみるとなおとさんやよしえちゃんが貯金箱を2つもとっていて、他にもボールやフリスビーで合計11点が入り、何と順位が青チームと逆転してしまいました。ちょっと青チームには申し訳ないなという気持ちにもなったのですが、最後の罰ゲームもみんなで楽しめて嬉しかったです。

 競技自体も楽しかったけれど、最後の15分間の自由時間が何より楽しかったなと思います。
 ちさちゃんが急に、「まだ水色が残ってるー」と私のTシャツを見て言い、急に相撲を取ることになって、頭から泥だらけにつかったことで一気に気持ちが吹っ切れました。その後は目があった人と手当たり次第相撲をとったり、みんなで手をつないで思い切りダイブをしたりして、今まで求めていたような遊ぶ楽しさを感じたなと思いました。
 半日が本当にあっという間で、泥の中にいたのも遠い昔のように感じるのですが、とびきり楽しかった、ということだけは言い切れるなと思います。
 来週からは田植えも始まるそうで、またみんなと手植えができるのも楽しみです。
 今年のお米が豊作になりますように。

 読んでくださりありがとうございました。