
〇田んぼの代掻き
昨日は、お父さんとまえちゃんとどれみちゃんが、明日どろんこ運動会をする池下田んぼの代掻きをしてくれました。
今日は、田植え機の準備をお父さんチームが、代掻きを、永禮さんチームと須原さんチームで行いました。
私は最初に、まえちゃんと、カーブミラー田んぼ、那岐山三反田んぼ、諏訪神社奥の田んぼの見回りに行かせてもらいました。
まえちゃんが「10時半に水を止めに来ようかな」「那岐山三反の次にここに来ようかな」「ここは2番目(代掻きをする順番)だからもうちょっと水を入れようかな」、と田んぼの水の入り具合、土が水から出ている具合を見て言っていました。
カーブミラー田んぼでは、排水口の近くを水が通りやすいようにして流れを早くしていました。まえちゃんの後ろをついて畔を歩いているとき、田んぼの中を見ると、アマガエルが3匹、気持ちよさそうに平泳ぎしていました。
光田んぼ下と上を須原さんが代掻きしてくださいました。
私は、まえちゃんと一緒に畔塗りをしました。裸足で田んぼに入りました。ガ―――と須原さんがトラクターで代掻きをしている音だけがしていました。
まず畔に土をつけて、鍬や鋤簾で塗っていきました。
しばらく塗っていると、ときどき「クククク、クククク」とカエルの鳴き声がしました。ガ―――、クククク、たまになのはなのみんなが畑に向かって歩いている音や、りゅうさんの声、みんなが「須原さーん」と呼ぶ声がしました。今日の代掻きに来てくださった永禮さんや、通りかかるみんなが手を振ってくれました。

永禮さんが朝から来てくださり、1日、那岐山三反田んぼ、諏訪神社奥田んぼ、交番先田んぼ、カーブミラー田んぼの4枚を代掻きしてくださいました。
まえちゃんと畔塗りをしていて、前に永禮さんから畔塗りのやり方を教えていただいたことを思い出しました。きっとその日のことを永禮さんも覚えていてくださっていると思いました。
地域の方も代掻きや田植えをされていたり、軽トラに苗が乗っているところを見ました。これから田んぼが始まって、裸足で行う田んぼの作業が楽しみです。
(さくら)


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〇桃の袋かけ
本摘果が終わり、桃の袋かけを開始しました。
袋かけの目的は主に、病害虫から桃の実を守ること、外観を美しく仕上げること、の2つです。
岡山県ならではの白く美しい桃にするために欠かせない作業です。
この日は開墾17aの加納岩白桃に、2重タイプの袋をかけていきました。
桃の袋は、品種によって相応しい袋を使い分けますが、加納岩白桃は肌が弱いので、この2重袋がいいのです。
はじめに、メンバーに、やり方を伝えさせてもらいました。
一番のポイントは、袋の口をしっかり閉じることです。
針金の止め方や、どれくらいの密度でかけていくかということ、かけない実は硬核期が明けてから摘果をすることなど、伝えたいことはいろいろありました。
それぞれ真剣に作業していましたが、その中に、楽しさや面白さがあるのを感じました。
4年生の加納岩白桃には、それぞれ300~400の袋がかかっていきました。
袋がかかった木は、カラフルで、気持ちが華やぎます。
これから、虫や病害虫がつかない間に、精力的に袋かけを進めていきたいです。
(あんな)
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〇ゴーヤの畝立て&支柱立て
連日続いた雨も一段落し、朝から太陽が明るく光り輝いていました。
畑の土も乾いたところで、朝食前は畑Bチームのみんなとゴーヤの畝立てに向けて畝のライン引きをしました。
今年、ゴーヤは第一鉄塔上畑の5アールに植えつける予定です。全23畝分、道路と垂直になるように美意識を持って、真っすぐラインを引いていきました。
そして迎えた、午前。リーダーのやよいちゃんが細目にタイムコールをしてくれて、スピードを意識しながら畝立てをしました。畝は異常気象の暑さに耐えられるよう、できるだけ高畝に。ウリ科の野菜は水はけが重要のため4、畝の形はかまぼこ型にしました。
ただひたすらに、夢中で畝を立てていく、と顔をあげる度にみんなの清々しい笑顔があり、汗をかけばかくほど、身体がスッキリしていくのを感じました。
畝が半分立ったところで、やよいちゃんが穴あけドリルで支柱立て用の穴をあけてくれて、それを追うように縦竹を穴に差し込む人、かけやを使い竹を打っていく人、篠竹で支柱の根元部分を土で固めていく人。流れ作業で作業が進んでいきました。
約1時間半で、畝立ても終わり、縦竹も畑の半分まで切りよく立ち、とても達成感を感じました。
そして午後からは、やよいちゃんとバトンタッチしてあけみちゃんが穴あけドリル。土曜日でお仕事組さんもいてくれる中、大人数で支柱立てをしました。
縦竹が立ったところから、今度は横竹を運びます。横竹は1本が6メートル以上あり運ぶのも気をつけなければならないのですが、みんなと横竹を肩に担いで運んでいくと、100本ほどの竹があっという間に畝間に置かれていきました。
そして、お楽しみの横竹結び。「4人クワトロになって、抱っこちゃん結びと八の字結びをしてください」。やよいちゃんがそう話してくれて、4人クワトロチームが結成されました。
私ははるかちゃん、りんねちゃん、なつみちゃんと一緒に縦竹に横竹を固定していったのですが、「ここ結べました」「次行きます」「ここ押さえています」と至る所からみんなの明るい声が聞こえて、その中にいるだけで心が弾みました。
時間を意識しながら、4人チームで助け合って横竹を固定していく時間はとても楽しく、周りのどこを見渡してもみんなの真剣だけれど、楽しそうな笑顔がありました。
今日は横竹を固定するところまでが目標だったのですが、やよいちゃんのタイムコールと、みんなの一生懸命さで、ネットの仮止めまで終わらせることができました。
最後、「ありがとうございました」とやよいちゃんが満面の笑みで言ってくれて、その笑顔にみんなでできて良かったと心から思いました。明日はネット張りの続きと畝の真ん中に肥料を入れる予定で、続きの作業もみんなと一緒に頑張ります。
(ななほ)
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